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2024年10月の読書メーターまとめ

ぱぴこ
読んだ本
20
読んだページ
4183ページ
感想・レビュー
8
ナイス
55ナイス

2024年10月に読んだ本
20

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ぱぴこ
ネタバレ〈夜食〉をテーマにしたアンソロジー6編収録。夜食…罪悪感と共にお腹を満たす幸福な一時。自分のための夜食、誰かと分け合う夜食、それぞれ趣があって大変良い。ストーリーにジーンときたのは冬森灯『ひめくり小鍋』、女同士のノリノリな会話に笑いまくったのは大沼紀子『夜の言い分。』、食べたい!食べさせて!と猛烈に思ったのは近藤史恵『正しくないラーメン』。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
8

ぱぴこ
冬に恋しくなる〈鍋〉をテーマにしたアンソロジー7編収録。7編中4編が書き下ろしなので満足感あり。野菜肉魚介何でも入れて煮込めば美味しくいただける鍋。簡単に済ませても良し、出汁からこだわっても良し、色んな種類のお鍋が食べたくなる作品集。お気に入りは『初鍋ジンクス』清水朔、『鍋セット』角田光代。
が「ナイス!」と言っています。
ぱぴこ
『おひとりさま日和』第2弾。前巻と全く同じ6名の作家が綴る、おひとりさまのアンソロジー。続編だったりスピンオフだったり、もちろん新作もあり。大崎さんのレンタル番犬のお話はシリーズ化して欲しいくらい好きだったのでまた読めて嬉しい!“ひとり”ってどうしても寂しいイメージを抱きがちだけど、このアンソロジーはひとりへの向き合い方が優しくて心地良い。お気に入りは『アンジェがくれたもの』大崎梢、『セッション』松村比呂美。
が「ナイス!」と言っています。
ぱぴこ
アンソロに収録されていた『チヨコレイト甘し』が面白かったので原典も読んでみた。時は明治二十三年、築地の居留地で西洋人に育てられた西洋菓子屋のミナ、元旗本の士族で薄給の警官長瀬、成金令嬢で女学生の沙羅、三人の幼馴染みと、長瀬を中心とした元旗本の警官仲間「若様組」が、事件に巻き込まれながら文明開化の世を生きる連作短編小説。時代がどのように移り変わったのか説明描写があるので読みやすくて助かるー!ミステリーやスイーツ要素も良いけど登場人物の仲の良さが見ていて楽しい。続編も読もう。
が「ナイス!」と言っています。
ぱぴこ
ネタバレ御前試合で名を揚げるため邁進する伊織。積み重ねていく逢瀬で琴乃との距離も縮まったかと思いきや、やはり身分の壁は厚く、そして父親同士の遺恨も残ったまま。騒動に多々巻き込まれる伊織はどんな目に遭っても恨みに走らない清廉さを持っていて、だけど琴乃のことになると居ても立ってもいられない!という心乱れる姿にニッコリしてしまう。剣を捨てる道を選んだとしても、既に隠し切れないほど剣の才を見せてしまった伊織。このまま平穏に、なんて流れにはならないんだろうな。
が「ナイス!」と言っています。
ぱぴこ
ネタバレ龍ノ原ひいては央大地の安寧のため、『一附二封の約定』『二附一封の約定』2つの約定を成そうと一行は各国へ奔走。そして日織自身も附道州へ向かう。体調不良の原因や附道州が抱える秘密は予想がつきやすいものの、相変わらずぐんぐん読ませる筆致で一気読み。龍の存在以外にファンタジー要素ってあまりなかったけれど、人の6倍の速度で成長する御子というのは龍との繋がりを感じてワクワクする。悠花はどんな反応をするのかな。早く次巻が読みたーい!
が「ナイス!」と言っています。
ぱぴこ
ネタバレシリーズ2巻目。白蓮寺家と菜々緒の問題は一応片が付いたものの、夜行の元婚約者の登場を機に今度は紅椿家側で一波乱。夜行の母:朱鷺子といい、元婚約者:しのぶといい、ぬるま湯に浸かり権力を笠に着た華族・皇家の傲慢さったら常軌を逸してる。もうイライライライラして、菜々緒と夜行のイチャコラから癒しを得るしかなかった。凄惨な虐待で負った心の傷が容易く癒えるはずはないけれど、菜々緒がずっと自信を消失していたら見ているのが辛いなと思っていたので、言い返せる力強さが出てきて嬉しい。次巻、より妖印の謎に近づけるかな?
が「ナイス!」と言っています。
ぱぴこ
ネタバレ〈夜食〉をテーマにしたアンソロジー6編収録。夜食…罪悪感と共にお腹を満たす幸福な一時。自分のための夜食、誰かと分け合う夜食、それぞれ趣があって大変良い。ストーリーにジーンときたのは冬森灯『ひめくり小鍋』、女同士のノリノリな会話に笑いまくったのは大沼紀子『夜の言い分。』、食べたい!食べさせて!と猛烈に思ったのは近藤史恵『正しくないラーメン』。
が「ナイス!」と言っています。
ぱぴこ
スイーツをテーマにしたミステリーアンソロジー5編収録。美味しそうな甘味がごろごろと登場。ここ数年の短編を集めたアンソロジーではなく、(文庫版出版年が)2011〜2017年の作品集なので懐かしさを覚える方が多いかも。私は全作初読だったのだけど、5作品全て連作短編からの選出だったせいか少し物足りなく感じた。ただどれも口寂しくなるほど甘味の描写が良かったので、スイーツ特化のアンソロジーとして良作!畠中恵『チヨコレイト甘し』が特にお気に入り。原典『アイスクリン強し』も読みたい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/04/09(3150日経過)
記録初日
2016/04/10(3149日経過)
読んだ本
2733冊(1日平均0.87冊)
読んだページ
503820ページ(1日平均159ページ)
感想・レビュー
422件(投稿率15.4%)
本棚
4棚
自己紹介

主に漫画と小説を読んでいます。ジャンルは雑多。ファンタジーが特に好きです。BLなどもよく読みます。

基本的に記録管理を目的に運用していますが、小説は感想をつけるよう心掛けています。
読んだ小説、BLはそれぞれ本棚にまとめています。

2016/4/10から過去に読んだものを含めて記録。思い出し次第追加。

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