岩手・南部鉄器工房が舞台。ある日突然、補導委託を引き受けた父・孝雄、反対し戸惑いつつも、干渉しない態度で臨む息子・悟。が、少年・春斗を受け入れてから悟の心境に少しずつ変化が訪れる。 「人なんて、どんなに話し合ったって、百パーセントわかり合えることなんてない。それが近くにいる人だったらなおさら」確かに。「老眼かよ」(健司さん👍) 我が父も孝雄の様に寡黙で職人気質。思えば来し方をゆっくり聞いたことはなかったな。今度帰省したらまずは話しを聞いてみようと思った。 第二第三の春斗くんが良い人生を歩めますように。

岩手・南部鉄器工房が舞台。ある日突然、補導委託を引き受けた父・孝雄、反対し戸惑いつつも、干渉しない態度で臨む息子・悟。が、少年・春斗を受け入れてから悟の心境に少しずつ変化が訪れる。 「人なんて、どんなに話し合ったって、百パーセントわかり合えることなんてない。それが近くにいる人だったらなおさら」確かに。「老眼かよ」(健司さん👍) 我が父も孝雄の様に寡黙で職人気質。思えば来し方をゆっくり聞いたことはなかったな。今度帰省したらまずは話しを聞いてみようと思った。 第二第三の春斗くんが良い人生を歩めますように。

思い出エレベータ　辻村深月 Have a nice day! 伊坂幸太郎 雨あがりに　阿川佐和子 アニバーサリー　恩田陸 七階から愛をこめて　柚木麻子 重命なる(かさなる) 東野圭吾 なんと豪華な執筆陣！素晴らしい作品の数々。 老舗デパートの時が書かせた物語とも言えるのでは。読書タイムを堪能しました。 お気に入りは　Have a nice day!、七階から愛をこめて。ラストは湯川教授もお目見え。 表紙は三越の包装紙図「華ひらく」。とにもかくにも、三越デパート創業350周年おめでとございます。

二人の主人公、留希子29才、SEで料理研究家。もう一人は料理教習所の女中しずえ。現代と昭和初期、二つの時代を舞台に「豚の生姜焼き」レシピを巡って展開される物語。 坂崎さんもよいキャラクターだし楽しめた。留希子のがむしゃらで頑固なところが好感。 しずえの謙虚でまっすぐ、頑張り屋さんのところもよい。が、旦那様との子を産むことを承知したというのはやはり理解が及ばない。それだけ旦那様を尊敬していたから？奥様の願いを叶えてあげたかったから？もう少し納得感が欲しかった。 美味しいものを食べたくなった一冊。