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2024年11月の読書メーターまとめ

taku
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感想・レビュー
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ナイス
190ナイス

2024年11月に読んだ本
6

2024年11月のお気に入り登録
1

  • たま

2024年11月のお気に入られ登録
2

  • 轟直人
  • たま

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

taku
ド田舎生活は憧れだけでやっていけないぜ、なんて心配は不要。子どもたちに持っていかれた。山村留学記にするなら、深い心情や豊かな情景など幾らでも描けたはず。これは、子供たちを中心に据えて日常を切り取った母ちゃん日記だ。微笑ましく、所々クスッとさせて、何より眩しい。夫の人が端役に思えてしまうけど夫婦仲はいいのだろう。一家の掛け替えのない体験を想像しながら、ゆっくりと読む。トムラウシの山村留学受け入れは、新得町の地域活性化取り組みの一つ。馴染みやすい環境が出来ているんだな。
Natsuki
2024/12/04 10:26

嬉しい共読、ありがとうございます🎵「日常を切り取った母ちゃん日記」まさにそこが好きです😊

taku
2024/12/04 22:01

Natsukiさん、読みましたよ~♫ 宮下さん、リベロでしたね🏐 自由で変則的なボールなのに、よくこれだけ拾うなあ。代表入り確実です🤣

が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
6

taku
『大好きです 今度は嘘じゃないっす』 これまでも嘘じゃないっすけど、真正面からの告白を躊躇してしまいがちな相手、それが数学。テーマ、理論、問題、関わった数学者など内容はお馴染みのもの。読み物としてのエンタメ性と、数学としての専門性を両立することに気を配ったことがわかる本っす。テレビ番組、結局一度も観なかったのは判断を誤ったかな。天才数学者の天才ぶりを表すピソードは、ホントかよって思うぐらいが丁度いい。『天才ですから』って言ってみたい。ガロア理論自体はよく知らなかったから、その章に新鮮味があったっす。
が「ナイス!」と言っています。
taku
さあみんな集まってー、奇人祭が始まるよー。通底しているものは何だ? 人を殺っちゃったり、人をやめちゃったり、哲学的思考で悦に入っちゃってたり? 誇張があるにせよ、現実を蓄えられない穴持たずの連中が、多々いておかしくない時代背景から生まれた作品だと想像する。何を考え何をしているのかは書かれても、理解は別。パッパパラパー的な狂気と、タッタタラリラ的な解とも快ともつかない感じがあり、怪作の名にふさわしい。フョードルとアリョーシャの名から、カラマーゾフは意識しているだろう。アリョーシャは同じ役割をさせようと
ポテンヒット
2024/11/29 19:49

奇人祭に入場なさいましたね😆やはりアリョーシャはカラマーゾフを彷彿させますね。予想や理解を超えた一冊でしたが、この本がきっかけでカラマーゾフを再読出来たので良かったと思います。

taku
2024/11/30 09:25

イカれ祭と言ってもいいですね😁 理解や予想の範疇にないことがイヤではなく、それが奇妙な刺激になる作品でした。ポテンさんの感想、ソローキンが純文学に思えるに頷けましたよ。カラマーゾフの再読もいいですね。

が「ナイス!」と言っています。
taku
最初のうちはエキセントリックな挿話が本筋より濃い味で印象的。そのうち本筋ならではの味もしっかり広がる。サンドイッチはパンがおいしくないとね。リョサにしてはポップでも、濃密な文体と一筋縄でいかない構造で期待を外さない。小説を習作する分身と、才気あるシナリオライターの存在。評価や2人の結末に書くことの思想が反映されているとは思った。若いマリオちゃんのくすぐったくて突っ走る恋愛、大人は過去を懐かしむことができるね。ハビエルにもモデルがいるのだろうか。恋愛鉄メンタルの申し分ない親友だ。
ぶぶ
2024/11/18 09:40

サンドイッチはパンがおいしくないと、ほんとにそうですよね!個人的には耳ありが好きです。ポップでエキセントリックかあ、リョサさんにしては読みやすそうですね〜。こちらも読んでみたいです♪

taku
2024/11/18 21:58

比較的ライトなので読みやすいと言えます。ただ、軽く読み進められないところはリョサの特徴であり魅力でもありますね。読んでみてください♪ 私も耳ありで、ホットサンド、クラブハウスサンドが好きです🥪

が「ナイス!」と言っています。
taku
ド田舎生活は憧れだけでやっていけないぜ、なんて心配は不要。子どもたちに持っていかれた。山村留学記にするなら、深い心情や豊かな情景など幾らでも描けたはず。これは、子供たちを中心に据えて日常を切り取った母ちゃん日記だ。微笑ましく、所々クスッとさせて、何より眩しい。夫の人が端役に思えてしまうけど夫婦仲はいいのだろう。一家の掛け替えのない体験を想像しながら、ゆっくりと読む。トムラウシの山村留学受け入れは、新得町の地域活性化取り組みの一つ。馴染みやすい環境が出来ているんだな。
Natsuki
2024/12/04 10:26

嬉しい共読、ありがとうございます🎵「日常を切り取った母ちゃん日記」まさにそこが好きです😊

taku
2024/12/04 22:01

Natsukiさん、読みましたよ~♫ 宮下さん、リベロでしたね🏐 自由で変則的なボールなのに、よくこれだけ拾うなあ。代表入り確実です🤣

が「ナイス!」と言っています。
taku
悪くな、いや良かったよ。南アフリカの白人一家物語は、フィクションであってもその時代の生活や人々の生き方、国の歴史を透けさせる。何か、誰かによって拠り所を失ってしまったり犠牲になる人たち。幸せそうな人が登場せず暗くても、独特の語り手法が吸い寄せる力になっている。だが、途中までリョサの小説と併読していたのが影響したか、そこまで力を感じなかった。語りの跳ねかたとか、リョサに引っ張られてしまって。約束を読み切るため一時中断。最初から読み返して良かったとの感想になる。同じジャンルの併読は避けたほうが無難だね。
ぶぶ
2024/11/10 18:32

併読、難しいですよね…!長編小説との併読は短編集かノンフィクションにしたいところですが、図書館本の期限やら持ち歩きの重さやらの事情で悩むこともあります💧しかも相手がリョサとは、ちょっと不運でしたね(笑)

taku
2024/11/10 22:09

気分転換になって効果的なとき、やむを得ずで悩ましいとき、両方ありますよね。歴史小説で登場人物が被っていたとき、混同してしまったことがありましたよ💦 リョサはやっぱり特異です!

が「ナイス!」と言っています。
taku
全て90年代に発表されているが、風習や因習の描写から時代設定はさらに前の作品が多いと思える。日常が奇妙へスッと変位し、薄気味悪さや何とも言い難い感じの構築世界に取り込まれそう。人は自分の領域に突如踏み込まれ、秩序を乱されると不快なもの。そして自分の存在や足元が揺らぐと怖くなる。表題作は最後まで読むと、「使用人」の嫌な響きが反転して心の中でニヤっとした。しんみりとする話から、筒井康隆っぽい不条理、最後までディスコミュニケーションの妙な迫力ある作品など熟練を感じる作家。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/05/16(3505日経過)
記録初日
2015/04/15(3536日経過)
読んだ本
1525冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
518860ページ(1日平均146ページ)
感想・レビュー
1391件(投稿率91.2%)
本棚
14棚
現住所
北海道
自己紹介

Hey, Life is once. Year, you gotta do, what you wanna do.

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