読書メーター KADOKAWA Group

2025年11月の読書メーターまとめ

Abercrombie
読んだ本
27
読んだページ
8778ページ
感想・レビュー
27
ナイス
218ナイス
  • Xでシェア
  • facebookでシェア

2025年11月に読んだ本
27

2025年11月のお気に入られ登録
1

  • DORA好き(´▽`ʃ♡ƪ)

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Abercrombie
原書版の表紙カバーはずいぶんスタイリッシュなんだねぇ。謝辞を読み、オリジナルを思わず見に行ってしまった……。そうだよ! ポー&ティリーコンビ解散がショックで、原書で良いから次巻の様子を伺いたかったんだよ! 下巻は陰惨で残酷な場面が連続するジェットコースター小説。それを暗く感じさせない筆力は流石だと思うが、一気に読ませないと無理繰りなところが目立っちゃうからじゃない?と皮肉っぽく思ったり。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
27

Abercrombie
斜陽の大友家最後の輝き、鶴崎城戦勝利の立役者、妙林尼をヒロインとした歴史小説。ヒロインとその相手役、右京亮、覚之進をはじめ登場人物たちは魅力的だが、鶴崎城戦に至るまでが長くて焦れる。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
駅から徒歩10分以内という縛りで、日本全国の絶景スポットを季節ごとに美しい写真で紹介(20分以内の場所も多々あり。己に甘い研究会である)。でも騙されるものか! 最寄り駅に行くまでが大変なところばかりだし、絶好のシーズンに行ったら混み混みに決まっている! それでも気になったのは、龍厳淵の桜並木、津和野殿町通り、本光寺 (愛知県幸田町)のあじさい、大田黒公園、嵐山祐斎亭あたりかな。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
いやぁ、手こずった。退屈なストーリーに全然ページが進まなかった。セレブ学校の同窓会で起こった殺人事件を追うハービンダー・カー第三作。ハービンダー以外の視点人物パートで語られるのは、学生時代と現在の恋愛話ばかりなのにほとほとうんざり。ラストの犯人登場には確かに驚愕するが、それはあまりの不自然さゆえだ。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
再読。スーティと記憶を改竄されてしまったグインの対面が哀しい。ヴァレリウスはすっかり腹黒野郎に戻った。フロリーはリンダ、次いでマリウスと別れの挨拶。マリウスがフロリーにミアイル公子暗殺はナリスの仕業と暴露するも、既に関係者はみんな鬼籍。時の流れを感じるね。最後はヴァレリウスとヨナのミロク教談義。クリスタルからヤガへ移住したヨナの知人ラブ・サン老人とその娘マリエってこの後出てきたかな。憶えていない。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
途切れた日記に書かれた男女のその後、校舎から転落死した同級生、喋る狼の記憶、放送室ジャック事件、ミステリ仕立ての青春小説が四編。切なくも爽やかな結末に心揺さぶられる。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
これまでに較べると文章はわりと読みやすかった。ストーリーも助けた少女みつぐの願いを請け、彼女の恩人を守るというオーソドックスなもの。でも、その恩人ってのが隠れ切支丹で、付け狙うのが京の陰陽師集団というのはなんで?と思う(邪教覆滅を唱えつつ、品性は下劣)。この時代の人間が、潜伏切支丹という言葉を使っているのも違和感を感じる。みつぐは市兵衛ファミリーに加わると思ったんだがなぁ。
射手座
2025/11/30 21:53

