テレビ業界、芸能界ってなんでもありな感じが出ていて面白かった。ところどころに実際の番組や社名が出ていて、妙にリアリティがありながらも死体はさすがにないよねという非現実感。最近のコンテンツって、二重にも三重にもどんでん返しが仕込まれていそうで、出演者の疑心暗鬼が伝わってきます。死体は本物ではなくドッキリで、本人登場なのかと思ったり、まさか最後に禁断の夢落ちかとも。最後までちゃんと練りこまれていて良かったです。芸能界ってやっぱり黒いところなのかな。真っ黒ではなさそうだけど、素人が足を踏み入れてはいけなさそう。

テレビ業界、芸能界ってなんでもありな感じが出ていて面白かった。ところどころに実際の番組や社名が出ていて、妙にリアリティがありながらも死体はさすがにないよねという非現実感。最近のコンテンツって、二重にも三重にもどんでん返しが仕込まれていそうで、出演者の疑心暗鬼が伝わってきます。死体は本物ではなくドッキリで、本人登場なのかと思ったり、まさか最後に禁断の夢落ちかとも。最後までちゃんと練りこまれていて良かったです。芸能界ってやっぱり黒いところなのかな。真っ黒ではなさそうだけど、素人が足を踏み入れてはいけなさそう。

店舗特典にドラマCDに書き下ろし。どれもシリアスな面はなく気楽に読めました。店舗特典って、同じ題材を使って登場人物で書き分けるってすごいです。よく次々とアイデアが浮かぶものだと感心します。さて、本編はあと１冊。どういう最後を迎えるのか楽しみでもあり不安でもあり。勝負の世界だし恋敵がたくさんいるので、全員ハッピーエンドとはいかない中で、どういう結末を用意してくれているのでしょう。そして盤外編の１冊も楽しみです。あとがきででお子さんの事を書かれていますが、始まった時は独身だったんですよね。時が経つのは早いわ。

午前中のフィットネスジムはお年寄りばかりと聞いたことがあるけれど、きっとかもめジムのように社交場と化しているんだろうな。体を鍛えるというより、体をちょっと動かして口をたくさん動かすような。お年寄りの恋愛ばかりが描かれるのかと思ったら、高校生の甘酸っぱい恋まで幅広いです。みんなの、現状に満足するように自分に言い聞かせることで、変わることを恐れるという気持ちはよくわかります。踏み出して関係が壊れるくらいなら、たくさん言い訳を考えて今のままの方が安心できる。そこから一歩踏み出したのはすごいです。みんなに幸あれ。

アニメにしたらはまりそうなテンポの良さで、アッという間に読み終わってしまいました。楽しかった。魚に何の興味もないのに、栃木県の外れにある水産高校を目指すって、いくら普通が嫌だからってかなり無謀な挑戦です。しかも、宇都宮を離れて下宿をする理由があまりにも軽い。でも、若い頃ってそうなのかも。しょうもない事で悩み傷つき、そうやって色々な事を学んでいくんだろうな。道の駅に行くときに通る若鮎大橋や、そこにある馬のオブジェが登場したので親近感が湧きました。普通じゃ嫌だ、普通になりたい。隣の芝生は青いということですね。