久しぶりに読みました。出張で目的地までの電車の中で。行きは立って。帰りは座って。帰りはウトウトしてしまいました。お話が退屈だったのではなく、電車の揺れが心地よかったせいです。あぁ、こんなお話だったか。村上さんのお話はストーリーは、もちろんある程度大切なのだけれど、それよりも読むという行為の心地よさに惹かれることが大きいみたいです。今回も心地よく読みました。

「大一揆」「柳は萌ゆる」の後に読むことをおすすめします。明治維新後の日本のために奮闘して平民宰相、原敬の生涯を描いた作品です。明治維新で賊軍となってしまった盛岡出身の原が、新しい日本のために、苦難を乗り越え、成長していきます。本の表紙は東京駅と原敬のイラスト。東京駅駅を手掛けた建築家の辰野金吾が手掛けた煉瓦造の建物が、盛岡にもあります。今も観光客や修学旅行生を楽しませています。

久しぶりに読みました。出張で目的地までの電車の中で。行きは立って。帰りは座って。帰りはウトウトしてしまいました。お話が退屈だったのではなく、電車の揺れが心地よかったせいです。あぁ、こんなお話だったか。村上さんのお話はストーリーは、もちろんある程度大切なのだけれど、それよりも読むという行為の心地よさに惹かれることが大きいみたいです。今回も心地よく読みました。