いろいろなところでおすすめされていて、やっと読めた。嬉しい。天才は早死にするというのは、嘘ではないと思う。短い人生を燃やし尽くしたんですね、駆け抜けたんですね。どの歌にも命の火が燃えている。「この森で軍手を売って暮らしたい　まちがえて図書館を建てたい｣「暮れなずむホームをふたりぽろぽろと音符のように歩きましたね｣「ひきがねをひけば小さな花束が飛びだすような明日をください｣「あこがれがあまりに遠くある夜は風の浅瀬につばさをたたむ｣無題とされた詩「…きれいごとのはんぶんくらいが…しんじつであるといい｣

いろいろなところでおすすめされていて、やっと読めた。嬉しい。天才は早死にするというのは、嘘ではないと思う。短い人生を燃やし尽くしたんですね、駆け抜けたんですね。どの歌にも命の火が燃えている。「この森で軍手を売って暮らしたい　まちがえて図書館を建てたい｣「暮れなずむホームをふたりぽろぽろと音符のように歩きましたね｣「ひきがねをひけば小さな花束が飛びだすような明日をください｣「あこがれがあまりに遠くある夜は風の浅瀬につばさをたたむ｣無題とされた詩「…きれいごとのはんぶんくらいが…しんじつであるといい｣

楽しく笑いながら最後まて読み終えました。川上節は相変わらずですが、やや押さえ目なのは、この貴重な島の研究成果をしっかり読者に伝えたいとの思いが大きかったからでしょうか。また、わざと面白おかしくしているのではなく、そういう風に楽しく書いた方が、私のような知識のない読者にも分かりやすいから、てすよね?!身長１万メートルの巨人が山崩し棒倒しゲーム…なるほどそういう形か！南硫黄島で悪漢に海に突き落とされたら、北北西に進路をとり和歌山県を目指すと生存率が上がる…そうか、ではそうしよう！イメージ膨らみすぎ(笑)

このふたごちゃん、私と誕生日が同じでのっけから驚く。展開も、神戸と東日本の震災、アルジェリア大使館乗っ取り事件と、重大事件がこれでもかと主人公たちに降りかかる。個人的には、優衣はやっぱり麻衣だったガーン！という方が面白かったかな。守るは「護る｣なんだ。映画「護られなかった者たちへ｣を見たところ。