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2024年11月の読書メーターまとめ

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感想・レビュー
26
ナイス
147ナイス

2024年11月に読んだ本
26

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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やられた。巧いよ。メタフィクションをこう使ってくるとは。リアルとフィクションを上手くズラす事で読み手の感情を揺らして感動的なラストシーンへ紡いでいく。もう一つの物語がいつしか現実にすり替わり、アリスの最後の決意がキングのまだまだ書くぞ!の決意にも読める。キングならではの犯罪小説の完成形はこんな形になるとは驚きでしかない。そして最後にはまさかのオーバールックホテルまで登場してファンサービスまで笑 今年はFairy Taleと言う新作がもう一冊出るそうだし、コロラドキッドも積読なのでまだまだキング読めるぞ!
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
26

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剣の成長譚が続く。所謂RPGにおけるレベル上げと必殺技獲得なんだけど、人間関係や妖怪関係が複雑で奈落と分身たちとの関係も複雑で面白さが増す。んだけど、少々弛んでるのも確か。最終段に進む前の多少の弛みなのだけどね。 神楽がいない世界。結構喪失感がある。
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眠狂四郎シリーズ1冊くらい読もうと風呂本だったのだが、一回20枚週刊誌連載、それも前半19篇が連作の一部なので絶妙な作品もあれば尻切れ作品もある。続きは?ってなる笑 ミステリ短編集と読めば良いのか、ダイジェストと読めば良いのか。特に「美女放心」の続きが読みたくなって「殺法帖」を買ってしまった。最後の3篇はまともな短編なので読み応えもある。結局オリジナルを読め、と編者が言ってるような短編集だった。調べると結構数あって、いつ読めるかわからないし鬼平もまだ読み切れてないからなぁ。と言いつつ電子を買う活字中毒者だ
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22の終末、何なんだ、何てタイミングで終わる。偶然とはいえ最高に泣ける。神楽の死によって殺生丸に新たな心が生まれ、天生牙が遂に真の姿になる時が来る。剣の進化を描くこの辺りはRPGにありがちな展開なんだけど、犬夜叉、殺生丸二人の心や技量の成長、あらゆる面で物語と絡み合ってひたすら上手いとしか言いようがない。剣の成長で泣けるなんて。まあ神楽と言う(偶然産まれたキャラ)が最高なんだけどね。ああ、もう本当に最高なんだよね、この辺り。
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神楽の最期。最高のシーンだろう。天生牙も救うことが出来ない。「私は風だ。自由な風だ。」は本当にたまらない。それにしても神楽の表情よ。もうここで終わっても良いくらい最高の盛り上がりだった。で、鋼牙と犬夜叉がそれぞれ武器のバージョンアップをして最終盤に向かう。RPGとしても完璧。
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もうホントに最高の一巻。泣ける。神楽と犬夜叉、かごめ、そして裏切りの白童子、珊瑚と琥珀。人間(妖怪)関係ボロボロだ。神楽は遂に自由になり最期に向かう。泣ける。悪逆たる奈落よ。滅びろ!と叫びたくなる卷なのだ。まだまだ続くが。ちなみにアニメ版観ていて思うんだけど、アニメオリジナルのシナリオが酷い笑 当たり前だけど無駄が多くて出てくる妖怪は単なる怪獣ばかり。巨大で個性なし。殺生丸が出てくる回は喋り過ぎだし、ホントスタッフわかってなかったんだろうな。音楽含めてね。特に音楽のパクリは情けない。
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ここに来て奈落がバックについてないキャラを出してきてパターン化するのを避けてるのが、大長編の中でのアイデアの一つかな。大好きな神楽のフラグが立っちゃってあぁーと思い出した。先生も神楽に思い入れがあったようで色々書いてる。最期のシミュレーションをし過ぎたと。後半戦の前半に差し掛かったが、まだまぁアイデアは尽きない。さすがである。
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SFと言うよりファンタジー奇譚に近い作品集。あれ?っと思ったらSFマガジンで既読の作品もあり。確かに特殊設定ミステリみたいな作品が多いのでもう少しSFらしさが見えても良かった。そもそも特殊設定物はSFというかファンタジーに近いわけだから、こんな作品集になってもおかしくない。同じパターンなら斜線堂さんの方が上か。が、やはり「九月某日の誓い」はいい。所謂超能力物なんだけど大正時代をバックに二人の感情表現含めて読ませる。伴名練に憧れて書いて伴名練に認められた件含めて、この先もう一歩踏み込んだSF作品集を待とう。
