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2024年4月の読書メーターまとめ

にしかさ
読んだ本
5
読んだページ
1638ページ
感想・レビュー
5
ナイス
54ナイス

2024年4月に読んだ本
5

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

にしかさ
ネタバレ面白かった。ヒマワリ号が最高、リタイア後にやりたいくらい。都会に住む雅志は共稼ぎの中流核家族でサラリーマン社会と中高一貫校に通う高校生の教育で夫婦ともに手一杯。田舎の両親が悩みのタネはよくあるパターンだ。予想とは違って奥さん歩美に理解があるのが◎、夫婦不仲が描かれがちだが良いように裏切られた。息子の息吹も案外素直。問題の両親も感情の起伏はあるがあっさりしていて微笑ましい。果たして両親と生きがいのために脱サラUターンして、息子まで田舎に転校してしまう。歩美が単身生活だが、息吹の成長が楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

にしかさ

最近上下巻の作品が多い。下巻を読み始めると既視感あり、よく見ると上巻を2冊買っていた。残念! 2024年3月:7冊 :2186ページ :102ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/658254/summary/monthly/2024/3

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
5

にしかさ
松陰亡き後、革命が如何に進められるのか、長州側から読み進める。主役はドラマによく合う無私な漢。長州と言えば単独で欧米列強や天下を敵に回した暴れ侍達の印象だ。藩の体制は個人の思想を重んじるリベラルな雰囲気、他藩とは生まれが違い気質も異なるとのこと。松陰の影響はなるほど大きい。今まで官軍から見た長州藩だったが奇人の暗躍が面白い。封建社会の終わりに、お家があっての治世、家のためなら死ねる人がいっぱいいる。自分の死を利用する人、厭世的に死を選ぶ人、責任を取る人、死に場所を探す人、みんな立派に死にたいのだろうな。
が「ナイス!」と言っています。
にしかさ
そうか、これは流転の海から続く実体験が多く含むと見ていい。母親は房枝さんだろう。テニス部からの流れが自然だし、若い頃に苦労されたことがよくわかった。蜥蜴のキンは命の象徴だろうが、存在感ありすぎ。何と言っても陽子、氷点を思い出す。明るく清楚なイメージがいい。さほど美人ではないようだが哲之への愛情表現がグッと来た。正直に胸の中を語る大阪弁が最高。豊富なキャストで夫々の事情がコロコロと変化するのも、惑いを超えてむしろ楽しい。途中で心情がすぐに変化するのは珍しいがそれも一興。宮本さん22冊目、自伝にも慣れてきた。
が「ナイス!」と言っています。
にしかさ
じわっといい感じが漂ってくる。アラ40夫婦の生活、激しさのない愛情で結ばれた。そのおとなしい性格で密やかに暮らしている。状況を支えるのは気遣いと名を変える噓と見栄と意地だった。少なくとも誰もが感じる情景を著者の豊富な表現技術で描かれている。本当にこの人が好きなのか、やっぱり好きと思わせる瞬間、ごめんと言葉に出る。なんといい話。毒を吐く母親とそれを包み込む父親に何を見た?見栄っ張りのおばさんに昔の恋を引きずる老女も切ないばかり。人のいい信好も母親の愛を受け止められず、五百玉貯金に込められた思いは儚かった。
が「ナイス!」と言っています。
にしかさ
どこから2巻だったか曖昧だが、新装版なので活字が変わって読みやすい。今まで不勉強だったのが思い知らされた。尊皇攘夷と一言で括るから分かりづらかったのが氷解、水戸の勤皇から来る攘夷、攘夷のために相手の懐に飛び込もうとした松陰、ひたすら攘夷を訴える長州が晋作の洋行によって倒幕に変化していく。2巻は思想家から革命第2期にバトンタッチ、高杉晋作の思いが固まったところまで。そもそも松陰の生き様を知りたくて読み始めたが、史実とはいえ先が気になる。3、4巻をブックオフで探しに行こう、それも新装版が良い。
が「ナイス!」と言っています。
にしかさ
ネタバレ面白かった。ヒマワリ号が最高、リタイア後にやりたいくらい。都会に住む雅志は共稼ぎの中流核家族でサラリーマン社会と中高一貫校に通う高校生の教育で夫婦ともに手一杯。田舎の両親が悩みのタネはよくあるパターンだ。予想とは違って奥さん歩美に理解があるのが◎、夫婦不仲が描かれがちだが良いように裏切られた。息子の息吹も案外素直。問題の両親も感情の起伏はあるがあっさりしていて微笑ましい。果たして両親と生きがいのために脱サラUターンして、息子まで田舎に転校してしまう。歩美が単身生活だが、息吹の成長が楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/02/26(3221日経過)
記録初日
2012/03/01(4678日経過)
読んだ本
875冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
309653ページ(1日平均66ページ)
感想・レビュー
822件(投稿率93.9%)
本棚
1棚
性別
血液型
AB型
職業
営業・企画系
現住所
埼玉県
自己紹介

2024年は目標を持たずのんびり読書がしたい。
昨年は図書館予約追いかけられ、内容はそこそこに納期を決めて読み切る思いが強く、ストーリーを噛みしめる暇がなかった。

感想ではストーリー紹介はせず、気づいた事を正直に書きますので、少々辛口です。読み方が浅いこともありますが気ままな感想が多いです。共感してもらえる人がいれば嬉しいです。字数は目一杯を心がけています。
勝手ながら返礼ナイスはしませんが、お気に入りにしてくれている人やナイスを下さる方には本当に感謝しています。

今後ともよろしくお付き合いくださいませ。

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