ネタバレ着物に触れると宿った記憶が見える琴子に、リユース着物「本庄の蔵」店長の柿彦が様々な着物を持ち込むことで着物の夢を見る少し不思議なお話でした。ほしおさんらしい優しい空間はそのまま、叔母と甥でありながら姉弟のようでもある琴子と柿彦の関係性がとても素敵です。本家の少し癖のある方々があまり出てこないのもストレスなく楽しく読めた要因かと。読みながら、どこか自分の時間もゆったり流れるように感じました。疲れた時におすすめの一冊です。

ネタバレ着物に触れると宿った記憶が見える琴子に、リユース着物「本庄の蔵」店長の柿彦が様々な着物を持ち込むことで着物の夢を見る少し不思議なお話でした。ほしおさんらしい優しい空間はそのまま、叔母と甥でありながら姉弟のようでもある琴子と柿彦の関係性がとても素敵です。本家の少し癖のある方々があまり出てこないのもストレスなく楽しく読めた要因かと。読みながら、どこか自分の時間もゆったり流れるように感じました。疲れた時におすすめの一冊です。

ネタバレ主人公が孤高のダークヒロインで最初は楽しく読んでたのですが、途中から予想外の展開に。いじめ、誹謗中傷、自殺、売春、SNS、様々な問題の渦中にある少女たちが呪いによって次々へ亡くなってゆく様は読み応えがあり、最後まで飽きることなく読了。どこかで止める術はなかったのか、と改めて問いただしたくなります。でも、洗脳ではありませんが、少しの起爆剤で変わりゆく群集心理が一番恐ろしい。