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のこさんの感想・レビュー

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のこ
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ネタバレ可愛いは正義だ!ちびっ子いっくんの愛らしさにメロメロになっちゃった。恋バナの方は、双方の視点で、それぞれの胸の内が丸見え状態で進むため、安心して読める分、恋バナの大切なスパイスである、互いの誤解や嫉妬等から発生する“切なさ”成分が、全く無かったのは残念な気がする。受け視点だけで、恋が成就するまで攻め視点はなかった方が、ドキドキハラハラ切なく楽しめたのではなかろうか…なんて、ない物ねだりかな。コミコミさん小冊子でも、ちびっ子いっくんのかわいらしさが炸裂♡
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のこ
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ネタバレ仲間を滅ぼされても、憎しみを糧に生きるのではなく「小さな幸せを大切に」剣を引き抜いてくれた者のために尽くそうとする心優しい花喰いの竜。仇討ちのためだけに生きるシルヴィエルの頑なさを、そんな竜のまごころが溶かし、仇討ちを終えても生きていたいと思えるようにしてくれたのに、竜自身は初めから死を覚悟していた…。神様って万能なんだから、万物に対して公平公正であるべきで、花喰いの竜の闘いを単なる悪と判断し成敗するなんてひどい!と憤慨しつつ、でも、それすら乗り越え2人が幸せを掴めるところまで全て掌の上だったのかしらん。
麻月

気になっている作品でした!イラスト配置ミスは残念ですが。。素敵なイラストですし、いつか読みたいです(^^)

06/28 15:41
のこ

麻月さん♡ありがとうございます。私も出版社によるイラストの配置ミスなんて初めて聞きました。読者のみならず何より作家さんや絵師さんに気の毒ですよね。麻月さんにもぜひ機会があれば読んで頂きたいです。

06/28 17:15
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のこ
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ネタバレ面白かった。鳥しかも今回は孔雀!の擬人化ファンタジー。孔雀の羽の美しさを言葉に表現するのって意外に難しいと思うのだけれど、そこは流石のプロの作家さん、なるほどなぁと唸らせられ、とっつきにくいのではなかろうかと思えた世界観にも難なく入り込めた(←奈良先生の美麗絵のおかげもあるけれど)。白い鳥の絵と、リヒトの若白髪のくだりで、もしやと読めてはいたものの、やはりヒエラルキーの1番下で虐げられていた主人公が見事な変身を遂げるのは胸のすく思い。純白のレース編みのような羽をもつ孔雀が実際にいたらどんなに綺麗だろう。
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のこ
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ネタバレ「カップ一杯の愛で」で脇を飾った美空ちゃんパパが主人公受け。攻め様はディスレクシアのために、弁護士一家である家族から理解されず疎まれて育ったという辺り、何となく木原さんの「秘密」を思い出させた。あちらの攻めも障害ゆえか、心が純粋で“献身愛”のひと言につき、確か最終的に調理師目指してたっけな…などと。こちらの攻めも料理人で心尽くしの美味しいお料理をたくさん作れる心優しい素敵な人だった。孤独で優しい攻めの想いが報われて本当に良かった。受けが主人公の筈なんだけれど、攻めが主役を持ってっちゃった感がある。
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のこ
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ネタバレ孤児で、食べ物も着る物も寝床すらない、それでも心根の美しさを失わず懸命に生きる主人公ルーイの健気さに加え、そんなルーイの傍でルーイを慕い小さな手でお手伝いするちびっこサミィの愛らしさがもうたまりません…可愛くて可愛くて。攻め様は医師として貧しい人々の治療に尽くす、心優しく公正な人で、貴族として傅かれ育ったせいか、日常生活に抜けた所があり、年齢差はあれどしっかりもののルーイとの組み合わせはちょうど合っているのではないでしょうか。サミィ視点のSSペーパー、サミィ言うところの“しあわせのにおい”に心がほっこり。
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のこ
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ネタバレ孤高な攻め様が受けの愛と癒しに救済されるお話は、ハーブのお陰で読んでいてこちらまで癒される優しさ溢れる素敵なファンタジーだった。日本からトリップした受けは、異世界で誰もが持つ守護精霊を持たないのだけれど、「精霊の愛し子」と呼ばれるほど、なぜか全ての精霊から愛され、精霊の助力を得てあらゆる問題を解決に導く。穏やかな力で問題解決できるってなんて素敵!唯一残念なのは元設定。未成年の息子を突然失う親の嘆きを考えると…ハーバリストの母は既に亡く、成人して天涯孤独で店を継いでいた…ぐらいの設定にしておいて欲しかった。
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のこ
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ネタバレいっとう好きな日本童話挙げろと言われたら 迷いなく「ないたあかおに」を選ぶワタクシ。なので本作楽しみに手に取ったけれど、鬼達が可哀想すぎて、人間達(西園家祖先)が酷過ぎて、恋バナとしては不完全燃焼だった。人間を慕い信じた純真な鬼達の真心を、裏切り欺き騙して、狭い島に閉じ込めただけでは足りずに、鬼達の神通力を利用して、その寿命までも奪った人間達が酷過ぎる。そんな卑劣な西園家祖先が敬われ一族は繁栄して何一つ報いを受けずに済むなんて…。せめてしづるだけは人間の欲に利用される事なく大切に愛されて幸せでいてほしい。
beniko

