
先月の1冊は杉林稔「精神科臨床の走り」。コロナ禍以降の5年間の論考がまとめられており、読みながら、この数年のさまざまな出来事が鮮やかに蘇りました。 2025年7月の読書メーター 読んだ本の数:27冊 読んだページ数:7671ページ ナイス数:233ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/63621/summary/monthly/2025/7
「支持とか、情動的欲求に対する配慮とか、信頼関係にもとづく取り決めという課題が十分な配慮のもとでなしとげられるとき、医学的精神療法をいかに行うかという問題は消滅する。それこそが精神療法なのである」という一文が心に残りました。
「現代のヘルス・ケア・システムに求められているのは、発展途上社会でも先進社会でも、病いの心理社会的・文化的な特徴を体系的に認識し治療することである」という提言は、今の時代にも通じるものがあるように思えました。
マンガ、ライトノベル、小説、ときどき精神医学・心理学、漢方、思想書など。まとまりなくごちゃまぜに読んでいます。それらの本の備忘録です。
2024年おすすめランキング⇒ https://bookmeter.com/users/63621/bookcases/12089407?sort=book_count&order=desc
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