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2024年4月の読書メーターまとめ

キートン
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感想・レビュー
42
ナイス
272ナイス

2024年4月に読んだ本
42

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

キートン
ネタバレ小説という仕事で重要な役割を持ちながら、縁の下の力持ちに徹する部署が校閲部。新頂社の校閲部に所属する九重さんや後輩・OBといった人々を通じて、校閲の仕事について紹介したエッセイ的漫画。 以前、図工の授業で描いた絵を先生が訂正し、その瞬間私の絵では無くなった、というエピソードがあったが、小説でも作者さんの作品を受け入れるも、それでいて作品を否定せずに、気になる部分については指摘しなくてはならない。 小説や作家さんの作品が好きということも大切だろうが、決してそれだけで務まる仕事ではないということがよく分かる本
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

キートン

先日、子供の頃から行っていた地元の図書館が移転のため閉館するとのことで、イベントに参加。 本だけじゃなくて、映像コーナーでビデオやLDを観たりと、色々と遊んだなぁ。 新しい図書館はどんな感じになるんだろ?。

先日、子供の頃から行っていた地元の図書館が移転のため閉館するとのことで、イベントに参加。
本だけじゃなくて、映像コーナーでビデオやLDを観たりと、色々と遊んだなぁ。
新しい図書館はどんな感じになるんだろ?。
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2024年4月の感想・レビュー一覧
42

