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2024年6月の読書メーターまとめ

あまね
読んだ本
13
読んだページ
4036ページ
感想・レビュー
8
ナイス
233ナイス

2024年6月に読んだ本
13

2024年6月のお気に入り登録
1

  • さばお

2024年6月のお気に入られ登録
1

  • さばお

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

あまね
私にとって忘れられない作品『まいまいつぶろ』。そのスピンオフの今作は、前作に引き続き心に灯りをともすステキな作品でした。家重・忠光を取り巻く人々と吉宗のお庭番・万里から、前作とは違った視点で2人の関係性を立体的に浮かび上がらせます。忠光が己の退隠を見据え、初めて政敵であった忠寄に詰め寄るところは圧巻。また、忠光の妻・志乃の切なさに首肯しました。今作もしみじみと心に沁み入る読書の時間でした。
が「ナイス!」と言っています。

2024年6月にナイスが最も多かったつぶやき

あまね

2024年5月の読書メーター 読んだ本の数:16冊 読んだページ数:4368ページ ナイス数:214ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/587545/summary/monthly/2024/5

が「ナイス!」と言っています。

2024年6月の感想・レビュー一覧
8

あまね
上巻・中巻がとても辛い場面が多かったので、下巻に入り幸せな描写にホッとしました。けれど、この後の展開を知っているので、ドキドキしながらページを繰りました。幸福→悲哀→愛惜と物語が進む中、ラストのサンの描写は特に胸が痛くなりました。作者もそのことをよくお分かりか、続く外伝は本当に楽しく胸があたたかくなりました。最後の物語は『こうだったら、良かったのに』と読者が読みたかったお話でしたし、作者も書きたかったお話なのでしょうね。
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あまね
上巻より文章が読みやすくなり、サクサクとページを捲ることができました。制約の多い生活の中でなんとか自分の意思を大切にして流されずに生きたいドギム。指先ひとつ、口先ひとつで出来ることも多くあるけれど、自由には生きられないサン。お互いの立場でお互いの感情を慮れず、かといって愛おしさは隠しきれず…というのが、やはりドラマよりも伝わってきました。上巻を読了後は『もういいかなぁ。』と思いましたが、読んで良かったです。引き続き、下巻へ。
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あまね
韓ドラ好きな間で以前、話題になっていた『赤い袖先』の原作。原作者が高校生になった頃から書き始めたというのが驚きました。そのせいか、主人公の世孫・サンも宮女・ドギムも若々しくて可愛らしいです。ドラマの方が原作よりもドロドロとしていた感じでしょうか⁈ドラマでドギムが頑なだったのが不思議でしたが、原作を読んでその心情が少し垣間見れたような気がします。
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あまね
旦那さんが急に「俺、デンマーク人になる‼️」と言い出したので、何事か⁉️と思ったらコチラの本を読んでとのことでした。本書を読んで、デンマークの方々は、優先順位がきちんと分かっていて、再チャレンジができる意識と社会システムができあがっているのだなと思いました。思わぬところで発見もありました。デンマークの職場で求められる社会性の章で、『これはうちの子供の学校の教育方針とほぼほぼ同じでは⁉️』と。改めて、子供の母校に感謝しました。
さばお
2024/06/18 22:27

あまねさん、初めまして! 「俺、デンマーク人になる!!」 ウケました、とっても良い旦那さんなんだろうなぁと想像しました。 あっさり相手に合わせる点を取り入れた私もデンマーク人(?)

あまね
2024/06/18 22:45

さばお様 コメント、ありがとうございます。さばおさんも、デンマーク人なのですね‼️大切なこと以外は、サラサラっと上手に受け流していらっしゃることと推察します。素晴らしい‼️日本人にもデンマーク気質が増えて、元気な国になっていくと良いですね。

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あまね
文庫本にて再読。先日、東京芸大で開催されていた『大吉原展』を拝見し、蔦重の人生を辿ってみたくなりました。2025年の大河ドラマでも取り上げられますね。本作は漫画のようなお話ですが、商売をする時の心得が満ちて溢れています。蔦重に育てられたタケの第二の人生の進み方にも納得です。
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あまね
久しぶりの桐野夏生の作品。相変わらずグイグイ迫ってくる筆に引っ張られて、最後まで一気読みでした。最近、『凪良ゆうも町田その子も、時代の問題を小説に取り入れて上手く書いているな』と思っていましたが、そのような手法をずっと描いてきた桐野夏生の迫力を久々に思い出しました。本を読んでからNHKのドラマの方を見ようと思っていたのが、正解だった気がします。それにしても、身勝手な人たちが次々と…。それが、人間というものなのかもしれません。そして、そういう身勝手さを直視して描き切るのが桐野夏生だったと改めて思いました。
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あまね
本好きの方々にとっては、首肯するあたたかなメッセージが沢山ある本だと思います。電子書籍もいいですが、紙の本を読む時の手触り、匂い、パラパラとページを行きつ戻りつする豊かな時間は私にとってかけがえのないものです。その思いを同じくしている方の言葉は本当に優しく、ハッとするメッセージも多く頂きました。あっという間に読めてしまいますが、出会えて良かったエッセイでした。
初美マリン
2024/06/06 09:17

読んでみたいです

あまね
2024/06/06 09:50

初美マリン様 是非是非、お手に取って見てください。『紙』で育った世代には、共感できるところが多いかと思います。デジタルへの流れが急速ですが、アナログの中にも大切なものが沢山あると考えさせられる本でした。

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あまね
私にとって忘れられない作品『まいまいつぶろ』。そのスピンオフの今作は、前作に引き続き心に灯りをともすステキな作品でした。家重・忠光を取り巻く人々と吉宗のお庭番・万里から、前作とは違った視点で2人の関係性を立体的に浮かび上がらせます。忠光が己の退隠を見据え、初めて政敵であった忠寄に詰め寄るところは圧巻。また、忠光の妻・志乃の切なさに首肯しました。今作もしみじみと心に沁み入る読書の時間でした。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/07/01(3587日経過)
記録初日
2015/07/01(3587日経過)
読んだ本
1974冊(1日平均0.55冊)
読んだページ
503954ページ(1日平均140ページ)
感想・レビュー
1418件(投稿率71.8%)
本棚
15棚
性別
自己紹介

読書と韓ドラの二足の草鞋。どちらも楽しくて、どちらも大好き。

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