読書メーター KADOKAWA Group

2024年4月の読書メーターまとめ

カエル子
読んだ本
8
読んだページ
1968ページ
感想・レビュー
8
ナイス
105ナイス

2024年4月に読んだ本
8

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • nakira

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

カエル子
この著者にちょいはまりしている。新刊を見つけて思わず買ってしまった。小屋づくりにはまったく興味ないが笑。同い年だということが判明した。わたしも若い頃、国連の仕事をしたい!と一瞬夢を見たことを思い出した。それを実現し、そしてをそれをバッサリ捨てて帰国し、物書きとして生きていくために自分を追い詰めつつ、子どものために小屋をDIYする。途中で本人も言っているが、この人の強みは自分を過信していないこととすんなり他者を頼れること。さらには手を差し伸べてくれる人がまわりにいること。これからも愉快に生きて書いてほしい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
8

カエル子
金沢北条氏を学ぶ前によりメジャーな鎌倉北条氏について。北条氏自らが将軍職についたり、官位を得たりしようとしなかったのは「御家人による御家人のための幕府」という立ち位置を守ることが自らのためだったから。義時、泰時、時頼までは自力で得宗(北条本家の当主)の地位をつかみ取ったが、時宗以降、世襲制になったあたりから終わりが見え始める。鎌倉から室町への転換は足利尊氏(源氏の血筋)の謀反。肝心の金沢北条氏は「ヤバそうだから出家しよ」という感じで弱っちかった笑。
が「ナイス!」と言っています。
カエル子
瞬間的に脚光を浴び、そして忘れ去られる。一過性のブームに翻弄される象と象遣いの旅を著者が語って聞かせる物語。随所に皮肉が散りばめられていて愉快痛快で同時に切ない。「どうであれ、友よ、お前の行き先に不安はない、ぼくは違う、ぼくは象遣いで、寄生虫で、おまけなんだもの」と行く末を案じていたスブッロのその後が、幸せなものだったら良いな。記録がないからわからないというのもやっぱり切ないじゃないか。動物園の存在意義とか、ダイバーシティとか、なにげにいろいろ考えさせられた。とりあえず『白の闇』も読んでみよう。
が「ナイス!」と言っています。
カエル子
初読は借り読みだったので、司馬遼太郎記念館にて購入のうえ再読。他者をいたわることのできる自己を確立すべし。他人の痛みを感じること、他人にやさしくあること、それは生まれ持っている感情ではなく訓練によって身につけるべきもので、その訓練とは「相手の立場になって感じる」習慣を持つこと。つまり「共感」の大切さと、それを身につけるには訓練が必要なことを説いてくれています。適塾をつくった緒方洪庵への敬意も綴られていました。教えることこそが学びであり楽しみ。そう言い切れる教師がもっと増えると良いですね。
が「ナイス!」と言っています。
カエル子
「日本は(中略)高齢化が急速に進む一方で快適な暮らしが送れる、アジアにおけるスイスのような存在になりうる」ってホンマかいな? それはともかく、再分配や補助金を通じて社会正義を成そうとする考え方や政治は国民の依存心を助長するばかりで権力を有識者と呼ばれる少数派の手に集約させるだけ。中流・労働者階級が向上心を持ち、行動すること、し続けること、それができる環境を整えること、そして有識者らが示す安易に見える道に流されることなく抵抗する選択肢を忘れないこと。つまり結構大変だけど、庶民のひとりとしてがんばりたい。
が「ナイス!」と言っています。
カエル子
わたしはフリーランスなので「デザインシステム」をつくるとか、使うとかぜんぜん関係ないのですが、あったので読んでみた的な笑。チームや組織が大きくなればなるほど必要性を増すシステム。むかしつくるのを手伝ったことのあるユーザビリティガイドラインは、デザインシステムの一部にあたるのだろうけど、きっとアレは使われずに埃をかぶっただろうな……。つくり始めるにも、使い続けるにも、「ちいさくはじめる」というのが本当に大事なのだろうと思うし、そのための指針と具体例がよくまとまっていました。
が「ナイス!」と言っています。
カエル子
内田樹先生を介して知り合った建築家と思想家が日々考えたり、感じたりしている小難しいこと笑をぶつけ合い、刺激し合う往復書簡集。Lagom(という言葉は使っていないけど)についてだったり、プロセスを楽しむことの価値だったり、手触り感のない電子書籍って嫌よねーってことだったりが語られていて、読むほうも同意したり、頭をひねったり、いろいろでした。紙が心地よかった。
が「ナイス!」と言っています。
カエル子
5月に見に行く薪能の事前講習会参加に備えて急いで予習。能と狂言それぞれの特徴と違い、舞台のつくりや意図、長く演じられてきた名曲のあらすじや見どころをざっくり勉強しました。とにかく能についても狂言についても「何も知らない」という状態だったので、マンガでゆるりと導入は正解だった。講習会での先生の説明も、これを読んでいたからすんなり入ってくるところがあって助かったー。先生のご指導のとおり「台詞を理解しよう」なんて思わず、雰囲気に入り込むための事前知識をもうすこし蓄えて本番に臨みたい。
が「ナイス!」と言っています。
カエル子
この著者にちょいはまりしている。新刊を見つけて思わず買ってしまった。小屋づくりにはまったく興味ないが笑。同い年だということが判明した。わたしも若い頃、国連の仕事をしたい!と一瞬夢を見たことを思い出した。それを実現し、そしてをそれをバッサリ捨てて帰国し、物書きとして生きていくために自分を追い詰めつつ、子どものために小屋をDIYする。途中で本人も言っているが、この人の強みは自分を過信していないこととすんなり他者を頼れること。さらには手を差し伸べてくれる人がまわりにいること。これからも愉快に生きて書いてほしい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/04/09(5139日経過)
記録初日
2010/04/03(5145日経過)
読んだ本
1713冊(1日平均0.33冊)
読んだページ
471284ページ(1日平均91ページ)
感想・レビュー
1701件(投稿率99.3%)
本棚
1棚
性別
血液型
A型
職業
自営業
現住所
東京都
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう