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2024年10月の読書メーターまとめ

ykazmah
読んだ本
6
読んだページ
1479ページ
感想・レビュー
6
ナイス
109ナイス

2024年10月に読んだ本
6

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ykazmah
それぞれのキャラクターがしっかり馴染み、安定の読みやすさ。時折挟まれる四季折々のお料理の描写も良い。熊吉とお花はすっかりお年頃で、居候を続けてきた武家育ちのお栄はいよいよ今後の決断をする。生まれてくる家は選べないし、それぞれの場で生きていくしかないことの難しさとままならなさ。今も昔も変わらないなぁ…転んでもタダでは起きなさそうなお栄ちゃん。今後も何かとやらかしてくれそうで楽しみ!熊吉とお花の脳内再生は福くんと芦田愛菜ちゃん。いよいよお互いの気持ちに気づきかけた終盤はドキドキしつつ読みました^ ^
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

ykazmah

月が改まり、一気に季節が変わったよう。秋のお出かけにこのスニーカーがほしいな。けど少しお高いかも…もう少し悩むとします^ ^ 2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:1736ページ ナイス数:120ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/637836/summary/monthly/2024/9

月が改まり、一気に季節が変わったよう。秋のお出かけにこのスニーカーがほしいな。けど少しお高いかも…もう少し悩むとします^ ^
2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:1736ページ ナイス数:120ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/637836/summary/monthly/2024/9
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2024年10月の感想・レビュー一覧
6

ykazmah
ネタバレ読んでいる最中も読み終えてからもひたひたとテーマの重みが押し寄せる。植物状態になった深雪が亡くなるまでの26年間。娘の美桜、母、夫、そして病院関係者。それぞれの日々、人生に波紋を投げ続ける深雪の存在。生きていてくれればそれでいいなんて、それは上べの綺麗ごと。とはいえ、命を終わらせ家族の負担を減らせばいいということでも、決して無い。正解はない。誰も悪くない。でも皆が辛く苦しい。美桜が『母のように、何も考えず何も思わず、呼吸だけをしていたい。植物のように瑞々しく生きてみたい』そう思い涙ぐむシーンに圧倒された。
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ykazmah
読み友さんのレビューに惹かれて読む。手に取るまでこの画家さんは存じ上げず。読み終えて、ご自身を律しつつ、常に感覚を研ぎ澄ませて生ききった方なんだなぁ…と思う。長く生きて様々な経験をされ、多くの絵を生み出し、ご自身を形作ってこられたのだろう。その足跡を、展覧会で見て感じたいと思いました。また、ことば遣いが丁寧で、時おりハッとする表現があり、そういうものを内包している方だったことが伝わってきました。
レモングラス
2024/11/01 07:34

レビューを拝読し感動が甦り、あのハッとした時の気持ちをまたグッと心に感じることができました。ありがとうございました😊共読になり嬉しいです。

ykazmah
2024/11/02 12:22

レモングラス様 コメント嬉しく読ませていただきました。 ありがとうございます^ ^ 読んでいる間背筋が伸びる思いでした。 時おり挿入される作品も素晴らしく、いつか作品展があれば訪れてみたいと思いました。 素敵な本を教えてくださり、ありがとうございました^ ^

