別の本を読んでたけど、この本を少しだけ読むとそのまま一気に読んでしまった。女性問題、怒りだけでも読み応えあり。ミステリー要素がなくても十分面白いと思う。

あまりにもハッピーでほのぼのとしてるけど読んでて楽しい。こんな高校生活送れたらよかったシリーズ。

モノから少しだけ残留思念が読み取れる、と言うのは都合の良い能力設定だなーと思った。人の思念が読み取れると言うことからくる苦労、苦悩からもある程度逃れられる。しかし夫の事は分からなかったのか？とも思った。でもこの超能力は物語にはあまり関わりなく有効に使われる事なく物語は進む。こんな高校生活羨ましいパターンの小説。続けも読む

別の本を読んでたけど、この本を少しだけ読むとそのまま一気に読んでしまった。女性問題、怒りだけでも読み応えあり。ミステリー要素がなくても十分面白いと思う。

このワトソン力は大発明。名探偵を、集めなくても推理合戦ができる。部分正解でそれに乗っかって推理をするのも躊躇いなく出来る。話は最後のを除いて面白かった。連作短編で裏にもう一つのストーリーが流れてるタイプを3作目に望む。

燕の亜卿になって話しが動き始めて面白くなって来た。燕に入ってからの話しがあと2巻ぐらいあっても良いと思う。楽毅以外誰も成し遂げていない五国連合軍の話をもっと詳しくダイナミックに描いて欲しかった。

田舎の人間関係が複雑で久々の新刊を読んでも分からない。巻頭の登場人物紹介を充実させて欲しい。ただ内容は人間関係についてのみ書かれていると言っても過言では無いので、登場人物紹介が全てかもしれない。

楽毅の所は淡々としてるが、沙丘の乱は手に汗握るダイナミックな話でとても面白かった。全編このテンションなら凄いんだけど。

読みやすくて面白いけど、ナレーション小説。楽毅は「威がある」と表現されるが楽毅の言動から（物語から）読者がそれを感じるのではなく、楽毅に会った人の感想として知る。その他孫子の戦略を身に付けてていることなど色々なことがナレーションで説明され、楽毅の動きとしては表現されない、ような気がする。そういうスタイルの作家なので良いけど主人公が生き生きと感じられない。

集中的に宮城谷昌弘さんの小説読んでる。どの主人公も同じ人物に思える。歴史を知らないからかな。

面白かったけど田横があまりに聖人過ぎて物足りない。人間味が無い。逆に項羽、劉邦、韓信などはいいとこ無しの最低野郎に描かれてるのも物足りない。劉邦の下に人材が集まって上手く回り天下を取るのには理由があるはず。じゃあ何が足りなくて田横は天下を取れなかってのか？が最後まで読んでも分からなかった。