「人間」の定義がじわじわとわからなくなってきた本シリーズであるが、ついに「自分」の定義までが曖昧になってくるとは。40年以上前にルパン三世が「バカ野郎！俺は俺だ！」と叫んでいたことを懐かしく思い出す俺だ。いやしかしこのクライマックスは森先生の…趣味丸出しだよなー。クリンメルだと⁉︎クリンメルクリンメルクリン…。それはそれとしてロジが単なる旧車マニアでなく内燃機関マニアでもあることがわかって好感度爆上がりな俺でもあるのだ。

「人間」の定義がじわじわとわからなくなってきた本シリーズであるが、ついに「自分」の定義までが曖昧になってくるとは。40年以上前にルパン三世が「バカ野郎！俺は俺だ！」と叫んでいたことを懐かしく思い出す俺だ。いやしかしこのクライマックスは森先生の…趣味丸出しだよなー。クリンメルだと⁉︎クリンメルクリンメルクリン…。それはそれとしてロジが単なる旧車マニアでなく内燃機関マニアでもあることがわかって好感度爆上がりな俺でもあるのだ。

気に入ったのでまた読んでいる俺だ。ホークが凄く良い。そしてヴィニィがカッコいい。あとカルメンが物凄ぉくカッコいいのだ。冬に読み始めた気がするのだがエラく時間がかかってしまった。きっとまたクリスマスが近くなったら読みたくなるに違いない俺でもあるのだ。

俺の大好きな「機巧のイヴ」の乾緑郎氏の平賀源内譚ということで手に取った俺だ。俺にとって平賀源内といったら半世紀以上前にNHKのドラマで観ていた山口崇氏なのだが、本書の源内さんは俺の脳内で懐かしい源内さんにピタリとはまった。ちなみに杉田玄白はもちろん故坂本九氏だ。虚名ばかりが世に知れて何の実績も残せず、鬱屈して落涙する源内さんの姿はドラマの飄々とした姿とはまるで噛み合わないのだが、あの八面六臂の源内さんにも他人には見せないこんな顔もあったのかも知れないと思うとしみじみ味わい深いと思う俺でもあるのだ。