キートン
ネタバレ鹿児島県を舞台にした海洋サスペンス作品。 日常の謎系列な作品があった前作『ファーブル』と違って、最初から最後まで良質なサスペンス物語が続く作品となっている。 爆破未遂事件が最後の事件になったが、福王子の彼女や、操舵士のダンさんが容疑者を殴ったとされる事件の真相など、語られることのなかった部分もあり、もしかしたら、前作のラストのようなテロ事件を最後のエピソードに持ってくる前に物語が終わってしまったという感じなのかな?。だとすれば少々残念。
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キートン
ネタバレ『昆虫鑑識官ファーブル』のコンビが次に作った物語は、九州は鹿児島を舞台にした海洋サスペンスドラマ。 一等海上保安官を目指す主人公・福王子純一が配属されたのは巡視艇『いさりび』。個性に溢れたクルーたちだったが、特に個性的なのは、釣りが趣味であり、海図から潮の流れや魚の動きなどを頭の中に描くことができる捜査官・安藤浩二、通称『あんこう』だった。 前作は昆虫の豆知識が満載だったが、今作は魚ということで、魚そのものだけでなく、釣り方に調理の仕方も知ることができるなど、一石三釣の作品といったところか? 後5巻に感想
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キートン
ネタバレ『必然足りえぬ偶然は無い』という言葉ではないけど、小戸川が今井と再会したのは実は偶然では無かった。また佐藤と田中、そしてドブとも邂逅していたりと、物語の裏側が次々に明らかになっていく過程は読んでいてゾクゾクする。そして、玲奈が本編でどのような形で登場したかがようやくわかり、改めて本編を読み返すと確かに本編にも登場しており、しかもなかなかの存在感を見せる場面もあったことに驚かされる。本作を例えるならジグソーパズルが完成したと思ったら、まだまだ次のパーツが出てきて、パズルはまだ完全に終わりではない、そんな感じ
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キートン
ネタバレ先生の自宅も修理が完了し、いよいよ廃バス生活も終了かと思っていたら、何故かいまだに廃バス生活を続けるはづき先生。 失恋した生徒にちょっと?ズレた慰めをしたり、新たに三田先生という先生仲間ができたりと、はづき先生の日常は相変わらず。 そして終盤ではとうとう、廃バス秘密基地のメンバーであるテッチャンが初登場。 今後も物語に絡んでくるのかなど、今後にも期待しながら読了。
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キートン
ネタバレラズウェル細木によるショートショート漫画。 ラズウェルさんというと、『酒の細道』をはじめとした酒やグルメに関する漫画という印象があるが、本作はその辺は全くなく、かなり個性的なキャラクター達が登場するショートショート漫画。あとがきに『どなたのご紹介ですか?』と書かれてるが、「酔庵のマスター、岩間宗達、坂菜さん、たちの紹介です」と答えておく(笑)。
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キートン
ネタバレ酒飲み漫画家・ラズウェル細木のグルメ短編集。 カップ麺や魚の缶詰といった身近な食材を用いて、だれでも簡単に作れる料理を、ギャグマンガと一緒に紹介している。とはいえ、材料は描かれているが詳しい分量は書かれていないので、ほぼ感覚で作る感じなので、自分の口に合うように調整する必要がある。まぁ酒を飲みながら作れば、大抵なんでも美味い(はず、ていうか、私酒があまり飲めないんだけど(笑))
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キートン
ネタバレ生まれ育ったふるさとの昔話をまんがで紹介するシリーズで、本作は下関がテーマ。 下関の昔ばなしというと、『耳なし芳一』が有名だが、本作では収録されておらず、仲の悪い両親のことを心配しながら亡くなった娘の幽霊の話である『幽霊祭』や、海があり、漁業が盛んな町ならどこの場所にもありそうな『海坊主』などといった話が収録されている。 各話の終わりには、舞台となった場所を示す地図が載っており、建物とかは変わっているだろうが、地図を参考に、物語の舞台を巡るのも一興かも。
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キートン
ネタバレ国宝にも指定されている奈良県は東大寺に鎮座する大仏様。 この大仏の製造に使われた銅が掘り出されたのが、山口県美祢市美東町にある長登銅山。 本作では、その長登銅山の銅が、どのようにして採掘されたのか、採掘された銅がどのようにして製錬されたのか等を写真などを用いて紹介されている。 それにしても、国宝に指定されている物に、地元で採掘されたものが使われているとは。太古の昔から、人と人、場所と場所はどこかで繋がっているんだなぁと、不思議な気持ちにさせられる。
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キートン
ネタバレ環のクラスメイトに教えてもらって(ほとんど)1人で料理レンチン料理を作ったり、舞がカキフライを作る手伝いをしたり、そして終盤ではかぜをひいた舞のためについに1人で料理をするという、お姉さんもびっくりするぐらいの成長を見せる環。 終盤、舞の父親の勤務時間変更のため、2人の秘密の時間消滅の危機に、環が考えた内容は何なのか?続きが気になりながら読了。
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キートン
ネタバレ無事に小恋ママの承諾を得て、晴れて恋人同士になった小恋とみのり。 親の承諾を得た2人に怖いものなしということで、誰にかまうこともなくイチャつく2人が尊くてニヤニヤが止まらない。 小恋ママ&悠とのクリスマスデート?を挟みつつのクライマックスは、やっぱり結婚式。粛々と進むかと思いきや、もちろんこの作品にそんな厳かな空気は不釣り合いということで、結局いつも通りの賑やかな展開になるのはお約束。 月並みな言葉だが、『いつまでもお幸せに』という言葉を2人と、未来のカップル(誰なのかはカバー下)に送りながら読了。
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キートン
