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2023年8月の読書メーターまとめ

しげ
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ナイス
108ナイス

2023年8月に読んだ本
21

2023年8月のお気に入り登録
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2023年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

しげ
「本来であれば事件が起こる前に、政治家は悪質な破壊的カルト教団への規制を行い、その団体の陰で苦しむ被害者、そしてセカンドジェネレーションたちの救済に目を向けなければならなかった」というエイトさんの意見に同意します。個人的には、頭脳明晰で優秀だと言われている山上容疑者がなぜ職を転々としていたのか、母親を恨む発言が一切ないのはどうしてなのかが気になりました。
が「ナイス!」と言っています。

2023年8月にナイスが最も多かったつぶやき

しげ

2023年7月の読書メーター 読んだ本の数:15冊 読んだページ数:2977ページ ナイス数:106ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/59625/summary/monthly/2023/7

が「ナイス!」と言っています。

2023年8月の感想・レビュー一覧
21

しげ
バカなことを言う人は徹底的にバカにする方針で子どもに声をかけると、子どもが「バカになるとバカにされるんだ」と思って勉強に取り組むようになる、という本音と建前の「本音」の部分の記述にゾッとしました。学歴至上主義、出来ないやつは自己責任、という前時代的な価値観が透けて見えて、読んでいて息苦しさを感じました。子どもの得意なことを伸ばす、一番になれるものを見つけて自信をつけさせる、といったことは取り入れたいと思います。
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しげ
人は誰でも間違いをおかすもの。ターゲットを見つけては憂晴らしのために怒ってはいないか、快感のために叩いてはいないか、優越感のために嘲笑ってはいないか、そんな社会になってはいないか、ときどき立ち止まって振り返らなければと思います。
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しげ
目と髪と輪郭だけですらすらっと描かれているニンゲンたちのようすがおもしろくて、愛らしい。想像の世界をみんなでどんどん膨らませて遊んでいく、そんな幼児期のしあわせな時間を追体験することができました。
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しげ
想像以上に深く、読み進めていくにつれてどんどんアツさが増していく本でした。相手や自身の感情に囚われず、振り回されず、冷静に事実だけをに見つめて、問題解決の方法を考える。究極のメタ認知だと思いました。その上で「感情は自分の性質を理解するための手がかりになる、だから感情を無視してはいけない」という言葉にしびれました。余談ですが、草下さんと精神科医YouTuberの益田先生は考え方がとても似ている気がします。裏社会の方ではありませんが、いつか裏社会ジャーニーで共演してくれないかなあ。
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しげ
2006年出版の写真絵本。2006年なんてついのこの間という気がするのに、いまではカシオペアは定期運行を廃止し、残すところはサンライズ出雲のみ。時代の流れの早さを感じます。電気機関車と区間によってはディーゼル機関車で客車を牽引していたことをはじめて知りました。食堂車での食事が想像以上に豪華な内容で驚きました。
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しげ
「朝起きることができずに学校を休んでしまう」という睡眠の悩みを抱えた中高生とその保護者、また「こういう生徒にどう対応していいかわからない、甘えやサボりではないか」と感じる学校関係者にも読んでほしい一冊でした。会話形式のため読みやすく、わかりやすかったです。がむしゃらに100パーセントの完治を目指すことだけが正解ではなく、環境を調整する、症状を緩和させるなど、完治でなくても快適に過ごせる状態を目指すという正解があることを知りました。
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しげ
「子どもの一日も早い自立を親の価値観の根っこに」というメッセージが新鮮でした。親なきあと、子どもが健やかに、そしてなるべく快適に生きるにはどういった力が必要なのか。それらを逆算してともにいまを過ごすことの大切さを感じました。また「かけた時間の労力が目に見える成果として表れるまでには、それなりの時間が必要である」という「S字カーブの法則」は肝に銘じておこうと思います。
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しげ
大切なイベントの日に雨が降り出し、泣いてしまった主人公に対して「てるてるぼうずをつくろう!」「つくろう!」「たくさんつくればききめもつよくなるよ」と言って行動した子どもたちのやさしさが輝いていました。誰かのことを思いやった行動って、きらきらしていてとってもきれいなんだな。
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しげ
たぬきの花嫁さんが満開の夜桜を見上げるページにうるっと来ました。絵の力が強い。たぬきの若夫婦の末永い幸せを願わずにはいられませんでした。物語には描かれていませんでしたが、二匹の馴れ初めが気になります。
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しげ
