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2024年10月の読書メーターまとめ

ももしびっく
読んだ本
8
読んだページ
2177ページ
感想・レビュー
8
ナイス
281ナイス

2024年10月に読んだ本
8

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ももしびっく
食にまつわるアンソロジー。新潮に掲載された短編をまとめて「あなたとなら食べてもいい」とタイトルをつけたようだけど…あまり意味は成していない。みずみずしい描写で貪り食べ、膿んだ切なさに悶える千早茜の「くろい豆」が圧倒的!最後の1文は震えるほど素晴らしい。そして他の作品は、美味しそうでも噛みごたえもなく、彩りも曖昧で、付け合わせ以下…(ごめんなさい)。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
8

ももしびっく
平松氏(初読み)のグルメ描写半端ない…「飯テロ」破壊力最強レベル。気分はワクワク、描写は生き生き、期待を込めて喜び勇む、もうその勢いがあり過ぎる。帯広豚丼が広がった歴史、餃子の王将各店の違い、うに弁当と三陸鉄道の苦難、等背景の話も興味深い。食べた物で身体ができてるって、味わって食べた物が染み入るようだから、ただの「グルメ消費」とは一線を画すのだと感じた。大好物のジビエは近々必ず!鮟鱇尽くしコース、いつか食べに行きたい!
ももしびっく
2024/10/31 00:45

Majorさん、いつもありがとうございます✨

ももしびっく
2024/10/31 00:45

ママ、考えたらこんなストレートな食エッセイはあまり読んでないかも…今は情報があり過ぎるのかも…って思った

が「ナイス!」と言っています。
ももしびっく
「間違いを恐れすぎると、言葉はどんどん抽象的になって、意味を失っていく。でも僕は間違えたくない」と、丁寧に綴られた物語が航さんらしい。アセクシャルがテーマであっても、他作品と変わらず優しくてでも切実さが伝わる筆致はかわらず、緩く笑えるツッコミも健在。百年の孤独を読みながら探偵ごっこして、書を捨て町へ出ようとはこのことか!って、そんなセンスも好き(贔屓目)。サバティカルを教科ごとに設定するの楽しそう。最後のシーンはちょっと甘過ぎて展開としては納得いかないけど、作者から主人公へのプレゼントだと思うことにする。
ももしびっく
2024/11/08 22:21

まさか( ・᷅ࡇ・᷄ ) 動物好きにも色んなのがいるって話です

Major
2024/11/09 06:50

ああ、なるほど^_^ トランプさんはどうなんでしょうね?😅なんか、『サバティカル』から離れていってごめんなさい💦

が「ナイス!」と言っています。
ももしびっく
武家人情のエンタメ王道。清廉で健気な主人公に、それを助ける脇役達は剣術の達人、学問の老先生、姉御肌の質屋、ヤクザ者と、バランスよくバラエティ豊かに用意されている。身分違いの恋模様に仇討ち、親子の絆とてんこ盛りながら、爽やかに描かれるのでやり過ぎ感はない。…面白かったと言えるんだけど、「若い子は読まないだろうな」感も凄い。水戸黄門のような匂いがするとでも言おうかw
天の川
2024/10/22 19:57