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ykazmah
ネタバレ森絵都さんは久しぶり。私の知っている森さん作品にないテイストで、『オバシー』『ジャポい』などの造語やテンポの速い展開が、どことなく伊坂幸太郎さんぽい。平安時代、生まれながらにして特殊能力をもつ風穴と呼ばれた子どもたちがいて、その血筋は細々と受け継がれ、現代に再集結…といったフィクションでありながら、行き過ぎた政策や偏ったメディアのあり方に物申すストーリーで、そこに森さんの込めたいメッセージがあるんだろうな、と思いつつ読みました。呆気ないエンディングで今、私は『えー、その後どうなるの!?』の表情です^^;
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ykazmah
どっぷり昭和世代の私は、絶滅危惧レベル5の動作にも馴染みがあるものがちらほら…光陰矢の如し^^;著者は1994年生まれ。『○○だったらしい』という解説文に、そうよね、使った経験が無ければそういう捉えになるよねと、世代間ギャップを感じます。小刀で鉛筆を削る、黒電話をかける、チャンネルをまわす、ラジカセで音楽を聴く、携帯の電波を探す、番号でカラオケ予約(ビデオ録画も一時期そうだったはず)…あぁ懐かしい所作の数々!レンタルCDからMDにダビングして翌朝の通学で聴くのが楽しみだった時期もあったなぁ^ ^
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ykazmah
それぞれのキャラクターがしっかり馴染み、安定の読みやすさ。時折挟まれる四季折々のお料理の描写も良い。熊吉とお花はすっかりお年頃で、居候を続けてきた武家育ちのお栄はいよいよ今後の決断をする。生まれてくる家は選べないし、それぞれの場で生きていくしかないことの難しさとままならなさ。今も昔も変わらないなぁ…転んでもタダでは起きなさそうなお栄ちゃん。今後も何かとやらかしてくれそうで楽しみ!熊吉とお花の脳内再生は福くんと芦田愛菜ちゃん。いよいよお互いの気持ちに気づきかけた終盤はドキドキしつつ読みました^ ^
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ykazmah
子どもの頃に自分もこんな体験をしていたのかも。すっかり忘れてしまっているだけで…そんな風に思わせられる、切なくなるくらいにどこか懐かしい物語だった。夜の世界を旅する小学生の仄田くんと鳴海さん。不思議な旅の中、暖かい気持ちになったり、寂しく怖い思いをしたり、そして痛みを伴ったり。二人のように、心の中のモヤモヤをぶつけ吐き出し、思いきり何かに体当たりして行ったのは、一体いつが最後だっただろう?そんなことを思いつつ、ゆっくりと深呼吸。子どもの頃を思い出しつつ、かつての自分と重ねながら読めた良い時間でした^ ^
ykazmah
2024/10/06 21:05

p214『よかったかよくなかったか。よくなかったかよかったか。それは、あたしが決められることじゃないんだよ(略)決めるのは、時だよ。時がすべてを、教えてくれるのさ』p242『自分はいつまでも、誰かの子供だと思っていたのに。でももしかして、いつか自分が子供ではなくなり、大人になり、そのうえ自分の子供をうむことがあるかもしれないのだ。さよは急に、胸のあたりがきゅうっとしてきてしまった』

ykazmah
2024/10/06 21:09

p346『いいところも、へんなところも、まじりあってでこぼこで。そういうものが、すてきなんだよ。こどもは、そう言っていた。それはさよにとって、新しい発見だった。こどもは、ひたすらいい子なのがいいのだと、さよは思っていた。でも、もしかしたら違うのかもしれない。いい子の中にいい子じゃない部分があるから、すてきなのかもしれない。うつくしい部分とへんな部分がまじりあっているから、もっとすてきになるのかもしれない』

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/12/22(3260日経過)
記録初日
2006/09/18(6642日経過)
読んだ本
1030冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
301561ページ(1日平均45ページ)
感想・レビュー
774件(投稿率75.1%)
本棚
66棚
性別
現住所
大阪府
自己紹介

本のない生活は想像できません。

国や時代を超えて様々な人生に立ち会えること、過去〜未来の自分を登場人物と重ね合わせること、未知の世界に誘ってもらえることが、読書を通して得られる喜びだと思います。

読書メーターで皆さんのレビューを読ませていただき、未知の作家さんや作品に多く出会えるようになりました。
感謝です。
世の中、まだまだ知らないことだらけ!

ナイスをくださる方、お気に入り登録してくださる方、ありがとうございます。

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これから読まれる方は目を通さない方が良いかもしれません。

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