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2024年10月の読書メーターまとめ

チェアー
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207ナイス

2024年10月に読んだ本
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2024年10月のお気に入られ登録
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  • よう
  • eggtoast_sub
  • オホーツクのトビウオ

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

チェアー
この物語は肉体を共有しているという設定は必要ではなく、普遍的にわたしがあなたの中に溶け合っていてもおかしくないよ、それは自然なことなんだよ、と語っているのかもしれない。 設定はびっくりするようなものだけど、テーマはシンプルだ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

チェアー

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が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
24

チェアー
涙は出ない。泣くことすらかなわない。 殺された者たちの痛みを軽減することはできない。痛みをそのままの痛みとして彼女は負い続ける。彼女は痛みそのものになる。
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チェアー
すっくと立つ一本の木だ。暗い泥なのか泥水なのか、その中には立つ黒い木だ。枯れているのか、これからも伸びるのか。周りにも木がある。交流はあるのか。自分は立っている、とわかっていないように見える。 そこから言葉が生まれる。言葉が、生まれる。生まれたての言葉よ、ようこそ。
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チェアー
筆者は「聞いたことを体内で消化し、血肉したものを外に出す」という文字化する過程を重んじている。事実よりも事実に近いことを書く。書く人にとっての「真実」が吐き出されてくるのだ。
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チェアー
ヘルシンキの教育の様子がとても興味深かった。教育は教える量ではなくて、質で評価されるべきだと感じた。ヘルシンキの教育を少しずつ自分の中で消化していく子どもの姿を読むのも楽しかった。単なる無邪気ではなくて、世界を投影したような子どもたちの言葉が心に残る。「日本ではどうも、おじいさんが偉くなるルールがあるっぽいな」「ことばでせかいがあんねん」
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チェアー
筆者の2人の男性と関係を結び、新たに1人の男性と関係をつくる。そのことに意味はないし、ただ、そうなっただけなのだ。 ずれていくこと。それを当たり前と思うこと。いや、思わなくていい。ただ、そうやって生きること。
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チェアー
■10/22 平等についての小さな歴史 だれもがおかしいと思うことも「自分のせいではない」と言い訳するほとんどの大衆によって是認されてきた。なら、どうすれば環境破壊と全地球的発展は成し遂げられるのか。ここで話はぷつんと切れてしまうのだ。
が「ナイス!」と言っています。
チェアー
英国という本国と戦って得た「自由」が、奴隷制や戦争によって拘束される見かけの自由になり、本質的な自由がどんどん狭まっている。そのことに気づいた人は、地下に潜り、「モグラのように」這い回り、他のモグラのように交流する。
が「ナイス!」と言っています。
チェアー
この物語は肉体を共有しているという設定は必要ではなく、普遍的にわたしがあなたの中に溶け合っていてもおかしくないよ、それは自然なことなんだよ、と語っているのかもしれない。 設定はびっくりするようなものだけど、テーマはシンプルだ。
が「ナイス!」と言っています。
チェアー
完璧な社会はない。いつも穴を塞いだり、つくろったり、修繕しないといけない。いつも欠けているのだという認識のない社会は恐ろしい。完璧さの中に自分が入れられてしまっていることが怖い。抗議しようとしても社会は「完璧」なのだから、異論を唱えるほうがおかしいのだ。
が「ナイス!」と言っています。
チェアー
この本は詰将棋アーティストの本だと気づいた。今後の詰将棋の鑑賞にあたっての一つの到達点であり、出発点となる本だと思う。
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チェアー
鶴田の伝記でありながら、水藤錦嬢という人物を立ち上げたところにこの本の意義がある。そして読み終えたときには知らなかった琵琶の世界を多少なりとも知ることができたと思える。
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チェアー
