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こんの ひとみ(2)レオ・レオニ(2)真鍋厚(1)中島 義道,鈴木成一デザイン室(1)スコット・A・スモール(1)栗田 隆子(1)山口晃,しりあがり寿,松本次郎,御幸朋寿,堀江秀史,竹久侑,村田真,土屋誠一,谷口幹也,宮津大輔,三ツ木紀英,山木朝彦,橋本誠(1)キャロル・カウフマン,ダン・ケイネン(1)外山 滋比古(1)中村 高康(1)16%こんの ひとみ16%レオ・レオニ8%真鍋厚8%中島 義道,鈴木成一…8%スコット・A・スモー…8%栗田 隆子8%山口晃,しりあがり寿…8%キャロル・カウフマン…8%外山 滋比古8%中村 高康著者グラフ上位10名
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gami
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ネタバレ栗田は思想や政治的なことを疑問を持ったり考えるのが生来の気質だが、世界が家と学校だけだった子どもの頃、周囲の「普通」に自分の言葉の置き所がなく、想いを表せずに不登校になった。かなり辛かったと思う。松本俊彦は「まず3人は大人に相談して」と言うが今でも厳しそう。それだけに自分の言葉をもてて良かった。栗田はフェミニズムとキリスト教の信仰を通して言葉を紡ぐ活路を見出し、息を吹き返したのだ。その信仰も、宗教も思想も完璧でないがその悪い部分まで含めて向き合うという意味でだ。内容は重めだが読後は引きずらない。(1/5)
gami

やがて「友達を作らなければならない」の観念に強迫されたり、逃げたい気持ちを否定し出す。幼少期にジュリーに性的な意味で好きになったり母だけが家事も仕事もやって父は家事をしないことに疑問を持っても、周囲に話せる雰囲気はない。客観的にも恵まれてるとみられ理解されない。「普通」じゃない自分を受け止め、腹の底にある想いを表現できるような言葉を見つけられず、常に誰かの価値観や評価基準に振り回される。遂は自殺未遂や母親への暴力に至った。しかし中高時代に偶然関わった女性センターと修道院で多くを学び、変わった。(4/5)

04/01 00:35
gami

疑問を持っていい。疑問から生じた、自分の生き様を揺るがす信念や政治的な言葉は、人に話すことで知識が自分の内心を震えさせて、初めて自分が納得できる言葉となる。また正直であっていい。神には人には言えない怒り、憎悪、軽蔑も隠さず話してよく、それが祈りとなる。語り尽くすことで自分の思い込みから抜け、安らぎを得るのだ。さらに人間に対して神にするように従う必要はない。神ではないお前が私の行動を決めるな、という自己決定の話である。もちろん誰の言葉も絶対に正しい事はない。これらは、誰にでも共通する話のはずだ。(5/5)

04/01 00:49
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0255文字
gami
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ネタバレページをめくるごとに見開きいっぱいに大海原が描かれる。でも誰かと比較され、焦ったりひんやりしたり自分でもわからない気持ちになると、海は激しい色彩や真っ逆さまに落ちるような筆使いになり、白い舟の子は翻弄される。ままならない。でも声にならない声はずっとつぶやく。なんでみんなそんなに急ぐの。頭でわかってもわからないことや言えないことがたくさんあるよ。でも海の中の生き物たちのように、みんな大きさも得意なことも好きなことも違うよ。みんなのペースがあるんだ、わたしにも。だから、はやくはやくって言わないで。(1/2)。
gami

終盤になると、舟の先に一羽のかもめが止まる。海からしたらなんとも小さいかもめの、目に見えない大きさや温かさ。あなたのことを笑わないよ。「まっててくれる?まってるよ」。改めて、大きな海は私たちのままならない感情であるとともに、ままならないこの社会の動きだろう。でも最後のページの海は、青くて広くておだやかだ。舟の子は、ありのままの海のありのままの美しさを見れたんじゃないかな。僕も、この海を見れるようになりたい。大人でも刺さる人は多いはずだ。著者はエッセイの方が有名だけど僕はこの本が気に入っている。(2/2)。

