おーこういうどんでん返しか。探偵役が現れて、よくある密室者と思いきや最後の最後にひっくり返し、探偵役が超マヌケに見えちゃう。でも結末は後味悪いね。

おーこういうどんでん返しか。探偵役が現れて、よくある密室者と思いきや最後の最後にひっくり返し、探偵役が超マヌケに見えちゃう。でも結末は後味悪いね。

みなさん、サクサク読めたのですね。私は最後まで世界に引き込まれず時間がかかりました。 どの人物にも共感できず、もちろん飯合梓にも興味を持てず、くるしかった。レベッカは大好きな映画だけど、レベッカのようにはのめり込めず。残念。

亡くなった人に対する後悔とかに苛まれる人はこういうところがあれば助かるんだろう。私はドライなのか、やはり色々は考えたけど、私と合わなくなってからの人生を知りたいとは思わなかった。あれこれあってあの時離れるという決心は間違ってなかったと思うから。最後の失踪した母親には思いが残るだろうなあ。

三部作とは知らず読んでなかった。私にとって、林真理子さん、内館牧子さんは好きじゃないけど読んでる作家。どっちも下衆いなあと読んで思うんだけど(失礼)また読んじゃう。林真理子さんは女の恋愛部分の嫌な部分を押し出してくるし、内舘さんは恋愛以外のマウントを常に取ってくるのが嫌だ。どちらも私ってすごいでしょ、の立ち位置が嫌だ。本作も私は男よりも凄かったのに時代に合わせたせいでこんな人生に、という怨みがましい思いが充満している、ああいやだ、と思いつつ次も読んじゃうんだろうなあ。

間違ってまた読んでしまった。結末を思い出せず読んだなあち思いながら読み続ける。1回目読んだ時より面白かったかも。

うーん、なんかわかるようでわからん感じ。ただ切なかった。