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2024年3月の読書メーターまとめ

ykazmah
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感想・レビュー
6
ナイス
293ナイス

2024年3月に読んだ本
6

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ykazmah
ネタバレ何て爽やかで軽やかな小説なんだろう。多感な高校時代、成瀬あかりが同級生だったら、私はどうリアクションしてたかな。スキンヘッドに圧倒され、近寄り難くて遠巻きに様子を見ていたかもしれない。でも一たび彼女に接したら、その魅力の虜になっていたことも何となく想像できる。何故なら彼女は、私にとっての非常識を易々と軽々と乗り越えていくだろうから。恩田陸さん『なんとかしなくちゃ』の梯結子と並び、これからを追いかけるのが楽しみなヒロインが新たに増えました。女子パワーばんざーい^ ^
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

ykazmah

うるう年、1日多かった先月。寒暖の差や花粉にダメージ受けますが、春を待ちながら今月も元気で😊 2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:2464ページ ナイス数:219ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/637836/summary/monthly/2024/2

うるう年、1日多かった先月。寒暖の差や花粉にダメージ受けますが、春を待ちながら今月も元気で😊 2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:2464ページ ナイス数:219ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/637836/summary/monthly/2024/2
かげろふ
2024/03/03 17:29

お花の色合いが素敵です♪今月もよろしくです🤗

ykazmah
2024/03/05 12:13

白い沈丁花、今年も咲きました。 こちらこそ、今月もよろしくです😊

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
6

ykazmah
ネタバレ何て爽やかで軽やかな小説なんだろう。多感な高校時代、成瀬あかりが同級生だったら、私はどうリアクションしてたかな。スキンヘッドに圧倒され、近寄り難くて遠巻きに様子を見ていたかもしれない。でも一たび彼女に接したら、その魅力の虜になっていたことも何となく想像できる。何故なら彼女は、私にとっての非常識を易々と軽々と乗り越えていくだろうから。恩田陸さん『なんとかしなくちゃ』の梯結子と並び、これからを追いかけるのが楽しみなヒロインが新たに増えました。女子パワーばんざーい^ ^
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ykazmah
ネタバレ西加奈子さんお勧め、久々の長編。これはフィクションだし文化圏も違うけれど、ジェフリーやエドウィンの過ごした幼少期の描写がこの上なくリアル。特に子ども部屋にある雑多なもの、新しい教室やクラスメートの描写など、微に入り細を穿つとはこのことかと圧倒される。神経質で病弱なエドウィンと、彼に惹かれ彼を慕うジェフリー。同級生である二人の関係性は常に不安定で、幼さ故の危うさを孕んでいてハラハラする。なぜエドウィンは夭逝したのか?その謎が解けた後にやってくる薄気味の悪さ。はー、何ともスリリングな読書でした^^;
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ykazmah
人の温かさ、優しさ、生きることのままならなさ、それらが溢れた物語。木挽町の芝居小屋の近くで起きた菊之助による仇討ち。語り手が次々と変わり、少しずつ真相が明らかになる面白さ。そして少しずつベールが剥がされていくインタビュアーの存在。加えて語られる、菊之助と縁あった芝居小屋の人々の来し方。私はこれに一番グッとくるものを感じました。物語全体がお芝居のよう。生きることは難しくてややこしいけど、なりたい自分になるために、日々優しく丁寧でありたい、楽しさ(面白さ)を自ら創造していきたい、そう思いました^ ^
ykazmah
2024/03/22 09:55

p48『道理や筋にがんじがらめに縛られちまった様子が可哀想に思えてね。のっぴきならない事情って奴は、誰より手前がそう決めちまってる。でも道を外れても、存外、逞しく生きる術もあるって言いたくて(一八)』p125『赤姫が似合う人はそこにいるだけで周りを照らすって言っていた。それは単に人となりが明るいって話じゃない。暗がりも知っているから、光の尊さを知っている。そういう人じゃないと、しゃんと立ってるだけで輝くことはないよ(ほたる)』

ykazmah
2024/03/22 10:05

p179『明るく楽しいだけの奴なんてこの世にいねえよ。どんな奴も手前の中の暗い闇やら泥やらと折り合い付けて、上手いことやっているだけだ。そいつを見せ合う相手が欲しいと思うのも情ってもんさ(喜兵衛)』p187『面白いもんはいつか誰かが何処かから持って来てくれると思ったら大間違いでっせ。面白がるには覚悟が要るんです(略)』面白がらせてもらおうったって、そいつは拗ねてる童と一緒や。でんでん太鼓を鳴らせるようになったら、そこから先の退屈は手前のせいでっせ(五瓶)』

が「ナイス!」と言っています。
ykazmah
若林くんは対談の仕切りが上手く、かつ幅広いジャンルに触れている読書家だなぁと改めて思う。名前だけ知っている作家さんは、読メで検索しつつ読む。角田光代さん、西加奈子さん、朝井リョウさん、窪美澄さんは何冊も読んでいるので、ご本人のキャラを垣間見られるのが新鮮で、読み進めながら夫々の作品を思い出すのが面白かった。作家さんは、歌手や俳優のようにビジュアルが晒される機会は多くないだろう。だけど、伝えたいメッセージが結晶化した作品を通して自らの内面を晒すというのも、すごくエネルギーを必要とする仕事なんだろうなと思う。
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ykazmah
ネタバレこの本を読めて本当に良かった。著者がロシア文学に惹かれて留学し、友人と部屋をシェアし、大学の片隅で本を読み耽り、かぶりつくように受講し、教授や学生と意見を交わしている様子を想像しながら読めば、文学やことばへのピュアな情熱が行間から更に溢れ出て、心が洗われる思いだった。著者がアントーノフ先生を慕う心、二人で幾度となく語らうシーンもよかった。ロシアとウクライナで起きていることは、どちらにもルーツを持つ多く人の心を深く深く傷つけていること、歩み寄って共生する道を模索すべきこと、改めて思いました。
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ykazmah
ネタバレ花暦シリーズになってから早くも五冊目。主人公はもうすっかりお花ちゃんです。前作ではお花に辛くあたり続けた実母を亡くしたが、その喪失感と共にどこか重い荷を下ろしたような彼女。降って湧いた、只次郎の姪との生活、そして熊吉への恋愛感情手前のそわそわした思い。この巻は彼女の大切な思春期の1ページを記している印象。鯨汁というお料理は初耳。そして、この冬何度も作った鰤大根が出てきて、昔から好まれていたことを再確認。次巻も楽しみです^ ^
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/12/22(3115日経過)
記録初日
2006/09/18(6497日経過)
読んだ本
1003冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
294588ページ(1日平均45ページ)
感想・レビュー
747件(投稿率74.5%)
本棚
66棚
性別
現住所
大阪府
自己紹介

本のない生活は想像できません。

国や時代を超えて様々な人生に立ち会えること、
過去〜未来の自分を登場人物と重ね合わせること、
未知の世界に誘ってもらえることが、
読書を通して得られる喜びだと思います。

読書メーターで皆さんのレビューを読ませていただき、
未知の作家さんや作品に多く出会えるようになりました。
感謝です。
世の中、まだまだ知らないことだらけ!

ナイスをくださる方、
お気に入り登録してくださる方、
ありがとうございます。

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これから読まれる方は目を通さない方が良いかもしれません。

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