03/25 15:50
0255文字
gami
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ネタバレ読んでいる間はずっと、表紙の木漏れ日のような、ほのかなあたたかさと地に足ついた心地よさが感じられた。著者の六車はデイサービス施設「すまいるほーむ」の管理者兼民俗学者。施設は10名程度と小規模で、利用者の大半は80歳以降。そんな彼らやスタッフとの生活を綴る。学者でもあるので、利用者から今日までのライフストーリーを聞き書きするというライフワークもやっているのだが、それも他の利用者も含めてああだこうだ賑わいながら膨らませる。DIYや裁縫が得意な人、読書好きな人、6つも7つも仕事を変えた料理が得意な人、(1/8)
gami

改めて六車には、どうかそのままでいてほしいと願いたくなる。終わりのない揺らぎの中で、全力で相手をわかろうとし、できることを続ける。そうして六車も利用者のみんなもスタッフも、喜んだり喧嘩したり悲しんだり考えたりしてお互いの歴史がクロスし、各々の人生を変えながら大きな樹となる。何もできなくなっても、そこで助けられることが新たな道を創造する可能性をも生む。そうやってお互いの命が支え合えるのだと思う。僕もそれを信じていたはずで、今は信じられなくなっていて、でもやっぱり信じたくてこの本を取ったんだと思う。(7/8)

03/27 14:55
gami

その他気になったこと。親密さとは「体液の交換」である。その人に身体的によりそい、声を交換することで親密さは築かれる。元は斎藤環の記事。コロナ禍のマスクとアクリルボードがさりげない触れ合いを防いだ時、対話や寄り添いもエアロゾルという名の体液の交換に過ぎないことが浮上したのだ。でもそんな制限の中でも、利用者たちは結構いろんな工夫をして、自分からつながろうとしてくれた。おもしろいと思えることをとにかくやり続けること。むしろこっちの方が印象が強かったかな。 (8/8)

03/27 14:56
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0255文字
gami
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ネタバレ情報とは発信源(企業・国)の思惑で調整された擬態であるが、同時にしっかり事実に根ざす。情報量はSNS以降は増加の一途を辿り、しかも解明したくとも難解でそんな余裕のある人は少ない。しかし歴史的に見れば時間が経つと真偽は明らかになる。そこで著者の佐藤は、情報は曖昧かつ浴び続けるものだと捉え、わかりたい気持ちを抑えて保留したりやり過ごする能力が重要なのだと提唱した。実は薄々わかっている人も多い実践知だ。佐藤は人間の性質と限界を見つめながらも、なお世論(情動)ではなく輿論(理性)による民主主義に懸ける。(1/8)
gami

見当たらず、むしろ自主規制の方が強い。彼らは公正中立な客観的報道主義を理想とするが、それが結果的に現状維持を促してしまう。「世論」を追うことになるからだ。しかも公的な性質を度外視して「みんなの意見だから正しい」という道徳的価値が付加されている。一方で時間のかかる「輿論」は、その時間耐性も無視できない。私たちが想像できる自己は2〜30年程度しかない。技術が発展するほど、人間に由来する問題が人間から現れ、そのたびに社会は情動で動く。⑤人々のテレビに対する意識構造はSNS時代でも変わらない。その意味で(7/8)

03/26 13:15
gami

歴史は鈍化し、メディア教育もビジネスの本質である快適化が進む。メディアは本来は理性を理念とするが、現実には感情に働きかけたから政治が動く。例えばピュリッツァー賞受賞記事では、取材対象の感情的な語りを表面化しながら、記者は社会的距離を保つことで「感情表現の責任」を回避して意見表明する。こんな印象操作術は当たり前にある。最悪「犬笛」が吹ける。メディアは自分達が感情報道であることを自覚するべきだ。――こうしてみると、情報は「誤」「偽」でなくても実に曖昧なものだ。また、輿論と世論の切り離せなさもみえる。(8/8)

