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2024年10月の読書メーターまとめ

選り草
読んだ本
2
読んだページ
1066ページ
感想・レビュー
2
ナイス
66ナイス

2024年10月に読んだ本
2

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

選り草
色々な理由で学校に登校出来なくなった子供達の物語。 辻村深月さんは傲慢と善良でシリアスなイメージだったが、今回は心理描写はそのままにファンタジーな仕立て。読むほどに引き込まれる。前半の同級生への嫌悪や恐怖を感じる場面はあたかも映像を見たかの様に鮮やか。教師や母親になど、周囲の大人達に対する主人公のリアルな悲しみが。特に後半、各自の闇が暴かれていく場面は苦しくて、顔を背けたくなる。彼らの親の話は、私も心当たりのある場面が…。 最後、伏線回収のおまけ付きで、とてもキレイな物語として完結する。納得の一冊だ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
2

選り草
色々な理由で学校に登校出来なくなった子供達の物語。 辻村深月さんは傲慢と善良でシリアスなイメージだったが、今回は心理描写はそのままにファンタジーな仕立て。読むほどに引き込まれる。前半の同級生への嫌悪や恐怖を感じる場面はあたかも映像を見たかの様に鮮やか。教師や母親になど、周囲の大人達に対する主人公のリアルな悲しみが。特に後半、各自の闇が暴かれていく場面は苦しくて、顔を背けたくなる。彼らの親の話は、私も心当たりのある場面が…。 最後、伏線回収のおまけ付きで、とてもキレイな物語として完結する。納得の一冊だ。
が「ナイス!」と言っています。
選り草
江戸末期の浮世絵師、歌川広重の生涯ストーリー。葛飾北斎や歌川国貞などの同時代に活躍した浮世絵師がいる中で、広重は名所絵で名を上げる。広重は人でなく風景を主役にしたかったのだ。 浮世絵は1人で作るものでは無く、浮世絵師、彫師、摺師、そしてそれをまとめる版元もいる。だから時には作りたくないものも作らないとならない。 妻の加代、版元であり教育役の喜三郎、売れてない頃から広重の絵を認めてくれる友の武左衛門や弟子の昌吉も良い。震災後の江戸を元気付けようと、記憶に残る街を浮世絵で復活させる広重も好きだ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/03/13(5372日経過)
記録初日
2010/03/06(5379日経過)
読んだ本
40冊(1日平均0.01冊)
読んだページ
13637ページ(1日平均2ページ)
感想・レビュー
39件(投稿率97.5%)
本棚
3棚
性別
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