「若い子は読まないだろうな」感=水戸黄門のような匂い…🤣言い得て妙です♪

ももしびっく
2024/10/22 20:37

天の川さん、若い子にはそもそも「水戸黄門のような」が通じないでしょうねw

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ももしびっく
真っ当なのに、一筋縄ではいかない。爽快だけど、甘くはない。ケストナーの魅力満載。著者が(良い意味で)しゃしゃり出るおなじみの前書き。しかも2種類w 子どもを信じて自身に任せるハーバーラント氏と、肝心な時は子どもを助けるシュマウフ船長が良い。エーミールの母の再婚へのエピソードもそうだけど、親も子も互いに所有物ではないっていう自立心大事。初版1962年、古いので仕方ないけど、訳(日本語…)は何とかならないものか💦 意味不明の会話あり。
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ももしびっく
「小学校低学年頃までは、ぬいぐるみもよく口をきいたし、部屋の隅からこの世ならぬものが出てくる気配などもあったものだが…もちろん大人になってからでも、ぬいぐるみは頼めばしゃべってくれるけれど、それは本当に語っているのか、こちらが無理やり語らせているのかの区別が曖昧だ。壁のシミが顔に変形して語りかけてくるようなことがあれば、病院に行った方がいいような気がしてくる」というような、幼い頃の記憶を辿る物語。“記憶の謎が妙に気になる、示唆的、おもしろおかしい”なら楽しいのだけど、どれもこれも“どーでもいい”のが残念
が「ナイス!」と言っています。
ももしびっく
横尾忠則や村上春樹、町田康の猫好きは有名だけど、長谷川町子に柴田元幸に水木しげる、いしいしんじ、中島らも、鹿島茂(総勢47名)…物書きは全員猫好きなのか?というほどの顔ぶれ。依頼されてもいない大辞典の推薦文から始まる柳瀬尚紀氏の「私家版猫事猫信ことわざ小辞典」が抱腹絶倒。大辞典の猫にまつわる表現の「悪意ある不備の解説」に憤り、「正確な解釈」を説明してくれる。曰く「借りてきた猫:自分をよく見せようとして他人の立派なものを借りても、不似合なのをいう」「猫に石仏:知りつくしている者に教える愚かな行為」だそうだ
が「ナイス!」と言っています。
ももしびっく
食にまつわるアンソロジー。新潮に掲載された短編をまとめて「あなたとなら食べてもいい」とタイトルをつけたようだけど…あまり意味は成していない。みずみずしい描写で貪り食べ、膿んだ切なさに悶える千早茜の「くろい豆」が圧倒的!最後の1文は震えるほど素晴らしい。そして他の作品は、美味しそうでも噛みごたえもなく、彩りも曖昧で、付け合わせ以下…(ごめんなさい)。
が「ナイス!」と言っています。
ももしびっく
TPOと格、日本各地の染めと織り、文様と柄、半衿の付け方から男性の着流しまで、オーソドックスな着物のイロハが網羅してある。カラー写真も多いので、目移りして欲しい物も増える。紅型や更紗の帯があったらコーディネートの幅が広がるなぁ、夏物に手を出すなら小千谷縮いいなぁ、ポップな伊勢木綿をカジュアルに着たいなぁ、結城紬には手が出ないけど花織ならいつか…と考えてると、車が買えそう💦 それにしても、家庭画報読者には叙勲というTPOがあるようで「宮中参内の装いは、色留袖に織りの袋帯が正式」だそうだ…参考になりますw
kaho
2024/10/05 01:46

おぉ…まさに新版情報でしたか! …となると、園遊会とか叙勲とかの世界観である基本路線は変えず、きっと掲載の着物のスタイルを 若干今時寄りに変えたのかな?ですかね… (知らんけど…?w) 情報、ありがとうございます🎵

ももしびっく
2024/10/05 20:07

髪型や着物のスタイル古臭いとかって感じはなかったですね。普通の訪問着すら出番がないのに、紋付って…って、そこは家庭画報レベルなんでしょうね( ˊᵕˋ ;)

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/03/30(3526日経過)
記録初日
2015/02/12(3572日経過)
読んだ本
1122冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
366865ページ(1日平均102ページ)
感想・レビュー
828件(投稿率73.8%)
本棚
1棚
性別
血液型
O型
職業
専門職
自己紹介

2015年登録。それ以前に読んでいた本は思い出せるだけ登録してますが、遡っての感想は書けてません。。
(生)音楽鑑賞にお金がかかるので、読書は専ら図書館通い。
読書も音楽も雑食。
基本は小説と、新旧洋邦問わず歌モノで生きてます。
物語と音楽を一緒に味わえる映画も大好きです。
音楽と文学は(世界を救えなくても少なくとも)私を救う!

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