ネタバレ児童向けホームズ本で、『ライゲートの大地主』が同時収録。 表題作ではワトソン宅に泊まり込むことになったり、ライゲートでは過労のため寝込んだりと、探偵活動のために多忙な活躍をするホームズの作品が収録されている。 やっぱりこの手の作品は、文章の合間合間に挟まれる挿絵が良い味を出しているなぁ。
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キートン
ネタバレきりかの誕生日パーティに呼ばれたり、公園に遠足に出かけたりとクラスメイトとの毎日を楽しむルイ君。 そんなルイ君のための毎日の家事&仕事、それに遠足のお弁当作りに奮闘するちはる。 今回はそんなちはると母親の正体、そしてちょっとミステリアスな存在である黒猫のタマとの過去が少し明らかになる。 出来ればこのまま平穏な毎日が続いてほしいと願いながら読了。
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キートン
ネタバレスライム成分を使ってのぬる湯に、現実世界で人気だった『ポロポ』(元ネタはオロポ)を販売したりと、順調にサウナの経営立て直しは進んで行くが、ルナはホームシック、熱波大会に出場することになったスラーと、壁画を依頼した絵師・ピルタ考えに考えるうちにスランプに陥ってしまう。 だけど、サウナの力でそれぞれの悩みを乗り越えた3人。 今後どんな展開を迎えるのか、ますます期待しながら読了。
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレ前回同様、おそとごはんを堪能する風香だが、よもぎの提案で初めてのお泊りキャンプに行くことに。 2人でキャンプに必要なギアを購入しに行ったり、風邪をひいたよもぎにお粥を差し入れたり、ふだんは飲まないお酒を飲み、いつもと違う様子を見せたりと、そんな日々を過ごしていくうちに、どうやらお互いに何やら友情とはまた違った感情を持ち始めた様子。 初キャンプを終えて、謎の感情の正体に気がつく日を楽しみにしながら読了。
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キートン
ネタバレ本編が動物の顔だったので、人間の顔で本編を追うというのはなんとも奇妙な感じがする。 しかし、わかりやすい一方で、探偵側の佐藤以外のキャラの顔が本編ではどんな顔だったのかわからない(映画に出てきたはずだけど忘れた)ので、どういう感じで絡んだのかがわからず、そこがまた面白い。 そして、佐藤が警官を止めなければあの時点でドブは逮捕されていただろうし、2人の上司である指宿も何やら隠しているようだし、玲奈と三矢にも何やら関係がありそうだしと、続きがますます気になりながら読了。
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレタクシードライバー小戸川の周辺にいる人間たちを巻き込んだ群像ミステリーアニメ『オッドタクシー』のスピンオフで、劇場版に登場した探偵たちを主役にした物語。 本編のすき間を埋める作品というか、本編の裏でこんなことが行われていたのかという驚きを一番に感じる。 何より、本編公開後にYouTubeにアップされ、物語にも何度か登場したあのボールペンの制作者も明らかになるなど、読み進めながら『ウソ?』という言葉と驚きが止まらない。 本編にはまだ明らかになっていない部分もあり、それが明らかになるのか期待しながら読了。
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレついにクライマックス。初めて本作を観たとき、最後の展開と伏線回収の見事さに驚嘆したのが良い思い出。 最後に小戸川がどうなったのかわからない感じで終わったが、劇場版でその答えが明らかになり、自分的にはうれしかったが、否定的な意見もあるだろうな。 おまけ漫画ではドブとヤノとの邂逅が描かれる。 勧めてくれた同僚とも話をしたけど、憧れていた存在がちっぽけな存在になっていくようで悲しかったのかなぁというのが個人的な考察。 後の劇場版で終了かと思いきや、まだまだちょっとした続きがあるとは嬉しい誤算。
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キートン
ネタバレドブの思惑に載るふりをしてドブを含めた悪党を倒そうと決意する小戸川。そんな小戸川の過去を探る剛力。そして、ついに明らかになる失踪した女子高生の行方とその正体。 物語も終盤に向けて加速していく。そしてタイトル『オッドタクシー』の意味が明らかになる。 と思っていたが、実は本当の意味はまた別にあるのだが、それが明らかになるのはもうちょっと先。
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレさらなる重要人物であるヤノが登場する3巻。 最終回まで観た人間からすると、この時の暗がりで顔を見分けれる小戸川の特技や、ドブの変装に気がつかない人々の反応が後々の伏線になっていると気がつく。 そして樺沢。仮面をしていたのに自分の正体に気がついたのはサロンの人間と発言しているが、普通なら『知り合い』を真っ先に思いつくはずなのに、それを思いつかないのは本当に友人がいないんだなぁと勘ぐってしまう。 それぞれの思惑がますます絡み合っていく印象を受ける感だった。
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレマッチングアプリにハマる柿花。薬の数が合わないことを理由に病院を閉鎖しようとする剛力先生に、疑われる白石さん。 ミステリーキッスのマネージャーに田中と、どんどんと主要人物たちが増えてくる。 それぞれの思惑が絡み合って、小戸川も含めて誰が善人なのか誰が悪人なのか全くわからない。 それがオッドタクシーの面白い所。
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレ個人タクシーの運転手・小戸川。 渋谷で発生した女子高生失踪に関わっているのではと噂される彼のタクシーには変な客がやってくる。バズりたい大学生。格差が出来始めたお笑い芸人、アイドルの追っかけ。彼らとの何気ないやり取りが、いつしか失踪した女子高生の行方につながっていく。 伏線や考察、意表を突くラストなどで話題となった深夜アニメのコミカライズ。アニメはどこか牧歌的な感じだったが、漫画版は結構暗い感じがして、サスペンス色がアニメよりも強い印象を受けるが、これはこれで結構好き。