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大抵の漫画やラノベならほぼ終盤の造りだろう展開で再び傷を負う奈落。あっちの世界の戦闘は壮絶。なんだけどね、まだまだ終わらないぜ。山が動くあたりからアニメだけじゃなく原作も怪獣映画になっちゃってきてて、必然だったのかもね笑 まあ仕方ないのか。毎度ながら、ここまでソリッドに無駄がない描き方は感嘆しかない。セリフにしろ絵にしろ完璧。
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聖さま。桔梗の再登場でかごめが関わるのが巧い!それによって桔梗のかごめへの想いもこの先変化する。犬夜叉だけウダウダするけど笑 そしてなんといっても阿毘姫、超勿体無いキャラ。こんな出し方しないで欲しかった。もう少し情に流れるキャラとして登場したら人気が出そうだったのに使い捨てなんだよね。 まあ仕方ない。犬夜叉の父親話が先生の話で出てくるが、アニメ映画で描いているらしい。観なくては。
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物語としてはちょうど半分。ストーリーテリングの巧みさ、キャラクターの作り方も極まる。奈落の進化から今度は桔梗が一旦退場。奈落=鬼蜘蛛だった桔梗への執着を切り離し生まれた白童子。この新キャラが上手いんだよね。想像を超えてくる。ただ神楽の扱いが都合の良いキャラとなり、神楽ファンとしては不満かな笑 もう少しで終わりそうな勢いなんだけどまだまだまだまだ続くのであった。
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この辺りは最高潮。奈落が新しい身体を作り上げる為に弄する七人隊やら仕掛けやらでパーティは分断され大盛り上がり。連載時の興奮を思い出した。ちなみにアニメシリーズも久々に観てるんだけど、今観るととにかく音楽が酷い。伊福部先生のモスラの曲の完全なパクりがこれでもかと流れ、春の祭典のパクりがこれでもかと流れ、ほとんど怪獣映画みたいな表現されてた。こんな酷かったっけと。物語は当然面白いのだけど。ちょっと辛い。
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七人隊。アクション巻。小ネタを置きつつ基本は犬夜叉軍団対七人隊(-2)実質奈落チームも手伝うが。ウザい琥珀が出て来ちゃって神楽が活躍しないのが寂しいところだけど、次に繋がる物語なのでその辺は含みあり。高橋留美子先生への賛辞はもう必要ないのだけど、この戦闘が続く物語でさえ、そこらのジャンプ物とは大違い。ただただ絵もストーリーも巧みとしか言いようがない。まあそりゃそうだよね笑
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ここからワイド版初読。連載時以来だから色々忘れていて楽しい。前回止まったのも白霊山まで七人隊で間延びしたのを覚えていたからだが、今読んでもやっぱり時間稼ぎ。奈落が一旦消えた事で緊張感が変わってしまい、新キャラ登場しても緩い。先生は「七人隊考えるのは本当に楽しかった。」そうだが連載時も興奮度は下がり中弛み感があった。キャラ作りは秀逸だけどね。
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前2作から形を変えて正義側から犯罪を描く。「悪人より善人を主人公にするほうがむずかしい、悪人はルールに縛られないが、善人はルールにしたがって生きなければならないから」と言う言葉通り、正義の息苦しさとキリスト教、黒人差別を中心に犯罪小説であり現代アメリカ文学の境界線を蠢く傑作。ストーリーテリングは相変わらず絶妙で目が離せない。全く弛緩する所もなく、ひたすら街の唸りを描き抜く。それにしてもたった4作で凄まじい作家になったコスビー。次回作は家族小説、ミステリーの文法で解く作家ではなくなっていくのだろうか。
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神楽がどんどん良い位置に置かれ出して、殺生丸と言う兄キャラの性格付けがどんどん極まる。最後には奈落に犬夜叉と殺生丸二人で対峙するという最高の展開。前半最高の巻だ。このあたりで奈落が姿を消すので、ここらで長くなる新展開を考えたのだろうか。集めるべきものは集待ってるしね。それにしても邪見のボコボコ殴られるところ、好き。今回は最後まで必ず行くよ。
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再読。黒巫女・椿の巻。かごめの底力の凄まじさが描かれるなかなか興味深い巻。鉄砕牙無しの犬夜叉の秘密の深さからのかごめからの神楽。まあホント次から次へと物語が展開していく。このあたりでやっと1/3なんだけどね。それにしても「鬼蜘蛛は、気持ち悪くて好きです。」はなんなんだ笑
