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2024年9月の読書メーターまとめ

ykazmah
読んだ本
6
読んだページ
1736ページ
感想・レビュー
6
ナイス
120ナイス

2024年9月に読んだ本
6

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ykazmah
ネタバレ読み友さんのレビューにひかれて手に取る。深淵な森と水辺を思わせる表紙。主人公は小学生のりらと絵。この二人と同級生たちの思いがどこまでも子どもの目線で描かれていて瑞々しい。大人を理解しようとするまなざしにも昔の自分が重なり、記憶の引出しがぱっと開いたような感覚に。後半は一気にファンタジー要素が濃くなり、あれ?と思わされるけど、その後の二人がその記憶を大切に内包しつつ成長し、数十年後のエピローグへ。大切なものは移ろいゆくけれど、そうして自分だけの時を過ごしていけるのは幸せなことだと思わせてもらえました^ ^
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

ykazmah

先月頭に転居し、最寄りの図書館が変わりました。予約サイトの使い方にもようやく慣れてきたかな?これからたくさんお世話になります。よろしくお願いします^ ^ 2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:3冊 読んだページ数:776ページ ナイス数:90ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/637836/summary/monthly/2024/8

先月頭に転居し、最寄りの図書館が変わりました。予約サイトの使い方にもようやく慣れてきたかな?これからたくさんお世話になります。よろしくお願いします^ ^
2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:3冊 読んだページ数:776ページ ナイス数:90ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/637836/summary/monthly/2024/8
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2024年9月の感想・レビュー一覧
6

ykazmah
『明日、晴れますように』から遡ること数十年。絵の母、りらの父の小学校時代が舞台。ファンタジーなのに作られた感じのしない自然な展開で、世界観にすっと入っていけた。数ページおきに左下に挿入される酒井駒子さんのイラストも良い。二人の繊細な表情、仕草が丁寧に描かれていて、しばし眺め、また読み進める。子どもはいつの間にか少しずつ成長していく。誰にも秘密にしておきたいことや忘れたくないことを、それぞれが胸に秘めながら。私にも確かにあった子ども時代を手繰り寄せつつ読めました。後半も楽しみ。追伸:肥後守、懐かしい^ ^
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ykazmah
ネタバレ読み友さんのレビューにひかれて手に取る。深淵な森と水辺を思わせる表紙。主人公は小学生のりらと絵。この二人と同級生たちの思いがどこまでも子どもの目線で描かれていて瑞々しい。大人を理解しようとするまなざしにも昔の自分が重なり、記憶の引出しがぱっと開いたような感覚に。後半は一気にファンタジー要素が濃くなり、あれ?と思わされるけど、その後の二人がその記憶を大切に内包しつつ成長し、数十年後のエピローグへ。大切なものは移ろいゆくけれど、そうして自分だけの時を過ごしていけるのは幸せなことだと思わせてもらえました^ ^
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ykazmah
コミックのタイトルを聞いたことがあり、原作?と思いながら読んだが、どうやら関係無いみたい。ある裕福な家庭に育った男性の回顧録。病弱で繊細であった幼少期を、ノスタルジックな想いを込めて丁寧に記している。日清戦争前後の頃の子どもたちの手習や遊び、その中で成長する様がありありと目に浮かぶ。祖父母の少し上の世代かな…兎にも角にも、中勘助さんのことばの美しさ。声に出して読むと尚のこと、その美しさにハッとする。耳慣れないことばは巻末で解説されていて、そちらと本編を行き来しつつ読みました。いつか再読したいです^ ^
ykazmah
2024/09/16 13:18

p73『あの静かな子供の日の遊びを心からなつかしくおもう。そのうちにも楽しいのは夕がたの遊びであった。ことに夏のはじめなど日があかあかと夕ばえの雲になごりをとどめて暮れてゆくのをみながらもうじき帰らなければ、とおもえば残り惜しくなって子供たちはいっそう遊びにふける』

ykazmah
2024/09/16 13:24

pp165『蚕が老いて繭になり、繭がほどけて蝶になり、蝶が卵をうむのをみて私の智識は完成した。それはまことに不可思議の謎の環であった。私は常にかような子供らしい驚嘆をもって自分の周囲を眺めたいと思う。人びとは多くのことを見馴れるにつけ、ただそれが見馴れたことであるというばかりにそのまま見すごしてしまうのであるけれども、思えば年ごとの春に萌えだす木の芽はあらたに我らを驚かすべきであったであろう』

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ykazmah
サブタイトルに惹かれて借りてみた。著者は、若くして才能を活かし頭角を表したインフルエンサー(というのかな?)ぽい。自分が実際に見聞きして感じたこと、そこから得た信条を大切にしている人、という印象で、はっきりきっぱりと言い切るところに若さを感じる。そうそう!と頷きつつ読んだ所、勉強になる!と思い読んだ所、そして、いやちょっとそれはどうなのかな…と首を傾げてしまう所もあったかな。この本を通じて知った方なので、これから注目していきたいです^ ^
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ykazmah
スマホを手にしてから10年強、漠然と感じてきた違和感の答えが文字化されていて、アンデス・ハンセン著の『スマホ脳』と同様に大きく頷きながら読む。幸いなのは、私はスマホ・SNS以前の世界を知っていること。便利さは今に敵わなくとも時間の流れがゆったりと贅沢であったと知っていること。自分の中の『あの頃』を思い出し体現する、そういうモデルとなることはできる気がする。もちろん現代の便利さはありがたく享受して。スマホやSNSとの距離感を保って、リアル世界を誰でもない自分自身の目で見つめていこう、そう強く思います^ ^
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ykazmah
久々に仏像の本を手に取る。これは英語が対訳で書かれていて海外の方にも読まれていそう。時代や作者によって仏像の表情が異なり、それが分かりやすくおもしろい。やはり如意輪観音が好きだなー。今年の春、ご開帳に合わせて訪れたあのお寺には、ふくよかで優しい顔をした観音様がいた。真夏を思うと気候が良くなってきているし、またお寺巡りをしてみたい!
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/12/22(3260日経過)
記録初日
2006/09/18(6642日経過)
読んだ本
1030冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
301561ページ(1日平均45ページ)
感想・レビュー
774件(投稿率75.1%)
本棚
66棚
性別
現住所
大阪府
自己紹介

本のない生活は想像できません。

国や時代を超えて様々な人生に立ち会えること、過去〜未来の自分を登場人物と重ね合わせること、未知の世界に誘ってもらえることが、読書を通して得られる喜びだと思います。

読書メーターで皆さんのレビューを読ませていただき、未知の作家さんや作品に多く出会えるようになりました。
感謝です。
世の中、まだまだ知らないことだらけ!

ナイスをくださる方、お気に入り登録してくださる方、ありがとうございます。

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これから読まれる方は目を通さない方が良いかもしれません。

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