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレ可憐な赤ずきんが事件を解決する童話×ミステリ小説のコミカライズの2巻で、ヘンゼルとグレーテル編の完結編、&眠れる森の美女編が収録。 1巻もそうだけど、本作は物理トリックがメインの作品なので、文章で説明されるよりも絵で説明されたほうがわかりやすい。 それにしても、ヘンゼルが怖いキャラなのはわかるが、全てを見通しているかのような赤ずきんの目とキャラも同じくらい恐ろしく、実に良質なコミカライズ作品だと再認識させられる。
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレ素人探偵から本職の警察官まで、ありとあらゆる人種が探偵役として活躍する2時間ドラマ。 そんな2時間ドラマのお約束ともいえる『あるある』を収録した1冊。 真相が明らかになるのは海の見える断崖絶壁だったり、実際に交通機関を利用してのアリバイ工作を見破ったり、嫌みな刑事が間違った人間を逮捕したりと、長い間に作られた様々な作品によって培われた定番の『お約束』がこれでもかというぐらい収録。 『実際の警察はこんな風には~』とか言いながら楽しむも良し、探偵役のイケメンや美女を楽しむもよし、それぞれの楽しみ方がある。
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレ生協に寄せられた問い、というか無茶ぶりなどに、ユーモアあふれる回答で答える白石さんの返答集。 表紙の著者経歴を読むと、どうやら店長へと栄転されたようだが、寄せられる質問や要望・疑問、無茶ぶりに対するセンスに満ち溢れ、なおかつちょっとしたセールスを交えての回答は健在。 今回は学びと成長ということで、白石さんの学生時代の様子と、オープンキャンパスに参加した際のクレープ屋台での出来事が語られるが、白石さんは回答だけでなく文章も上手かった白石さん、こちらも大いに笑わせてもらいました。
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレ野々花の後輩であり、麻雀経験者のすみれが登場し、CPUを入れずに麻雀を楽しむことができるようになる2巻。 中盤では雀荘に行くための費用を稼ぐためにバイト&お待ちかねのビーチでの水着回。 夏休み終了前の恒例行事である宿題を片付けた後に待ち受ける文化祭。冴とW主演をしたい千里と、主演したくない冴との麻雀勝負と、麻雀を通じての賑やかな日々が続く。 無事に出演することになった冴と千里との劇はどんな感じになるのか、すみれがどういう風に成長するか気になりながら読了。
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレタモリさんとウッチャンナンチャンが出演していた番組で使われていたと思われるクイズの書籍化?と思われる。 ナンセンスな問題もあるが、ひっかけ系の問題も多く、頭の柔らかさが非常に必要になる問題も多い。 アプリなども良いが、時にはこういう問題で友達や家族と盛り上がるのも一興か。
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレ大学生の村上君が、公園で堂々と『養なってください(原文ママ)』と書いたプラカードを持つドラゴン・イルセラと出会ったことから始まる物語。 一見神々しい感じはするけど、意外とポンコツなイルセラと村上君の的確なツッコミ、そして個性に満ち溢れた商店街の人々に不思議系の犬飼さんたちとの毎日がクセになる。 おにぎり屋でバイトをはじめたり、犬飼さんを倒そうとして逆に倒されてしまったり、神輿を壊したりと、イルセラが無事に立派なドラゴンになることができるのか、今後の展開に期待しながら読了。
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレ宮部みゆきの時代小説『本所深川ふしぎ草紙』のコミカライズ。 岡っ引きが活躍する作品だと、人形佐七に銭形平次、半七捕物帳は読んだことがあるが、それらの主人公は比較的若年の岡っ引きが主人公なのに対し、本作は中年といっては失礼だが、年配の岡っ引きが主人公なのが個人的に新鮮。 ド派手な立ち回りこそないが、知識と経験をもとにした貫禄ある捜査が魅力的な作品だった。 原作読もうかな?
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キートン
ネタバレ日常系マンガアニメの代名詞ともいえる『きららジャンプ』も、地下労働者とブラック金融がやるとこうも醜いものか(笑)。 まぁそれはさておき。程よい距離と互いが互いを干渉しない自宅飲みに猫カフェ、サンタっぽい奴がやって来たり、皆で大掃除を頑張ったりと、面白さは衰えず。 ちなみに、夜とも朝ともいえない時間の散歩、ちょっとした非日常を楽しめるのでおススメ。
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キートン
ネタバレモノや人や動物といった様々なモノがごちゃごちゃと詰め込まれたイラストを描く際に、どうやればいい感じのイラストになるかについての描き方について教えてくれる作品。 とはいえ、自分は壊滅的に絵が下手なので、後半の描き方指南は知識的な感じで読み、どちらかといえば、自分の部屋がモノに溢れているせいか、こういうモノに溢れた部屋のイラストが好きなので、前半に収録されたそういったイラストを観るのがメインで読了。
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キートン
ネタバレ『断捨離』、『ミニマリスト』といった物を持たない生活がブームとなったが、本作はそういった考え方とは正反対の、『モノに溢れた生活を送っても良いじゃないか』と、そんなことを思わせてくれる1冊。 自著をはじめ、師匠と仰ぐ水木しげる先生の著書などありとあらゆる本が揃っていそうな京極先生の部屋に、衣服と写真と本に囲まれた赤峰さんの部屋と、モノに溢れまくった拙宅を恥ずかしく思うときもあるが、そんな自分に『気にしなくてイイ』と安心させてくれるような1冊だった。 自分もこんな部屋を目指すぞ(笑)。
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレ大阪社会部最終巻。 なんだかんで対立していた嶋とも良い関係となり、そして最終回ではハナちゃんにもプロポーズをして物語は終わる。 中盤からは番外編ともいえる、『阪神淡路大震災編』が収録。ただ、この災害編、個人的には好きではない。 被害とかそういうことでなく、未曽有の大災害に対し、国や政府に対して批判しかしないというのが好きになれない。また、被災者ががれきに埋まってしまった人々の出す声や音を聞きとろうと音を出さずにいるところに、マスコミのヘリが爆音で跳んできて音を聞くことができなくなったという話もあり、