言葉の間には隙間がある。その隙間はあってはならないものではなくて、隙間があることで揺れやぶれがあって、新たなものができる。 言葉をつなぐことは、その隙間に新たなものを作ることだ。どちらが優位とかそんなことを競うのではない。人々がその橋を渡って行き来できるようにすることだ。
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チェアー
言葉とは、人間があまり意識せずに使っている。考えてみれば、体もどうやって動いているかわからないのに、とりあえず今日は生きている。それと言葉は同じなのだろう。
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チェアー
哲学対話とは、何かがわかったり、何かが伝わったりすることよりも、自分が今いる場所が、いかに不安定で、か細くて、きっとこんな場で生きていると知ってしまったら、毎日が不安で過ごせなくなってしまうから、気がつかないようになっているのだと思う。
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チェアー
生きている人でも、オバケはいる。オバケは怖いけど、怖くない。
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チェアー
現代の暴力はネットの世界だろう。ネットでの暴力はワイマールの暴力に匹敵する。公然と対立相手を誹謗中傷する姿は、酒場でナチスと共産党が暴力の応酬をする姿を思わせる。その暴力を支持する人々が多いということはいったいどういうことなんだろう。
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チェアー
禁断の「ひ」をもたらしたことで、世界は分断された。「ひ」をもたらしたものは悪魔なのか。いや、もたらしたものには罪はない。「ひ」に魅了され、溶け合いたいと思うのが生き物だから。
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チェアー
なぜ北極に行くのかなんてわからない。北極があれば行く。なぜ日本で生まれてそこで暮らしているのかと問うようなものだ。生きるのに楽な土地などない。人間は生まれた直後から試練にさらされるのだ。風が、光が、生きることを支えてくれる。だから、生きているのだ。今日も。
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チェアー
自分は元気だアピールをするけど、周囲からみたら大変だったのだろう。そのおかしさはおそらく本人はわからないのでマンガには描かれていない。 人間はほんの少しのことで脳のバランスは崩れるのか。まったく他人事ではなく、今日、明日、自分もうつになってもおかしくない。
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チェアー
人とクマとの共存は仲良くなることではない。ただしく恐れ、境界線をきちんと守ることだ。 クマの立場から「ヒトにあったらどうするか」という本を書いてもいいだろうな。
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チェアー
■10/03 いのちの芽 「健常者」を糾弾するつもりはないだろう。しかし「健常者」は糾弾されているのだと受けとらないといけない。彼彼女の絶唱を受け止め、自分の中に沈降させないといけない。詩は説明なしに私達の中に入り込む。「来者」の詩はまさに「来る」のだ。
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チェアー
結局、最後まで「正しさ」とは何かについての議論はなかった。「正しさ」が自明のものとしてある前提で、その正しさが揺らぐのはなぜなのか、などが論じられている。 揺らぐのはその正しさが完全なる正しさではなく、正しさとは常に試されるべきものだからだ。 あんましいい本ではなかった。でも正しさについてあれこれ考えるのがきっかけにはなった。
が「ナイス!」と言っています。
チェアー
だれもが一つや二つ、奇跡や綺談を持っているはずだ。持っていないと思い込んでいる人は、忘れてしまっているだけだ。人間が生きること自体が奇跡なのだから、人と人が出会うことが奇跡を導かないわけはないと思う。その奇跡が別の人の奇跡につながり、世界の奇跡を作る。そんな奇跡の宇宙に生きているのだ。人間は。
が「ナイス!」と言っています。
チェアー
生命とエネルギーを感じる。それは障害と関係があるが、ある意味では関係ない。そこにも筆者が言う「間」があって、関係の有無の間に態変の芸術はあるような気がするのだ。うまく言えないけど。 ううん、態変の舞台を見なければ、と思う。感想の続きはそれからだ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/12/01(3283日経過)
記録初日
2012/08/02(4499日経過)
読んだ本
4252冊(1日平均0.95冊)
読んだページ
1028039ページ(1日平均228ページ)
感想・レビュー
3022件(投稿率71.1%)
本棚
2棚
自己紹介

乱読しています。食わず嫌いにならないよう、面白そうな本を教えてください。

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