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2024年12月の読書メーターまとめ

saeta
読んだ本
3
読んだページ
777ページ
感想・レビュー
3
ナイス
37ナイス

2024年12月に読んだ本
3

2024年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

saeta
あたかもその場に自分も身を置いてるかのような自然描写の美しさが際立っており、いつまでもこの世界に浸っていたいと思わせてくれる良作だった。父が残した山小屋を何年も交流が無かったピエトロとブルーノが協力して建て直して行く辺りが、とりわけ一番好きな箇所だ。頁の後半に差し掛かる頃、最後はこういう結末しか無いだろうなと想像していたが、ほぼ近い内容だった。この作品は映画化もされており、youtubeでtrailerを観た感じだと、割と原作の世界観に寄り添って映像化されている印象だ。年末でも映画の方も観てみようと思う。
が「ナイス!」と言っています。

2024年12月の感想・レビュー一覧
3

saeta
「帰れない山」に続けて、こちらも読了。36章の短編小説の如く、各章が短くフォーマット化されて良い感じで読み進められたように思う。この36と言うのが、ウェイトレスのシルヴィアがプレゼントする北斎の「冨嶽三十六景」画集から引用され、正にモンテ・ローザの「山麓三十六景」とサブタイトルを付けたくなる。タイトルにある狼の記述は少なかったようだが、北斎をはじめ、主人公ファウストがコックとして働くレストラン「バベットの晩餐会」(好きな映画だ)をモチーフにするなど、帰れない山とは趣も異なるが、年末に良い作品と出会えた。
が「ナイス!」と言っています。
saeta
あたかもその場に自分も身を置いてるかのような自然描写の美しさが際立っており、いつまでもこの世界に浸っていたいと思わせてくれる良作だった。父が残した山小屋を何年も交流が無かったピエトロとブルーノが協力して建て直して行く辺りが、とりわけ一番好きな箇所だ。頁の後半に差し掛かる頃、最後はこういう結末しか無いだろうなと想像していたが、ほぼ近い内容だった。この作品は映画化もされており、youtubeでtrailerを観た感じだと、割と原作の世界観に寄り添って映像化されている印象だ。年末でも映画の方も観てみようと思う。
が「ナイス!」と言っています。
saeta
2017年にフアン・ホセ・サエールの「孤児」を読み感銘を受け、続けて「傷痕」も読んだ事を思い出し、新刊となるこちらも手に取り読んでみました。実験的なフォーマットなのか意欲的な作品ではあったが、そこで語られるエピソードの数々がやや魅力に欠け、同じ話の繰り返しのように感じてしまい、いささか退屈な作品だった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/07/17(3459日経過)
記録初日
2012/06/23(4578日経過)
読んだ本
344冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
131168ページ(1日平均28ページ)
感想・レビュー
257件(投稿率74.7%)
本棚
0棚
性別
血液型
A型
職業
クリエイター系
現住所
東京都
自己紹介

最近は日本の小説をほとんど読みません。
基本は通勤電車の中で翻訳物を読んでいます。

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