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2024年5月の読書メーターまとめ

halu99
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42ナイス

2024年5月に読んだ本
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2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

halu99
ネタバレ「俺は六平国重を心から愛している」妖刀使いで闇社会の大物武器商人、国重を超える刀を作りたい厄介マニアの科学者、双城厳一の生き様を描き切った2巻。チヒロとの12秒の死闘を描く第17話が素晴らしく、一撃必殺の攻防+相手の信念を呑み込む会話を経ての決着がカッコ良い。双城の敗因はチヒロの刀愛を見誤った?か。武・知・権力があり冷酷。数日で妖刀を理解するほど勉強熱心。最初のボスと思えない存在感がありました。そして、理解してもクズは地獄行き。情け無用の復讐者チヒロが良い。死亡確認が念入りですが、復讐者双城が楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
14

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ネタバレドカベン・BJが成し得なかった刃牙1億部突破記念号。連載25周年時の6300万部から8年後の突破。連載の勢いは落ちてても、作品が成長し続けてて、1億部が通過点なのが恐ろしい。アニメ・ゲーム・スピンオフ・ギャグ・エロ・BL、自らのギャグ化もいとわず。どんな挑戦でも受け、33年間話題を提供し、実子のマンガまで秋田で大ヒットする。秋田書店の王、板バキ先生に感謝しかありません。本編、親子ゲンカをもう一回とならず。勇次郎の暴君とジャックの常識人が楽しい。最強への渇望は最狂なのに一番良識がある? 刃牙世界は深淵です。
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ネタバレ「いかなる破壊兵器といえども神が宿ることがある!」作品のテーマを見せての打ち切り最終巻。「核ミサイルにも化学兵器にもビクともせん」けど水に弱い燈台鬼や、公爵がただの殺人鬼とかあれやこれや、マンガの神様のツッコミ待ち?か悩む。構想時から12年を経て、デタラメ設定をリアル重視の時代に合わせたら、おかしくなった印象。ラスト数話、それまでの話・設定・謎の解明を諦め、巨大ロボパニックものに全速前進が面白かった。これが最初に読めれば…。名作ぞろいの手塚作品の中でかなり勢いまかせの本作。最晩年の黒手塚が味わい深いです。
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超能力で操る古代中国の巨大人型兵器、燈台鬼を巡るSFアクション漫画。手塚御大の低迷期のボツ作品をリメイク。85年週チャン連載。燈台鬼で世界征服をたくらむゴブリン公爵、公爵に助けられた娘愛愛、愛愛を愛する不良貫一や謎の超能力組織が、燈台鬼を奪い合う展開。超能力+ロボ、公爵=悪、組織=善が逆『バビル二世』のよう。手塚先生、バトルの駆け引きは苦手?な印象。権力を奪われた毛沢東の甥=公爵の設定が好き。珍鬼・ゴブリンと自虐な名づけに重い復讐劇を感じさせます。ただ1巻は序章。愛愛の顔芸がやり過ぎなくらい目立ってます。
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ネタバレ最終シリーズ後編『聖闘士星矢ND』連載再開。あわせて車田先生、熱血画道50周年記念特集。ベテラン揃いの週チャン作家が、子供のとき読んでました!と思い出がコスモになる。人気商売を半世紀続けられる生き様がカッコいい。でも作品年表に『実録!神輪会』が無い…。画道がそれ以上の本宮御大。彩色まで手描きの思い出漫画にジンときました。江口先生は…原稿をぶっちぎりしてないのが凄い。本編、終幕へ向け、矢が放たれる。強敵の瞬殺がすごくジャンプ漫画。時代の流れでペガサスが弱くなった気がしますが、やっちゃえ男の子ォ!で良いです。
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ネタバレムショ帰りのヤクザ拳とその原因になった兄貴分の娘ハナ、はぐれもの2人の母探しサスペンス。小学館のベテラン作家によるゴラク連載作。絵と話の印象は浦沢直樹サスペンスながら、「命を獲りたきゃ素手で来な」ステゴロの拳など悪ガキの漢気にあふれてる中原節。短期連載にしてはキャラが多く、1時間ドラマのようなスピード感。詰め込み過ぎな話を、最後キレイにまとめてて流石。魅力的な脇役達はあっさりでも、ヤクザ1人vsボス&取り巻きの最終決戦はしっかりと。やはり燃えます。久しぶりにバイオレンス作家中原裕が帰ってきた気がしました。
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ネタバレ祝TVアニメ化だよ!全員集合カラー『桃源暗鬼』。初登場時、無名の新人がいきなり週刊連載?でロクロ並みに不安になった思い出が懐かしい。働き過ぎの漆原先生が報われる覇権アニメになりますように。本編、右京の部下2人の過去。桃隊長の漢気がこれまでの憎悪役の桃と違う。杉並区は反乱分子組か?さらに上が出そう。描かれてない設定が多いので、この先も楽しみです。『サンダ』青春の甘酸っぱい自転車二人乗り。次の瞬間、銃撃で大笑い。とんだ初恋メモリー。”「優しい」は「男らしい」”。垣パパの娘で既婚のパル先生が描くと意味深です。
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ネタバレ美味い物を作って食うのは命がけ。肉に熱を伝えないよう自らの血を止め、煮くずれ防止で熱蒸気を被る。不味い物を出すチームに叱責して大乱闘。味狩りのテーマを宿敵鬼崎が誰よりも理解してる。味狩りvs剛大のハンバーグ勝負。人間ステーキ未遂の直後にやるか。「このオレが火に焼かれて、調味料をふりかけられるとはな…」お前も材料にしてやる!が伏線(嘘)。竜馬の隠し調味料が無ければ、黒独楽料理塾の黒い料理がもう一品できるところだった。料理はバイオレンス。書きだすと狂気全開。実力派なのに汚い黒独楽、借りを返す再登場に期待です。