03/26 13:22
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0255文字
gami
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ネタバレ自分の悩みを受け止めきれない。自分で自分を支えられない。何だか疲れる。何だか悲しい。どんな子どもであっても、いや、保護者も先生もおとなもみんな、保健室のように心を受け止める場所が必要なのかもしれない。著者は2001年から小学校や福祉施設で「出前ライブ」を行い、たくさんの子ども達や養護教諭と出逢ってきた。会場では用紙に家族や友達や先生や生徒への思いを書いてもらい、即興の歌にして紹介してきた。本書は全国1000箇所の会場で受け取ったメッセージで紹介できなかったうち、保健室にまつわる12のお話である。(1/5)
gami

遠藤くんの話。彼の親代わりをしていたお婆ちゃんが夏休みに突然亡くなった。初めてこのことを話したのは菅井さん。プールの授業で二人が見学になった時だ。けれど菅井さんは親の仕事の問題で内緒のまま引っ越すと言った。プールの中で楽しそうなみんなは別の世界のようだ。「何もできない自分が悔しい」「でも大人も見守ることしかできない」もう暗くなるのに遠くだけが茜色に灼ける。プールサイドで保健室の先生と並んで座る。彼の目に何が映ったのだろう。先生は2人に優しいまま生きてほしいと願う。手で掬うと零れ落ちそうに切ない。(4/5)

03/24 17:58
gami

翔子ちゃんの話。高校に入った翔子ちゃんが保健室にやってきて、泣き出してしまう。圭ちゃんが死んだ。初めて自分のことをバカにしない友達だった。彼女の両親は少しずつ仲違いし、母親は心を病んで入院した。圭ちゃんの夢はもう一度お母さんと暮らすこと。けれどお母さんは自分の命を絶ってしまった。翔子ちゃんは悩みに気づけなかった自分を責める。翔子ちゃんはバカじゃない。圭ちゃんは優しいあなただったから一緒にいたんだよ。ひとは生きている間、夢を探し続けているのかもしれない。先生もだ。だからさ、一緒に生きていこうよ。(5/5)

03/24 17:58
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0255文字
gami
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久しぶりというにはあまりにも時間が経った。いまパウル・クレーの展示をやっていて、クレーの絵がたくさん入った谷川俊太郎の絵本を知って、そこから谷川俊太郎の絵本って何があったんだろう?ああ、レオ・レオニ!ああ小学校でやったなと思い、絵本屋さんまで行って読んでしまった。思い出す度に胸がじんわりくる。何にだろう?アレクサンダが見つけただいじなものをに胸をやられたんだと思う。最後に夜明けまで踊り続けたアレクサンダとウイリーが尊い。勝手気ままじゃなくて、永遠であったかくてどこまでも広がるような2人のおどりだった。
0255文字
gami
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スモールの『忘却の効用』を検索すると出たので借りた。忘却が不要・不快な記憶を洗い流して大事な記憶を残す点、同じものを見ても取捨選択の基準はパーソナルだから個性が生まれる点、不完全な忘却は意欲を失う点、人と話すと感情の自浄作用が働く点など、重要部分の多くが『忘却の効用』と重なり、結果的に副読本のようになった。ただそちらは脳科学の知見であるのに対し外山は体験から導き出した。ある意味で言わなくてもわかることを言ってるが暗黙の了承に近く、自分にその力があるのか疑ってしまうからこういう本は選ばれるのかも。(1/3)
jabrafcu

なるほど,そういう趣旨なのですね。「どれだけ頑張って記録したところで忘れるときは忘れるから大丈夫だよ,それこそ身体・脳(のポンコツさ加減)を信じましょう」的な戯れ言が浮かびます笑 ▽忘れないと取捨選択に支障が,というのはライトノベル『フォーチュン・クエスト』の賢者を思い出させます。目にしたものすべてを記憶する呪いをかけられたために,大切な人との思い出が日常の些細な出来事の記憶に埋もれていってしまうという。

