安部亜由美「泉鏡花文学における柳田民俗学の受容」pdf読了。全13ページ。ネットで調べ物をしていて見つけたもの。雑誌に掲載された論文と思われる。四十年にわたる柳田国男との交友を通して、泉鏡花が民俗学に関心を寄せ、自身の文学に反映させた道筋を辿る。柳田国男との密接な関係は、「山海評判記」のような民俗学の影響が色濃い作品を生み出す一方で、「鏡花独自の奔放とも言える想像力が柳田の学問的体系にからめ取られて自在さを欠いた」という評価にもつながった。柳田民俗学の受容には功罪両面があったと指摘されている。
〈根拠なきポジティブはただの現実逃避。悩みから目を背けて問題にフタをしているに過ぎない〉〈考えることを放棄して「前向きな自分」をでっち上げるのをやめる〉〈悩む人と悩まない人の違いは考え方にしかない〉〈「考えていないでまず動いてみよう!」世の中の自己啓発書やオンラインサロンなどには、そんなメッセージがあふれている。……本書が目指すのは、そういう「無謀さ」とは真逆の状態である〉
下記作家及び哲学者並びに漫画家の影響大
笠井潔(矢吹駆シリーズ)
麻耶雄嵩(そろそろ長編が読みたいところ)
山口雅也(生ける屍の死&キッドピストルズシリーズ)
殊能将之(合掌……)
ジェイムズ・ジョイス
ホルヘ・ルイス・ボルヘス
(要するに柳瀬尚紀ね)
プラトンの対話篇(中~後期)
スピノザ諸作
ライプニッツ(著作集欲しい……)
ニーチェ(中~後期)
エラスムスのあれ
吉田戦車
荒木飛呂彦
林田球
水木しげる(合掌……)
佐藤史生(合掌……)
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