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2025年1月の読書メーターまとめ

よいこ
読んだ本
12
読んだページ
2608ページ
感想・レビュー
6
ナイス
80ナイス

2025年1月に読んだ本
12

2025年1月のお気に入り登録
1

  • やまはるか

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

よいこ
過激な題とキャッチーな出だしは、今の世で”売れる”作品の条件だ。そのつかみに加えて、ミステリーぽく「杉森君とはどんな人で、主人公はなぜ殺そうと思っているのか」という謎が徐々に明らかになっていく構成でより引き込まれる。冒頭の「私杉森君を殺そうと思う」という突然のヒロの電話に対するミトさんの最初の対応がものすごく誠実で、そしてなぜそうだったのかも最後の最後でわかる。主題は深刻だが、皆が最後まで読み切れるように書かれている。すごい作品だと思った。10代以上の若い人とその周囲の大人にも男女関係なくお勧めしたい。
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2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

よいこ

去年にも増してろくに本を読まない年だった。いかん。生活がガタガタだからからか。自分がままならん。でも多くの訃報や闘病の知らせを聞いた一年。本が読めるという幸せを無駄にしてはいかん。今年は軽い漫画やラノベに逃げずに読むべき本を読みたい。感想書きたいし、イベントも参加したいな。2024年読書メーター『国銅』『神田ごくら町~』は好き。最上一平も。本の数:184冊 ページ数:27034ページ★読んだ本一覧→ https://bookmeter.com/users/648555/summary/yearly

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2025年1月の感想・レビュー一覧
6

よいこ
詳細なレシピがなまじ付くので料理の本と思った人は幻滅かも。私はすっごくおもしろかった。英国風に皮肉の利いた文章で食文化を通したイギリス論。例として紹介される本や映画なども絶妙で、教養のある人の談話、議論の魅力が詰まっている文章。その分こっちの劣等感は刺激されるが。階級によって異なると言われるイギリス料理。作者はパン屋ミシマショウジ、農家栢木清吾、大学教授小笠原博毅の三人。2021年から一年間の月一で料理を作って食べて、コモナーとして脳と舌で味わってみた経験を基に2022年12月から一年間noteで連載。
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よいこ
過激な題とキャッチーな出だしは、今の世で”売れる”作品の条件だ。そのつかみに加えて、ミステリーぽく「杉森君とはどんな人で、主人公はなぜ殺そうと思っているのか」という謎が徐々に明らかになっていく構成でより引き込まれる。冒頭の「私杉森君を殺そうと思う」という突然のヒロの電話に対するミトさんの最初の対応がものすごく誠実で、そしてなぜそうだったのかも最後の最後でわかる。主題は深刻だが、皆が最後まで読み切れるように書かれている。すごい作品だと思った。10代以上の若い人とその周囲の大人にも男女関係なくお勧めしたい。
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よいこ
ネタバレ佐々木マキさんのナンセンス真骨頂。作者が本気で遊んでるのを感じられる一冊。秘密の箱を見つけた豚がオオカミに取られるまではフツーにドキドキするが、仙人は出るわ、いきなり何の脈絡もなく玉にされるわ、ラストも全く予想できん展開で、ドキドキというよりポカーンとあっけにとられてしまった。「これでおわり!?」という声が上がる。子どもたちと共に、読んでるこっちがびっくりし通しで、面白い感覚共有ができたなあ。
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よいこ
2024.11KADOKAWA。いつもながらヨシタケさんらしいが今回は大人~感じの一冊。つまんないと思える人生でも、それを遊ぶ、楽しむにはどうすればいいかを示唆してくれる。今回は「ゲーム」という見方。ゲームって「ルールと勝敗」という要素が加わった「遊び」。世の中ルールで負けたりして難儀をしている場面でも、自分でルールを設定し自分のゲームとすることで、勝利の可能性を見つけたりその状況を楽しめたり、少なくともチャレンジしようという気もちになれる。肯定的に言えばこんな感じか。まあ、とはいえ、そうは言ってもなあ。
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よいこ
2017年刊。多量の俳句と著者のコラムや対談やらが入っていてお得感満載。全部に一気に目を通すのは無理なので、少しづつめくって楽しみたい。1968年以降生まれの作家から著者が選んだ54人の句を作家ごとに季節順に配置。章立てはおもしろい、かわいい、かっこいい。章ごとに読み解き実況も付く。巻末の収録作家分布図は興味深かった。じっくり読みこめばかなりの現代俳句通になれそうな気もするが、なまじ各句の捉え方や解釈など付けてるだけに、著者たちの考え方感じ方になじまないときなど違和感は時々ある。でもとにかく情熱的な本。
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よいこ
2024年11月発行。さて、数年後この本の言葉はどのくらい残っているかなあ。題通り、言語学者の父と大学2年生の長女との共著。実際に娘らが父に言葉を例文付きで紹介する会話形式で書かれている。この会話がなかなか面白かった。私は、漫画のおかげかほぼ知ってる言葉ばかりだったけど、確かに大学生くらいまでの会話にはこんな言葉が頻出してるから、この本に出てくる言葉知らん人は若者の発言がわからん場合も出るだろう。若者こそ読んで、中高年はこういう言葉を知らないんだなということを知ってくれたらいいのではなかろうか。ははは。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/01/24(3313日経過)
記録初日
2015/11/01(3397日経過)
読んだ本
2926冊(1日平均0.86冊)
読んだページ
441436ページ(1日平均129ページ)
感想・レビュー
1816件(投稿率62.1%)
本棚
53棚
自己紹介

本中毒。各種小説、詩歌、児童文学、絵本、雑学、料理と、いろいろ好き。読みたい本が多すぎて困る。本当に困る。生活に支障が出るくらい。

自分の記録として、まずは入力しています。あくまでも本の紹介ではなくその時点での個人的感想です。ネガティブなコメントも時にあります。その本が好きな人には申し訳ありません。(でも、そもそも駄目だこりゃと思った本は登録してません)

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お気に入りにしてしまった方、よろしくお願いします。


ネットでの会話が苦手で、しかもおっちょこちょい。失礼があるかもしれません。スミマセン。

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