工業大学の男子大学生たちの青春の日々。しょうもないことを一生懸命にやる姿は羨ましい。近所のお嬢様、大学の女の子に遊ばれるような姿や、ラーメンを売るために命がけになところも読んでいて楽しかったです。

お菓子作りが楽しいの思える本でした。主人公と料理研究家。年が離れてるけれど、友達のような親子のような関係が楽しそうで羨ましいと思えました。出てくるケーキが美味しそう。

今回も本当に面白かった。本を書くには、自分に自惚れていては、書けない。でも、自分は才能がだって、ベストセラー作家になると思っている人物たちが事件に巻き込まれる、それを主人公である毒島が毒舌を紛れ込ませながら解決する。読書メーターが度々出てくるが、書いてる私は批評家になったつもりは無い。ただの記憶を残してるだけ、でもこの本の人物は恐れてる部分があったりする。この本を読んだ後に、作家の佐藤青南先生のYouTubeを見た。内容がさらに面白くなった。

工業大学の男子大学生たちの青春の日々。しょうもないことを一生懸命にやる姿は羨ましい。近所のお嬢様、大学の女の子に遊ばれるような姿や、ラーメンを売るために命がけになところも読んでいて楽しかったです。

この本は読むのがとても本当に苦しかった。家族間での殺人なので、誰にも助けを求められない、今殺らないと被害者にこちらが殺されてしまうという切迫感。それがつらい。幼子を殺した母親は、夫の愛情が取られるのが嫌だったという理由で殺し、違う母親は幼子を2人も殺したのに反省をしていない、周りがかわいそうで苦しい。読んでよかったと思える本でした。

宮城県警シリーズの完結作。震災にあって家族を失うものと、失わなかったもの。違いがあるから、主人公が引き目に感じてるのは分かる。けれども、もう結婚して子供もいるのだから昔の恋に引っ張られてるのは、どうなんだと思ってしまった。父親の記事によって、友人を失い、今回の事件で友人を疑わないといけない、主人公にとってはキツイのだろうと思う。結局、幼なじみたちが事件にかかわっていて、悲しい結末になってしまった。沙羅は本当に好きになって結婚してもらえていたのか、震災が起きたから願いが叶ったような結婚、考えるとつらい