敢えてみつぐをレギュラーとしなかったが故に、次作への期待が否応にも高まるんですよ♬

Abercrombie
2025/12/03 08:03

コメントありがとうございます。今の市兵衛ファミリーはむさい男ばかりで華がないなと。市兵衛がくっつくなら早菜だとは思います。

が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
再読。この巻を最初に読んだ時、かなりの憤りを覚えた記憶があるね。古代機械がグインの記憶を《修復》するも、母星ランドックに関する事柄が含まれるアモンとの戦い以降の記憶を消去! スーティ、フロリー、ブラン、ロカンドロス、スカール、タイス編の面々との交歓がなかったことになるなんて酷すぎる。何度記憶を奪われようとグインは必ず取り戻し、いつか母星へ旅立つだろうなんて、ヨナは予言者めいたことを云うけど、それには途方もない時間がかかるよ。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
忍野メメが阿良々木暦っぽく語る専門家たちの大学生編。細々としたエピソードを拾いつつ、彼らの制約的誓約が成された理由、臥煙遠江の死因、斧乃木余接の誕生秘話等がいっぺんに明かされる構成は巧み。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
再読。ブランと別れパロに到着したグイン一行のあれやこれや(あれやこれやとは、リンダとフロリーが微妙な関係だったり、スーティが可愛かったり、逃亡したいマリウスがミロク教徒の町ヤガに行こうとフロリーを唆したりだ)。グインとリンダの手がふれあった時、二人を驚愕の金縛りにした《何か》って何だ! グインがリンダと再会する前、リンダだと思って思い浮かべていた、威厳ある年とった女とは誰かも気になる。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
2025年ヒューゴー賞受賞作。大きな活字に広い行間。今どきの時代小説のような造りはとても読みやすいが、これは中編を無理矢理一冊の本に仕立てただけで、東京創元社が突如老人愛に目覚めたわけではあるまい? 中身はマンモス版ジュラシックパークといったところ。群れを率いるリーダーに、かつて象の保護活動中に殺された生物学者の意識が転送されているってのがこの話の肝だがお陰で戦いは一瞬。語られるのは学者をはじめとした視点人物たちの家族のことばかり。それはそれで印象深くはあるんだけど、尺を考えれば脇道に反れすぎと感じた。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
ちょっと荒唐無稽すぎるかな。歴史上の人物を独自視点で描く文芸社文庫のシリーズの方が好き。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
竜の谷へ。転生前のヒロインが幼少期を過ごした場所だけに、恩人(竜だけど)との懐かしい再会などしんみり場面が多く笑いは控えめ。人間の国に戻ってからようやくいつも通りになってきたと思っていたら、新たな悪役登場。こいつがヒロインの前世絡みだから、この巻で延々と過去の出来事を聞かされる羽目になったのかと思うと、何となく釈然としない気持ちになる。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
舞台は大航海時代の東南アジア。最新の大砲を求めてマラッカへ赴いた琉球使節の物語。珍しい題材だよね。琉球人、日本人、明人、マレー人、ポルトガル人、多彩な登場人物たちが、それぞれの正義を求めて、ぶつかり合い、協力し合い、理解し合う。読後感がとても爽やかな海洋冒険小説。面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
通話と会話だけで語られる連続狙撃事件の顛末から、想像という推理、銃撃戦まで。「素敵ですよ!そっちの顔の方が、わたしは好きです!」すべてが明かされた後に効いてくるヒロインの決め台詞の怖さよ。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
やっと読み終わった! 二段組358pは長かった! 舞台は18世紀のポルトガル。ジョアン五世のマフラ大聖堂建設と、バルトメロウ・ロウレンソ・デ・グスマン神父の飛ぶ機械製作を背景に、当時の社会情勢をとことんぶちこみつつ語られる、戦争で左手を失った兵士と透視力を持つ女の恋愛物語。良い話だとは思うけどあまり起伏を感じられないストーリー。作者独特のダラダラとした文体はやっぱり苦手。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
再読。運とグインの策略とヴァレリウスの飛び入りにより漸くタイス脱出。ちょっと都合が良すぎる展開だけど、長すぎたタイス編が終わるならもうなんでもいいやという気もする。マリウスはコングラス城で貰ったキタラを失い、リギアは愛馬マリンカを取り戻す。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