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キートン
ネタバレ西成地区の暴動をきっかけに、谷と伝助との間に亀裂が入ってしまう4巻。 なんとか関係は修復したが、今度は人事異動でやって来た人物が何やら癖の強い人間だったという、人間関係問題に谷が苦戦する巻。 物語中盤からは、昭和を代表する事件の1つである『グリコ・森永事件』が(作中での名前は違うけど)登場する。 一応事件については知ってはいたけど、事件の裏では警察とマスコミの対立、そして、たらればではないけど、『あの時こうしていれば』ということが多々あったことが分かって興味深い。結局犯人は何者だったのか、
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレもみじ銀行立てこもり事件も解決し、連続爆破事件に子供を狙った誘拐事件の取材をする谷たち。 しかし、誘拐事件で協定違反をしたということで記者ボックスを追い出されることになる。 1巻では敵対関係のようだった権藤も、今回は谷たちに気を使うという親密ぶりを見せるなど、ライバル関係であってもどこか分かり合えている友情が素晴らしい。と思いきや、その友情を反故にする谷もなかなかにしたたか者(笑)。 それにしても、作中に登場するアリバイ工作って本当にあったのかな?
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレ小説家・那珂川二坊。小説家として名を残そうとするもなかなかうまくいかない彼は、旅先で不可思議な事件と、それを解決する様々な人々と出会うことになる。 後に後世に名を残すことになる人々と、名を残さんともがくも、名を残すことができない那珂川との対比が少し悲しく、終盤、やたら『お国のため』と那珂川は連呼するが、ある意味ではそこにすがるしか自分を慰める手段の無い那珂川が哀れに思えてならない。 そんな風に思いながら読了。
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレ夢水清志郎シリーズ5巻。 今回は暗号がテーマ。中盤、洞窟探検をすることになるが、ここで登場する火のついたものを入れて酸素があるか確認するという方法は、著者の別作品である都会のトム・ソーヤにも出てくるなぁ。 そして原作が未読なのでよく分からないけど、どうも他の方の感想を読むと、原作よりも恋愛要素が多めらしい。 レーチの恋はいつか実るのか、その辺もちょっと気になってきた。
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレ夢水清志郎シリーズ4巻。 今回は島を舞台としたミステリー。 孤島に招かれた客人たちだったが、某ミステリの傑作よろしく次から次へと姿を消していく。という感じのザ・王道ミステリという感じで物語は進んで行く。 今回のトリックは物理トリックということで、原作の小説よりも漫画の絵という媒体のほうが分かりやすかったかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレレギュラーキャラクターのレーチ登場の3巻。今回の舞台は三姉妹の通う虹北学園が舞台。 伝説とともに蘇った亡霊という、いかにも面白そうなあらすじではあるけれど、子供向けミステリが原作のせいか、良くも悪くもそこまで恐怖というか、おどろおどろしい感じは受けなかった。
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレ『半七捕物帳』や『鬼平犯科帳』など、わが国独自のジャンルである捕物帳や犯科帳作品。 そういった作品に登場する警察組織は実際にどうだったのか、どのような部署があったのか、実際に起きた事件の概要の説明など、江戸の町を守った人々の実態がよく分かる1冊。 岡っ引きに給料は出ず、小説やドラマのようにカッコいいものでなかったというのは知っていたけど、それ以外にも多数の業務をこなさなければならないなど、今も昔も治安の番人という職業は労多く、実りの少ない大変な仕事なんだなぁ。 コメント欄に雑文。
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレ小説という仕事で重要な役割を持ちながら、縁の下の力持ちに徹する部署が校閲部。新頂社の校閲部に所属する九重さんや後輩・OBといった人々を通じて、校閲の仕事について紹介したエッセイ的漫画。 以前、図工の授業で描いた絵を先生が訂正し、その瞬間私の絵では無くなった、というエピソードがあったが、小説でも作者さんの作品を受け入れるも、それでいて作品を否定せずに、気になる部分については指摘しなくてはならない。 小説や作家さんの作品が好きということも大切だろうが、決してそれだけで務まる仕事ではないということがよく分かる本
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレはやみねかおるの同名小説のコミカライズの2巻。 本作から後のレギュラーキャラクターの真理さんが登場。 推理ゲームに参加することになった清志郎一行、そこで明かされた真実は、とある人物の悲しい過去に関する出来事だった。という感じで、一応事件は起きるけど死人は出ず、子供向けらしい感じかと思いきや、最後の最後にちょっとした驚きの展開。名探偵がどんなに優秀でも、解けない謎はあるということか、それとも、知ってはいたけど見て見ぬふりをしていたのか、それは誰にもわからない。
が「ナイス!」と言っています。
キートン
ネタバレ特撮の神である円谷英二の生誕100年を記念して発行されたムック本。 円谷映画に出演した土屋嘉男さんによる追悼文に、特技監督であった有川貞昌さんへのインタビュー。特撮に対して様々な意見をお持ちの方々の文章が収録。 興味深いのが、その中にエヴァの監督で知られる庵野秀明さんがいるところ。まさか本人もこの文章を書いた20年後ぐらいにゴジラにウルトラマンを映画化するとは思っても無かったろうなぁ(笑)。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/03/17(3334日経過)
記録初日
2009/04/07(5504日経過)
読んだ本
3479冊(1日平均0.63冊)
読んだページ
713656ページ(1日平均129ページ)
感想・レビュー
3207件(投稿率92.2%)
本棚
9棚
性別
年齢
36歳
血液型
A型
職業
専門職
現住所
山口県
自己紹介