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ネタバレ腹が減ったらミスター味っ子、まじい物を食わせたら暴れん坊将軍。「料理は格闘技!」竜馬vs剛大グループ料理刺客との血まみれデスマッチが始まる。剛大の料理が竜馬には不味すぎて、命を懸けた野望阻止になるのが面白い。竜馬、マック出禁になってそう。敵の怖さがわかり、料理学校の大会JCS大祭編が開幕。優勝しないと赤字の学園がつぶれる設定つき。学園長、南極の水を出した威厳が…。放漫経営の私立は辛いよ。ただ大会は「火は2分だけ」「食材は全部使え」無理難題でハイテンション。読者にも作れる料理マンガの道がもう無くなってます。
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ネタバレ「たとえ危険を冒しても自分の食べたいものを食べようとする。それが味狩りである」という使命の料理学校に入学した素人、天堂竜馬がハングリーハートで天才的な料理を作るグルメアクション。86年週チャン連載。線の太い少年マンガながら、料理が繊細なタッチで綺麗で美味しそう。舞台が料理学校で『食戟のソーマ』の祖先。エロでなくバイオレンスが秋田書店。「お前も材料だ!」生徒会長、味の日本統一を狙う宿敵鬼崎などキャラが濃い。実在する料理とウソを混ぜててズルい(笑)。ジェ・ル・ベルティージュ…どこで危険を冒せば食べられますか?
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ネタバレTVアニメ化された高橋陽一サッカー漫画、アニメから2年遅れで、国領との最終決戦を描き切り、完結。最終話にエピローグを無理やり詰めて、全てに決着をつけた清々しい終わり方。『翼』全盛期の勢いは無く、いろんな欠点があるのに、頭身のバランスがおかしくても躍動感があり、過去編やドラマがすぐ終わるので試合に集中でき、見せ場ばかりのサッカー描写が面白く、満足してしまう。陽一サッカー漫画ファン向けの作品。複雑な試合展開や話はアニメに任せ、かなりわかりやすく読みやすい作り。一気読みでも疲れない。それも漫画家の必殺技ですね。
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ネタバレ別チャンより出張読切、いづみかつき先生の異世界転生阻止ラブコメ『イセグレ』。本作をコンパクトにしてもハイテンションで好き。秋田で魔改造されたアンラックアンデッドのよう。目指せアニメ化。『ヒロトくん』最終回。ラストは肩透かしの気がするものの、それまでの緊張感と引きの強さが良かった。このまま成長すれば、週チャンで初の長編ホラーが読めるかも。楽しみです。『超・子猫ま“~ちゃん』連載第2回。ブタ猫よばわりには死を。良い話で終わらせないのが超子猫。超武道猫。人生経験ありすぎる。あと10話、超子猫で押し通すのか期待。
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ネタバレ王者国領との再戦、おそらく本作の最終決戦が始まる。その前にロドリゴ、境、美紀、恭介のドラマがさっくりと。アニメの設定を全部入れ、試合と同時進行で描かれて話の密度が濃い。最終話までの残り話数を計算してる印象。各話の盛り上がりや意外な展開は少なくても、流れるように読める。絵が省エネで、戦略が無くても、攻防がわかりやすくて面白い。エース同士の大会全試合ハットトリック対決の前に、GKの全試合無失点記録いる?となる。本作でもSGGKスーパー頑張れゴールキーパーは健在。陽一先生、FWの次はGKマンガはいかがでしょう?
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ネタバレ「俺は六平国重を心から愛している」妖刀使いで闇社会の大物武器商人、国重を超える刀を作りたい厄介マニアの科学者、双城厳一の生き様を描き切った2巻。チヒロとの12秒の死闘を描く第17話が素晴らしく、一撃必殺の攻防+相手の信念を呑み込む会話を経ての決着がカッコ良い。双城の敗因はチヒロの刀愛を見誤った?か。武・知・権力があり冷酷。数日で妖刀を理解するほど勉強熱心。最初のボスと思えない存在感がありました。そして、理解してもクズは地獄行き。情け無用の復讐者チヒロが良い。死亡確認が念入りですが、復讐者双城が楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
halu99
ネタバレ予選を経て、王者国領との決勝とその後を描く4巻。伏線は少なく、スラスラ進む展開で、ストレス無く読める。それは国領戦でも変わらず、最新のサッカー理論や戦略は描かれず、いつもの陽一演出と見せ場の絵だけで構成されてる。3巻より絵は綺麗。サッカー3バカトリオと城陽サッカー部員のドラマを見てると、みんなで強くなって強豪校に挑む、昭和の等身大の部活漫画を描きたい気がしてきます。ガラケーすら出てきませんしね。それにしてもダイジェストみたいと思ってたら、最後の1話で季節が飛び、次の大会が始まってて、なにィ!となりました。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/02/11(3054日経過)
記録初日
2016/02/11(3054日経過)
読んだ本
1017冊(1日平均0.33冊)
読んだページ
146111ページ(1日平均47ページ)
感想・レビュー
1011件(投稿率99.4%)
本棚
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性別
自己紹介

週チャンと完結マンガの感想を書いてます。
新しい作品に驚かされたり、古い作品にハマったり。
1作品をゆっくり考えるのが好きです。

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