「加賀さんは絶対に見逃さない。あの人に嘘は通用しない」久しぶりの金森登紀子さん。別荘地で起きた殺人事件。犯人はすぐに自首したが調書にすると多分、おそらくが多く決めてになる証拠に欠ける。長期休暇中の加賀さんが事件の検証会に参加する事になる。犯人のバックグラウンドがいつぞやの親子に重なってしまう。あちらのご両親はやるべき事はやり尽くし知る程に切なかったが。

和菓子がテーマの短編集。日明恩さんのトマどら面白かった。近藤史恵さんの迷宮の松露も良かった。初めて読む作家さんが多かったけど、どれも和菓子が美味しそうだった。

椿店長が銀座旗艦店の店長に栄転。新しく藤代店長がやって来た。大柄でガサツな印象だったけど実は細やかな人だった。藤代店長から正社員にならないか？と勧められアンちゃん遂に正社員に。椿店長から和歌山出張へ誘われる。和歌山良いところだなぁ行ってみたい。

「加賀さんは絶対に見逃さない。あの人に嘘は通用しない」久しぶりの金森登紀子さん。別荘地で起きた殺人事件。犯人はすぐに自首したが調書にすると多分、おそらくが多く決めてになる証拠に欠ける。長期休暇中の加賀さんが事件の検証会に参加する事になる。犯人のバックグラウンドがいつぞやの親子に重なってしまう。あちらのご両親はやるべき事はやり尽くし知る程に切なかったが。

シリーズ１５作目。このシリーズはサクサクと読めるので気分転換にピッタリ。相変わらず美味しそうなお料理とお酒。酒飲み作家さんの真骨頂なのか。康平と瑠美さんも幸せにしてあげて下さい。他の方もおっしゃってたけどついに食堂のおばちゃんにも「見える」方が登場。こういう人が出て来ると他力本願的な、この人がこう言ってるからで納得させられるような安易な発想をしてしまうのは私の物の見方がうがったいからなのだろうか。

成人式を終えたアンちゃん。若いのにしっかりしてる。毎回和菓子の謎が出てきて試行錯誤しながら解いていくのはさすがです。乙女との恋が進まないのもアンちゃんならではなのかも。

タイトルからもう好き。パンの好きないっぴきの可愛い事。キップル君のひと言も良かった。

捨て犬だったコーシロー目線で進む高校生活。年代が進むごとに学生も変わる。でも本質は一緒だったな。最後は出来すぎ感ありだけど良い本でした。