03/14 15:29
gami

いやあ、さすがにそこまであけすけじゃないんですけど、ほぼ合ってますwフォーチュン・クエスト!知らなかったのですか、めっちゃ長期連載してたんですね……!すべてを記憶する呪いの話は、むしろ『忘却の効用』の事例に近いですね。すべての記憶に優先順位がつかなくなり、さらに「木を見て森を見ず」みたいな、抽象化できずにただ膨大なコマ撮りの記憶がかさばっていくので、酷いと外に出歩けなくなるという……。児童向けの物語なのに、リアリティが的確で驚いています。

03/18 23:28
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0255文字
gami
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ネタバレ忘却の意義を、脳のはたらきから考察する。忘却とは、経験をふるいにかけ、大事なものを残して脳をリフレッシュさせること。大事とされる部分を集めて再構成(一般化)して、この世界を認識すること。朝日が昇り夕陽が沈んでも、ここが同じ世界だとわかること。またPTSDの方は、不快な刺激が何度も訪れて不快な記憶を忘れられない。しかし暴露療法等で不安を起こす場面でも大丈夫だと認識し、やがて安心感を取り戻す。世界が大丈夫と安心できて今を味わえることが健全な忘却であり、自分らしさや創造力、他者や未来への想像力も育む。(1/4)
gami

気になったこと1。忘却の"ふるい"は人によって違う。無意識の優先順位づけが個性を生むのだ。また睡眠はその日の大量の不要な記憶をリフレッシュし、それが記憶同士を自由に繋がれる状態にさせ、忘却と反比例してアイデアが出やすくなる。意思決定の場面では、人は見たものを経験に基づいて即座に計算処理するあるが、偏見や、自分の判断を後付けで美化して構成するなどのバイアスで間違える。こういう時、ゆっくり考えたり決めたことを振り返ったり変更したりするなど、疑ってかかる態度が大事。私は即決即断が苦手なので励みになる。(3/4)

03/09 22:24
gami

気になったこと2。忘却は大事なものとそれ以外を分けるが、望まない形で「大事な人」と看做されなくなった人はどうなるんだろうか。ここで居所不明児童生徒やセルフネグレクトが引っかかる。まず忘却は脳の健全な機能であること、その過程に個別性が宿ることは抑えたい。その上で、あらゆる個人にダイレクトに「この世の全てを大切にして」と求めるのは難しい。ここを乗り越えるために社会の仕組みとして、自然とたくさんの人との交流が起こったり、いがみあった他者との繋がりが作り直せる機会が生まれるような機能が必要ではないか。(4/4)

03/09 22:25
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0255文字

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gami
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精読したつもりが、ほかの人の感想や同じ毛色の別の本を読んだ時、ああそんな大事なことが書いてあったんだ、なんで気付かなかったんだ、と自分に残念な気持ちになる。でも生活時間も体力気力も限られたなかで、完璧な読書なんて幻想なんだろうな。そういう読書を「点」としての読書と捉えれば、そこから先は、人生レベルの時間のなかで、自分の体験の積み重ねと共に読みも重ねて深めくという「線」としての読書、「縦」の読書になる。あるいらは、いろんな人の声や出来事を巻き込んだ、「横」の読書になると思う。焦っちゃダメですね。
0255文字
gami
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読んだ本、引用をメモしても全然頭に残らないけれど、要約したり書評として書くとスッと身に入る。自己満足だれど身体に入るプロセスがいい。とはいえ毎回これは大変だ。執着気質もあり、しっかり理解してから書きたくなって現実の時間を目減りさせがち。そんな事で悩んでいたが、先日のゆる言語ラジオで、本の内容を読んで忘れても一般化されると言っていた。しかもパーソナリティはざっくり読みや最初しか読んでないものも多いそう。でもわかる。僕はいつから忘れることを恐れるようになったかな。この回の元ネタは「忘却の効用」。気になります。
0255文字

読んだ本
110

読んでる本
11

積読本
7

読みたい本
70

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/09/28(3477日経過)
記録初日
2015/09/28(3477日経過)
読んだ本
110冊(1日平均0.03冊)
読んだページ
25512ページ(1日平均7ページ)
感想・レビュー
92件(投稿率83.6%)
本棚
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