維新の国・山口県にて福祉関係の仕事をしながら生活をしております。
読書メーターはなんとなく自分自身の感想を書きたくて利用中。

以下自己紹介という名の取り扱い説明書。
小説・活字
→学生時代はミステリをメインに読んでいたけど、だんだんと面白そうな作品に手を出すようになってきた。好きな作家さんは、東川篤哉、滝田務雄、大阪圭吉、伊吹亜門。


漫画
→日常系や百合ハッピーエンドな作品が好きだけど、自分に合っていると思えば比較的どんな本でも読んでます。時々、R18な本も登録することもあります。

どちらも一応好きな作品は購入していますが、基本は図書館の本がメイン。
古本屋めぐりが趣味のため、誰も登録していないような本を登録したり、途中の巻から間が開いたりしますのでご了承を。

お気に入り登録について
→基本的に自分から積極的にはせず、お気に入り登録をしてくださったらこちらもお気に入り登録するというスタンスです。
お気に入り登録したものの、『思っていた人と違った』と思ったら、遠慮なく解除して下さって結構です。

つぶやき
→ツーリングとドライブが趣味のため、旅先で出来事を写真に撮ってつぶやくことがあります。(ちなみに、車がスズキ・エスクード。バイクがヤマハ・セロー250)

昨年、閉鎖・取り壊しが決まった映画館で使用されていた椅子を購入したたため、この機会に映画鑑賞を趣味に加えようと考え、観た映画を『ご自宅シネマ』と称してつぶやくことがあります。

こんな人間ですがどうぞよろしく。

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