「鉄道環境の充実」というパワーワードが平然と登場することに度肝を抜かれました。小学生になって再び鉄道にはまりはじめた息子のことを考えながら読みました。息子いわく、鉄道のおもしろさは「知っても知っても知り尽くせないところ!」だそうです。もっと知りたい、もっと調べたい、と思えることに出会えるのはとても幸せなことだと思います。鉄道好きのおかげで地理の感覚はかなり身についているようです。
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しげ
発達障害と睡眠の相関性が高いことをはじめて知りました。睡眠からのアプローチで困りごとが緩和されるケースもあるそうです。渥美先生の文体に、発達障害と向き合う親子へのあたたかいエールを感じました。
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しげ
上京してひとり暮らしを経験した身としては、グッとくるものがありました。アパートの部屋のカットがとてもすてき。帰省の日の朝の雰囲気、戻ってきた日の夕暮れの雰囲気に、いろいろな記憶を呼び起こされました。努力家でやさしいペンギーノくんが、都会でパートナーを見つけて、こんどはふたりで里帰りする続編を想像してしまいました。
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しげ
夏の終わりの空気を感じるような、幻想的でほの暗い雰囲気のお話でした。二頭になったくじらの歌う歌はどんなメロディなんだろう。でも、二頭になる前にくじらはきっと消えてしまうんだろうな、と感じるような儚さがありました。
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しげ
症状を緩和するために、たとえ小さなことでも「自分に出来ること」があるというだけでも希望になる気がしました。パニックを起こしている人と遭遇した場合、サポートできる方法を調べておこうと思います。
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しげ
「本来であれば事件が起こる前に、政治家は悪質な破壊的カルト教団への規制を行い、その団体の陰で苦しむ被害者、そしてセカンドジェネレーションたちの救済に目を向けなければならなかった」というエイトさんの意見に同意します。個人的には、頭脳明晰で優秀だと言われている山上容疑者がなぜ職を転々としていたのか、母親を恨む発言が一切ないのはどうしてなのかが気になりました。
が「ナイス!」と言っています。
しげ
「おしごとを紹介するお話」というのがメインのコンセプトだから、そんなに深刻な展開にはなるまい、と思っていたので容赦ない結末にやるせなさを感じました。鉄道を目にするたびに、一路くんはお父さんの「遺したもの」を感じ、そしてそれに守られていくのだと思うと、救われるような、また羨ましいような気持ちになりました。
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しげ
こうして事件が起こる前に、誰かが彼のことを見つけて、彼の言葉を聞いて、彼の困難に寄り添わなければならなかった。でもその誰かって誰だろう。もしかしたら、彼の母親の場合はそれが「宗教」だったのかもしれません。個人が個人を救うことには限界がある。社会保障制度を充実させていかねば。
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しげ
小学二年生の子どもが「おもしろかったよ」と薦めてくれました。おばあちゃんが、漫才を見ている間は、いろんなしんどいことを忘れて大笑いできる、と話していたところに「お笑い芸人」という職業の意義と尊さを感じることができました。
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しげ
著者は「治療的里親」という観点から、心に傷を抱えた子どもを養育する施設を運営されている方で、そこでたくさんの子どもたち、親たちと関わってきた経験からの言葉は重みがありました。困難を抱えた子どもや家庭を支援することは容易ではなく、それでも見捨てず、見放さず「池の波間に消える小石を投げ続ける」ように「今日一日を支えることに力を注ぐ」という姿勢に頭が下がります。すべての問題があっという間に解決する魔法はないけれど、それでも「いま出来ること」はある。そんな微かな希望を感じました。
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しげ
学童保育についてざっくりと知ることができました。共働き家庭、シングル家庭が増え、さらに高齢の祖父母までもが現役で働き続けなければいけない社会構造のなかで、これからどんどん必要になっていく分野だと感じました。学童保育も私設と公設では提供されるサービスに大きな差があり、ここでも親の経済格差が子どもの体験格差や学力格差に直結していく様子が見て取れました。
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しげ
誰かを見返すために、子どもを無理やり有名大学にねじ込もうとするよりも、親本人が猛勉強して「おかあさん東大合格して馬鹿にしてきた奴全員見返してやるわ!」ってガッツを見せるほうが良い気がしてきました。そもそも勉強って誰かを見返すためにやるものではないですけど。親の役割は、教科書に出てくる基礎のところををきちんとできるようにさせる程度、という基準に納得しました。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/04/17(5205日経過)
記録初日
2010/04/14(5208日経過)
読んだ本
1551冊(1日平均0.30冊)
読んだページ
231985ページ(1日平均44ページ)
感想・レビュー
1504件(投稿率97.0%)
本棚
2棚
自己紹介

小説じゃない本をよく読みます。

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