のこさん、私も「ないたあかおに」を選びます! 子どもに読み聞かせしてても涙目。青鬼の行動が泣かせますよね。

06/10 23:20
のこ

benikoさん♡ありがとうございます。昔10年ほど小学校で絵本の読み聞かせのボランティアをしていたのですが、「ないたあかおに」を読む時は毎回子供達の前で涙を堪えるの必死でした。青鬼の健気さ優しさ、泣かせてくれます。飽きることなく心揺さぶられる…まさに名作ですよね。

06/10 23:44
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のこ
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ネタバレすれ違い両片想い再会もの。互いに高校時代の片想いを30過ぎてもずっと引きずってたのは、想いの強さも勿論あるのだろうけれど、後悔が大き過ぎたからなんだろう。長い回り道の末やっと想いが通じたのは鳥谷野先生のサポートあればこそで、このグッジョブ無ければ、この2人相変わらずグルグルしてたのかもと考えると少々情けなく、そこはやはり自力でマイノリティーである事を乗り越えくっついて欲しかったなぁ。昔はこういうリアル系お話すっごく大好きだったのに、昨今ファンタジー系BLばかり読み過ぎたからか、なぜか感動が薄い自分に愕然…
華緯

分かります!!そうなんですよ…感動が“薄い”んです!!…やっとぴったりくる表現に当たりました!…私も昔はこういうリアルなお仕事系でキャラががんばっているお話が大好きだったんだけどなぁ……。今じゃチート能力のほうに惹かれます;;中二病か;;

06/11 12:41
のこ

華緯さん♡ありがとうございます。若い頃ならときめいたはずの恋バナにときめかなくなったのは、単に私が歳取って鈍感になったせいもあるのかもしれませんが、現実離れした壮大なファンタジーの読み応えあるガッツリ感みたいなものに、慣れ過ぎたせいかなぁと思うのです。ほんと、仰る通り、私もチート能力の方に惹かれてしまうのです。(//∇//)

06/11 21:39
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のこ
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ネタバレweb公開分、特典小冊子&ペーパー、書下ろし、巻頭巻末にuser先生の漫画付きという豪華番外編集。脇役であるはずの灰色狼達の王族への心からの献身ぶりこそが、この「緑土なす」シリーズ最大の魅力だと思う。今回も灰色狼達の一途な思いを堪能した。表題作「きみに捧げる花の名は」で、万事に控えめだったラフォスエヌが寿命の違いを知ることでレシェイヌの想いを真に理解し応えてくれ、やっと欠けていた部分が充足されたように思う。願わくば結婚式の準備に心を配り奔走する灰色狼達や挙式の詳細、結婚後の幸せな2人も描いて頂きたいなぁ。
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のこ
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深いお話に感動です。読友様お薦めweb発初読作家様。中世ヨーロッパ風にSF &ミステリ風味を交えた不思議な世界観のFTながら決して単なるエンタメに走らず、絶対的身分差や、一方当事者にとっての正義が反対当事者にとっての悪であるという世の不条理を根本に、細やかな幸せを求める主人公カップルの愛を描いた残酷で切なく優しいお話。受攻其々の抱える重過ぎる秘密が徐々に明かされる展開にグイグイ引っ張られ、脇役までも人物造形が立っていて、受視点、攻視点、脇視点と移り替わりながらも混乱を招く事のない作家様の技量はお見事です。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/05/05(3551日経過)
記録初日
2015/05/03(3553日経過)
読んだ本
1199冊(1日平均0.34冊)
読んだページ
270203ページ(1日平均76ページ)
感想・レビュー
1056件(投稿率88.1%)
本棚
181棚
性別
自己紹介

すっかり腐ったおばさんです。
昔々BL読んでるの息子にばれて、変態とののしられた。今だチクリと心に傷になってるかも。
歴史小説、推理小説も好きです。ここでは圧倒的に読書量の多いBLについて主に備忘録用に登録しております。お好みでない方にはごめんなさい。なぜ、NLではなく、BLに惹かれるのか。それはたぶん男同士の恋愛の素晴らしさは女の私には本当の意味で理解できないからこそ、憧れてしまうのかもしれません。

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