直木賞受賞作。就活大学生の話。今時の就活はエントリーシートとかグループディスカッションとか面倒だな。自分は内定もらえる気がしない。

このタイトルから新興宗教か陶芸がらみかと思ったら全然違っていた。違うタイトルにした方が良かった気もするけど。探偵役の小説家が何のために動きまわって真相を究明しようとしているのか分からない。真相が明らかになる最後のパートがとにかく長い、長すぎ。

80年代のメタルシーンが盛り上がっていた時期をを思い出し懐かしさを感じた。文章が素人っぽいがメタル好きというのが伝わってくる。ジャパメタシーン衰退の原因が44マグナムというのはちょっと自分の認識とは違う。マグナムが路線変更をしなくてもメタルシーン衰退の流れは変わらなかったと思う。後半は移動時間に読めるデジタル文庫本シリーズの宣伝なので実際のページ数は大幅に少ない。

真田くノ一5人VS伊賀忍者5人。大坂夏の陣で豊臣家を攻め滅ぼしたと思っていた家康が豊臣秀頼の子を身ごもった女が千姫の侍女の中にいると聞き刺客を放つ。ちょっとグロかった。

ブルース・リーに憧れて空手を始めた今野敏の空手エッセイ。少年時代～青年時代が面白かった。所々に入る耳年増元編集長Y、体育会系女子編集者O、アイドル好き高学歴編集長Tのコメントも面白い。

無印良品のコンセプト、ブランド、商品開発についてわかりやすく書かれている無印絶賛本だった。

音楽史がざっくり上手くまとめられていて読み易かった。

東日本大震災の行方不明者の戸籍を買い他人の名前で生活していた人の遺体が見つかる。その真相に迫るというミステリー。震災の様子が描写されているので当時を思い出してしまう。

なかなかのブラックぶりだった。ここまでの巨大企業にしたのは柳井さんだけど、柳井さんがトップにいる限りブラック企業からの脱却は無理じゃないかと思ってしまう。そもそもユニクロがブラック企業だという認識もないみたいだし。

幼い頃から本に親しんできた事がよくわかる。本好きというのが伝わってくる。色々なジャンルの本を読んでいて紹介文の書き方もうまい。紹介されていた本を読みたくなった。

直木賞受賞作。就活大学生の話。今時の就活はエントリーシートとかグループディスカッションとか面倒だな。自分は内定もらえる気がしない。

図書館本。Aマッソ加納さんのエッセイ。この人の文章結構好きかも。

初読み作家。ミステリというより社会派か？どんでん返しはそうでもないが面白かった。本書で事件を追ったフリーライターの木部美智子のシリーズがあるようなので他のも読んでみたい。木部美智子は有能すぎ。

何年か前によく行っていた書店でやたら推されていた本。 しばらく積んでいたがやっと読めた。クラシック音楽のことが出てきて言葉が分からなかったり曲名を書かれてもがピンとこなかったりするが全然問題なく読める。昭和が終わった日から始まりベルリンの壁が崩壊した日で終わる。良い作品だった。もっと早く読めばよかった。

甲賀読んで面白かったので伊賀も。伊賀忍者・笛吹城太郎VS根来法師7人。忍法帖はシリーズ面白い。

忍法帖シリーズの第1作目。60年以上前に書かれた作品。甲賀忍者vs伊賀忍者。特殊能力を持った忍者が戦う。バトルシーンがあっさりしいると感じるところも多々あったが非常に面白かった。他作品も読んでみたい。