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3/143/173/203/233/263/294/1146286146287146288146289146290ページ数461462463464465冊数読書ページ数読書冊数
劉 慈欣(5)三浦 哲郎(3)ブライアン エヴンソン(1)リービ英雄,LevyHideo(1)小林 秀雄,岡 潔(1)横田 創(1)トーマス・ベルンハルト(1)北原 白秋(1)車谷 長吉(1)東海林 さだお(1)31%劉 慈欣18%三浦 哲郎6%ブライアン エヴンソ…6%リービ英雄,Levy…6%小林 秀雄,岡 潔6%横田 創6%トーマス・ベルンハル…6%北原 白秋6%車谷 長吉6%東海林 さだお著者グラフ上位10名
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いも茶
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町田康による文章指南の書…なのだが、力の抜けた文体とは裏腹に、書かれている内容は極めてド直球。例えば、著者自身が文章力の本然であると語っている『口より発せられた言葉を耳で聞いて字に変換する、変換プロセッサ』を強化する方法として、"同じ本を幾度も読む"ことの重要性を説いている部分など。正に"習うより慣れろ"の精神で、妙にテクニック論に走られるよりは、ずっと信頼できる一冊な気がする。
0255文字
いも茶
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久々に、良い意味で毒気のある作品を読んだ気がする。とある殺人事件の被害者に関する証言を読んでいたはずが、気付けば証言者自身の内なる深淵に嵌まり込んでいたような、奇怪極まりない読書体験を味わうことができる表題作。一見すると登場人物たちは皆、被害者について雄弁に語っているようで、その実だれも被害者のことを何一つ語ることができていないような気持ちの悪さ。これは併録作『トンちゃんをお願い』にも通ずる感覚だ。
0255文字
いも茶
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広大な宇宙と悠久の時間の前では、人類はおろか、あれだけ脅威に思われた三体文明ですら虫けら以下の存在であることを、ひたすら徹底的に叩き込まれたような気分。Ⅲ部で描かれる、人類そのものの存亡を賭けた気宇壮大な方策の数々を目の当たりにした今となっては、Ⅰ部やⅡ部で描かれた騒乱などはほんの序の口以下だったのだな、と。巻を追うごとに期待を上回るスケールの話が上書きされていき、改めてこの巨大なサーガを描ききった筆者には脱帽。ただ個人的には、苛烈なテクノロジー制約の下で、人類総力戦の様相を呈していたⅡ部が好みではあった
0255文字
いも茶
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第二部・黒暗森林が割と綺麗に終わっていたので、正直なところ第三部は「蛇足では?」とも思ったが、やはりそこは、ただでは終わらない。相互確証破壊に裏付けられた一時の平穏を享受する人類と、やがて再び牙を剥く三体文明と。このあたりは「大移住」時代も含め、人間のイヤーなところを煮詰めたような描写も多くて宜しい。
0255文字
いも茶
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①面壁者たちの前に次々と現れる破壁人と、たった1機の"水滴"による宇宙艦隊の殲滅とによって、上巻で既に気配を見せていた「勝てる気がしねえ」感は、いよいよ最高潮へ。しかし、そこからラストにかけての展開…ひいては、智子や水滴を有する三体文明に対する攻略法の鮮やかさは見事。ここまで広げに広げた風呂敷をしっかりと綺麗に畳む著者の力量に脱帽。最終盤、智子を通じての三体人との対話シーンは、これ以上ない極限的な絶望の中でも尚、最後まで希望を捨てない人類に対する最大級の讃歌のようにも思われた。→
いも茶

②→ しかしこのシリーズ、これでまだ完結編が後に控えているという事実が一番の驚きであり、楽しみでもある。

01/29 00:05
0255文字
いも茶
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来るべき三体人との対決まで残された猶予は、僅かに数百年。それも、三体文明によって送り込まれた智子による監視と基礎科学破壊という最大級のビハインドの中で、人類が捻り出す対抗手段とは。今のところ「勝てる気がしねえ」感しかないのだが、やはりカギとなりそうなのは重要人物による意味深発言か。文字通り人類総力戦の様相を呈する中、どう転がっていくのか。読ませるなあ
0255文字
いも茶
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おおよそSFのイメージとは程遠い、血腥い文革描写で始まる本書。山頂に聳え立つ正体不明の超巨大アンテナ峰、高名な科学者たちの奇妙な連続自殺、視界を離れないゴーストカウントダウン、そして謎の仮想現実ゲーム「三体」の登場…と、気づけば本書の深みに嵌まり込んでいた。そして中盤以降、これらの要素が次々に回収されていく爽快感とドライヴ感。全てを超越する存在を前にした圧倒的な絶望感と、僅かながらも未来への光明を残す最終盤のコントラストも見事。続編へ。
0255文字
いも茶
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それぞれ事情は異なれど、いずれも後ろ暗い「何か」を背負った人物が登場する作品群。登場人物の、どこか物憂げで表情に翳りのある様子が、ありありと浮かんでくる。しかし、単に「暗い一面を持つ人を描いた」というよりは、人間誰しもが背負っている「暗い一面を浮き彫りにした」ような作品のように思われるのは、著者の鋭い人間観察眼と筆力のなせる技だろうか。水道局の職員、経営者、デパートの保安員など、描かれる職業もさまざまで、これもまた日常的に広く多くを取材していたという、著者ならではという感じがする。苦く渋い一冊。
0255文字

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プロフィール

登録日
2019/10/21(1990日経過)
記録初日
2019/10/01(2010日経過)
読んだ本
463冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
146288ページ(1日平均72ページ)
感想・レビュー
282件(投稿率60.9%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

マイペースに読んでいます。

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