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元の山尾悠子氏の本に出会ったのは高校生。当時早川JAで出てSFをひたすら読んでいた中に突如と現れた幻想小説。もちろんボルヘスも読んでいたので、「遠近法」を読んだ時に震えた。日本人でこんな小説を書くSF作家がいるなんて!御本人のXで電子版が出ていて安いと知り、ついつい懐かしくなって何十年ぶりに再読。いつ読もうと山尾悠子は山尾悠子だった。ペダンティックな言語表現が目眩くイメージ喚起し脳が溶けていく感覚。幻想的に映像化された文章がひたすら目の前に拡がる感覚。ラピスラズリに再販版仮面物語も買っちゃった、読むぞー
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再読。読書メーターのアプリ版の検索が以前からダメなのはわかっていたが、元のタイトル統一されてなくてなかなか出てこなくて困った。ワイド版だよ、ワイド版。Amazonの問題かな。琥珀についての高橋留美子先生の解説が重い。「どこまで描けば救われるのかは、悩みました。」僕自身は苦手なキャラクターで珊瑚をいつまでも苦しめる。枷にしてはキツい。今回は最後までキッチリ読み切ろうと思う。
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久々に再読すると、この辺りは奈落から生まれる新キャラで繋いでるので、少々物語として緩むかな。もちろん剣も進化するし殺生丸もまたレベルアップするのだけど。RPGで言ったらレベル上げの巻かな。と思いながらも犬夜叉本体も妖怪化というかバーサーカー化する設定も置いてあって巧いのだけど。
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絶対に「ビリー・サマーズ」を読む前に読んではならない。特に担当編集者である永嶋氏がネタバレし過ぎていてダメ。興奮するのはわかるけど、絶対に知らないで読む方が楽しい。ホント担当のくせにわかってないよね。話せば話すほどつまらなくなるぞ。訳者の白石さんは絶妙にズラしてるのにバラしちゃってるアホ。困ったもんだ。
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ずーっと猫と生きてきて、これからも猫と生きる人族には必読。BRUTUSらしくアートとか映画、コミック、絵本、はたまたゲームまで猫特集で楽しい。そういえばStray買ったのに未プレイ。やって猫にならなきゃ🐈
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12人の積読論。 積読に理論はない。みんなそれぞれで上手く石井さんは相手からそれぞれの読書論を引き出してる。「本は知識のインデックス」だよね。僕自身も今蔵書アプリで少しずつ整理してて電子4000、実本3000まで入れられた。電子は買う毎に入れられるんだけど実本は本棚から少しずつやらないと進まない。後壁二面くらい(二重だから四面分)ある。引越し前になんとか入れ切らないとマズい。仕事場のスピーカーの裏辺りの山積み本はいつになることやら。改めて入れなくてはと再確認した本だった。それにしてもまた欲しい本が増えた笑
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赤井秀一初登場回。見えない恐怖最高。名探偵図鑑は驚きのチャーリー・チャン。最近言及する人も少なくなったビガースの名探偵。オススメの「チャーリー・チャンの活躍」は今は古書のみだが、電子でも何冊か読めるようだ。積読する。
が「ナイス!」と言っています。
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やられた。巧いよ。メタフィクションをこう使ってくるとは。リアルとフィクションを上手くズラす事で読み手の感情を揺らして感動的なラストシーンへ紡いでいく。もう一つの物語がいつしか現実にすり替わり、アリスの最後の決意がキングのまだまだ書くぞ!の決意にも読める。キングならではの犯罪小説の完成形はこんな形になるとは驚きでしかない。そして最後にはまさかのオーバールックホテルまで登場してファンサービスまで笑 今年はFairy Taleと言う新作がもう一冊出るそうだし、コロラドキッドも積読なのでまだまだキング読めるぞ!
が「ナイス!」と言っています。
kadocks
鋼牙に神楽。パーティが出来上がっても新たなキャラ登場。神楽好きだったなあ。心臓を取られてる設定が良い。高橋留美子先生談だと鋼牙は犬夜叉にないスピードキャラだと。なるほど。パラメータ考えてキャラ作ってるなんてほんもかRPGだ。
が「ナイス!」と言っています。
kadocks
アニメ版を急に観出して、懐かしくなって再読。読み直すかな。それにしても最強の脇役である殺生丸がだんだん成長していく物語好き。りんちゃん登場。それにしても高橋留美子のストーリーテリングの上手さよ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/04/02(5361日経過)
記録初日
2010/03/12(5382日経過)
読んだ本
1782冊(1日平均0.33冊)
読んだページ
499079ページ(1日平均92ページ)
感想・レビュー
1503件(投稿率84.3%)
本棚
33棚
性別
血液型
O型
職業
クリエイター系
現住所
東京都
自己紹介

音楽の仕事をしています。

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