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相馬、修司、鑓水の３人が活躍するシリーズ第３作。登場人物が多いわ、謎が多いわで読みながら時々頭の整理が必要になるが、とにかく先が気になってたまらない。下巻へ→

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★★★☆☆(3.5) 地方の町の民家の壁に子供が描くような拙い絵を描く伊苅重吾。それぞれの章の始まりは伊苅を追うノンフィクションライターの話から始まり、章を追うごとに伊苅の人生を遡る。その構成が面白く先をどんどん読み進めたいと思わせる。伊苅と離婚する時の梨絵子がなぜあんなにさっぱりと娘である笑里とさよならしたのかが不思議でならなかったが、最後の最後で納得。そして伊苅が下手くそな絵を描く事が楽しくてしょうがないことも。。。

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★★★☆☆(3.5) 夏目シリーズ４作目。シリーズ第１作で母親に殺されそうになった少年がちらりと出てきたが、解説で第３作で罪を犯したとあり『刑事の約束』は未読だと気付く。また読まねば! 本作では『異邦人』が良かった。許されない罪を犯した犯人に対してもいつも感情的にならず、温かい夏目刑事。シリーズがこれからもずっと続きますように。

刑事の怒り (講談社文庫や 61-11)薬丸岳

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あらすじ・内容

ナイス ★37

コメント(0)2021/02/01

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★★★★★ 何度目かの再読。石神の花岡靖子と娘への想いと、湯川の石神への想いが深く、苦しく、切ない。湯川がトリックに気付かなければよかったのにと思うが、美里は自分のやったことの重さに耐えきれず自殺未遂を起こしてしまったし、一生罪を隠して生きていくことはこの母娘には無理だっただろうな。。。

容疑者Xの献身 (文春文庫ひ 13-7)東野圭吾

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あらすじ・内容

ナイス ★92

コメント(0)2021/01/31

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★★★★☆ 『犯罪者』の３人によって次第に明らかになる女児誘拐事件の真相に何度も驚いたり涙したり。12歳だった尚が背負ったものの大きさを思うと不憫でならない。でも、生きていて本当によかった。

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★★★☆☆(3.5) 上巻で真崎はまさかの裏切り者?!と思ったがなるほど。修司、相馬、鑓水の計画が狂う度にハラハラ。上下巻通じて先が気になって仕方なかったが時々挟まれるコントのような会話は要らなかったかな。

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通り魔事件でひとり生き残った修司を匿い、事件の真相を一緒に探る刑事の相馬とその知人の鑓水はタイタスフーズに辿り着く。タイタスフーズの作った離乳食により奇病が起きたと知った課長の中迫は事実を隠蔽しようとする会社に失望し、知人の真崎と共に告発を計画。真崎は友人の杉田に力を借り。。。その真崎は密かに何かを企てていたようで、一体何があるのか気になって仕方がない。下巻へ→