親友の死を知らされた途端、恋人の殺害を自白した男の謎。これがなぜ「兄思い」というタイトルなのかずっと考えていたけど、思いのほか悪辣な真相だった。長谷川さまの身勝手な態度はいつも通り。でもそれに対する清左衛門の反論がいつにも増して激しい。定番のやり取りとはいえ、たまにはガス抜きもしないとかな。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
再読。クムに生まれたばかりに、軍人での立身出世を望めず、闘技士として生きるしかなかったガンダルの哀しみが、グインとの生涯最後の闘いにぶつけられる。またもやその国を代表する最強戦士との闘いだが、ユラニアのオー・ランの時とは打って変わったカッコいい幕切れ。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
再読。水神祭りが始まる中、《水賊》の力を借り一足先にフロリーとスーティを城外へ脱出させようと画策するグインの暗躍。脱線気味の描写が多く、さっぱり話が進まないことに焦れる。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
父は名胡桃城事件の犠牲者。自身も出奔・帰参を繰り返した鈴木右近が新シリーズの主人公。厳しい生涯を送りながら、真田信之への忠義を貫いた人物のはずだけど、作者の描く右近はどこか滑稽。定番のエピソードを追いつつ進むストーリーも軽いね。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
原書版の表紙カバーはずいぶんスタイリッシュなんだねぇ。謝辞を読み、オリジナルを思わず見に行ってしまった……。そうだよ! ポー&ティリーコンビ解散がショックで、原書で良いから次巻の様子を伺いたかったんだよ! 下巻は陰惨で残酷な場面が連続するジェットコースター小説。それを暗く感じさせない筆力は流石だと思うが、一気に読ませないと無理繰りなところが目立っちゃうからじゃない?と皮肉っぽく思ったり。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
ポーがカウンセラーに語る形で進む、カルト教団指導者石打ち殺人事件。小気味良い会話の応酬が楽しくて、あっという間に読み終えてしまった。ティリーが出ずっぱりなのも嬉しい。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
長秀(秀長)軍による竹田城攻め。戦いでは活躍するけど、秀吉との関係はさらに悪化。毅然と対応すればいいのに、毎度卑屈な態度ばかり見せられる主人公にげんなり。挙げ句の果ては捨て駒扱いの尼子の寄騎に。スピリチュアルな八郎じゃなくても、危険な目に遭う予感しかしないよ。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
幸せとは「置き場所がある」こと、喜びとは「何かが今と変わっても大丈夫だ」って思えること。元気のない歴50年の作者が「元気のない人の考え方」で数々のお悩みに答えるが、どれもこれも作者の回答とは思えないほどすっごく真面目で驚く。アシスタントのアラーナちゃんのアドバイスに、作者らしさを感じられるかな。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
奥州征伐は決着まで至らず。琉球攻めまで一気に進んで欲しかったからちとモヤモヤ。後半の話題の中心は、敦賀、小浜、石山、伊勢と繋ぐ壮大な琵琶湖運河構想。現実世界では遂に実現しなかった運河が、この物語の中だけでも完成したら、主人公が近江出身だった意味があると云える。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
シリーズ第一作ってことで、連続殺人事件の合間に語られる、熱血連邦捜査官と大学教授兼凄腕ハッカー、主役二人の過去やしがらみ部分がかなり多くて閉口したけど、二人のわだかまりが解け息の合った捜査が進む後半は一気読み。面白かった。ディーヴァー恒例のどんでん返しは、それほど驚きのあるものではなかった。
が「ナイス!」と言っています。
Abercrombie
再読。大公タリクの介抱なんぞしたばかりに見初められ、タイス伯爵親娘の怒りを買うフロリーの受難。キタイの妖しい踊り子のような衣装を着けたマリウスに見惚とれている場合ではないぞ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/06/12(3831日経過)
記録初日
2002/12/01(8407日経過)
読んだ本
6232冊(1日平均0.74冊)
読んだページ
2033354ページ(1日平均241ページ)
感想・レビュー
3839件(投稿率61.6%)
本棚
1棚
性別
自己紹介

図書館本乱読派

好きなジャンルは、SF、ファンタジー、時代小説、海洋冒険小説(絶滅しました)、武侠小説(絶滅しました)。
好きな作家は、ジャック・ヴァンス、隆慶一郎、笠井潔(矢吹駆シリーズ限定)、上橋菜穂子等々。

※全国を網羅したガイドブックに目がなく、興味がない分野でも見つけると飛びつきます。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう