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2024年10月の読書メーターまとめ

いのふみ
読んだ本
11
読んだページ
3334ページ
感想・レビュー
11
ナイス
63ナイス

2024年10月に読んだ本
11

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

いのふみ
アカデミズムの世界であれ、美禰子との世界であれ、何も起こらず、何にもならない。これが青春の苛酷さであり、美しさなのだと思う。冒頭の有名なシーンで行きずりの女から言われた一言で、三四郎の運命は決定づけられていた気もする。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
11

いのふみ
友人としての厚誼が言葉の背後から感じられると同時に、透徹な批評にもなっている。裏話もあり、それによって作品や作家の背景がより理解できたりもする。なかなか類い稀な本かもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
いのふみ
滋味ある円熟の筆致。これは勝手な読み方だが、日常に潜む危機を察知し、受け容れながら日々をやりくりする作品集。
が「ナイス!」と言っています。
いのふみ
純文学作家たちの微温的な創作態度に対して、エンタメ作家の「文学」的なチャレンジという潮流のなか、「批評」の役割を機能させ、作家たちに緊張感と抑圧を与えるという意図。また、読者たちにコミュニケーションの糸口ともなることの期待。
が「ナイス!」と言っています。
いのふみ
どれほど用心していても、誰でも、良いきっかけであれ悪いきっかけであれ、ひょんなことから発症するというのがつらい。そしてやっぱり周囲の理解とサポートが必要だ。
が「ナイス!」と言っています。
いのふみ
これは正気と狂気の、虚と実の、あわいに落とし込む手法だ。
いのふみ
これは治療によって現れる妄想だとしても、何かを見て、何かを幻視するということは、現実のこととして確かにある。
が「ナイス!」と言っています。
いのふみ
内容的にも、手法的にも、意欲的な短編集。
が「ナイス!」と言っています。
いのふみ
佐野元春(「メリー・クリスマス・ショー」出演の快諾~ドタキャンまで)、内田裕也、矢沢永吉とのエピソードが笑えた。若い才能に感心しつつ、ちょっと首も傾げる姿勢にベテランの矜持がみえる。サザンが昔からの友達のバンドではなく、良くも悪くもビジネス的なところもあるグループになっているのが、複雑でもあり、でもなんか微笑ましくもある。
が「ナイス!」と言っています。
いのふみ
作者の立場になって、作者の意図を読む、は参考になった。遅読はひいては、「小説とはどういうものか」を探求する営みへつながる。
が「ナイス!」と言っています。
いのふみ
いわゆる「空白期」の内容はまったく把握していなかったので、体系的に知れてよかった。「空白期」は何かが断絶したんじゃなくて、音楽をやることも、非商業誌に寄稿することも、第三世界でフィールドワークをやることも、そして生活することだって、すべて地続きなんだと思った。
が「ナイス!」と言っています。
いのふみ
アカデミズムの世界であれ、美禰子との世界であれ、何も起こらず、何にもならない。これが青春の苛酷さであり、美しさなのだと思う。冒頭の有名なシーンで行きずりの女から言われた一言で、三四郎の運命は決定づけられていた気もする。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/05/05(5318日経過)
記録初日
2010/05/04(5319日経過)
読んだ本
1705冊(1日平均0.32冊)
読んだページ
457286ページ(1日平均85ページ)
感想・レビュー
1703件(投稿率99.9%)
本棚
143棚
性別
年齢
40歳
血液型
A型
現住所
東京都
自己紹介



〈読書メーター マグナ・カルタ〉

一、内容が頭に入ってこない
一、読むそばから忘れる
一、書いてあることを信じ込む
一、日平均ページ数を減らすまいと、結果、流し読みになる
一、他のユーザーの感想が深くて、もはや引く
一、自分の感想が薄っぺらい
一、本を読んでいると、コミュニケーション力が身につくどころか、社会性を喪っていく
一、月あたり読了冊数は、15以上から絶対うそだと思う
一、殊勝な学生ユーザーは、社会に出ると更新が途絶える
彼氏がいない熱心な女ユーザーは、彼氏ができると更新が途絶える



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