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2024年10月の読書メーターまとめ

さな
読んだ本
9
読んだページ
2881ページ
感想・レビュー
9
ナイス
136ナイス

2024年10月に読んだ本
9

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

さな
登場人物に全然普通の人がいない、とか思ってたら変態が出てきて、更にそれを越えるサイコパスが登場してすごかった。話も面白いけど、あまりにもヤバい奴らばかりで笑ってしまう。終盤の種明かしもクレイジー過ぎて…。こんな人間いたらと思うと恐ろしすぎる。登場人物は多いけど、テンポよくスラスラ読める一冊。なんとなく「騙された!」とは思えなくて、ただただ圧倒される小説だった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
9

さな
関わりたくない!外から眺めてる分には面白いのだけど、とにかくココロちゃんに関わりたくない!ココロちゃんは全く責任はないし、悪気もないんだけどあまりにも不幸を呼び寄せすぎる。キャラとしてはユーモアあって楽しい。また、ラジオのワンコーナーやいろんな人の日記や手記で進む形式なので、小さな伏線が散りばめられていてとても面白かった。ただ、いつもの作者さんらしいブラックさというか毒みたいなのがなくて少し残念だった。ラストはほんのり切なさやおかしさを含んだ心地のよさを感じる。
が「ナイス!」と言っています。
さな
家族愛が重視されている3巻。ノンナがどんどん可愛くなっていくけど、同時に危うくなっている。ビクリトアが娘を自分のようにはしたくないと思っている気持ちが切実に伝わってきた。文章が淡々としているけど、シンプルで読みやすく全然飽きないのが魅力だと感じる。家族のことよりもビクトリアが活躍するシーンを読む方がスカッとして楽しい。もちろんそれだけがテーマじゃないのでストーリーもしっかりと素晴らしいけど、今のビクトリアではなくて諜報員のままの世界線も見てみたいと思ってしまった。
が「ナイス!」と言っています。
さな
全て『メッセージ』がテーマの短編集。伝わるのは愛なのか、犯罪なのか…。SFもミステリーも全部うまい!少しくどいけど、うっとりするような文章に脳が焼かれるような感覚になった。特に「ある女王の死」と「妹の夫」のラストは想像するだけで胸が痛くなりそう。その2つが特にお気に入り。トリックは分かりづらい部分もあるけど、作品そのものはミステリーをテーマにしていないから、濃厚なストーリーが素晴らしすぎて一気読みした。心理描写というか文章がハッとするほど美しくて眩しい。文庫になったら購入したい。
が「ナイス!」と言っています。
さな
これミステリなのだろうか?なんとも言い難い不思議な雰囲気の中進む小説だった。背景に重い事情を抱えつつ、ロードムービーっぽくなったり、中盤はコメディ寄りになったり、いきなりゾワゾワしたり…。終盤の「回る犬」が明かされてから一気に引き込まれたけど、全部明かされてからは流石に無理があるような感じがした。家族が最後に下した結論が寂しくて悲しいのに、不思議とスッキリ終わる。
が「ナイス!」と言っています。
さな
話の構成はいつもの西澤さんらしくめちゃくちゃ複雑だった。人間関係についていくのに必死になる。連作短編集とはいえ、登場人物多すぎるし、所々に伏線があるものだから余計に…。話は面白かったけど、肝心の双子と超能力の要素が終盤になるほど薄くなってしまったのが残念。「誰ひとり~」が一番お気に入り。笑ってしまうほどまさかの真相過ぎて。でもどの話も最後の最後で綺麗にまとめつつ、もしかしたらこうだったのかもね、という仄めかしで終わるこの感覚がたまらなく好き。続編あればとても嬉しい。
が「ナイス!」と言っています。
さな
1巻が綺麗に終わったので期待して読んだ結婚したビクトリアのその後の話。穏やかで優しい、だけど波乱に満ちている生活。淑女として教育を受けながらもやはり活発で格闘もできるノンナが自然に「お母さん」と呼ぶのがなんか感動した。物語そのものは少し都合が良すぎるような感じもする。だが、かなり悪意のある人物が出てくるのに全体的に尖って感じない雰囲気のストーリーがとてもよかった。時には悩み時には苦しみながらも、周囲の人に支えられて一歩ずつ進んでいくビクトリアの姿がかっこいい。
が「ナイス!」と言っています。
さな
少女と幽霊のコンビと多重解決もののミステリー。設定は大好きなんだけど、事件そのものは複雑なうえに多重解決しすぎて分かりにくさがある。めちゃくちゃキャラが強そうだった唐津さんがなんかあまり活躍しなかったのに拍子抜け。あと、幽霊が主要人物の割に他の幽霊はほとんど出ないことは違和感がある。あまりにも意外性のある犯人と、終盤のどんでん返しは心に残った。悲しくて切ないけど、どこか優しさを感じるラストもとてもいい。
が「ナイス!」と言っています。
さな
登場人物に全然普通の人がいない、とか思ってたら変態が出てきて、更にそれを越えるサイコパスが登場してすごかった。話も面白いけど、あまりにもヤバい奴らばかりで笑ってしまう。終盤の種明かしもクレイジー過ぎて…。こんな人間いたらと思うと恐ろしすぎる。登場人物は多いけど、テンポよくスラスラ読める一冊。なんとなく「騙された!」とは思えなくて、ただただ圧倒される小説だった。
が「ナイス!」と言っています。
さな
ミステリーとしての面白さはあるけど、あまり心には残らないかもしれない。トリックもしばらくしたら忘れてしまいそう。話そのものよりもキャラの強さの方が面白いからかも。田中刑事の性格や言動を面白いと思うか思えないかで分かれそう。こういう横暴なキャラって学生ならともかく警察官がやるのはちょっと…。でもケビンとヒデさんのコンビはとても好き。ケビンがノリノリで日本文化に触れて謎を解いてしまうのもいいけど、ヒデさんも鈍いわけじゃなくてワトソンとして重要なことに気づいてるのが好き。面白かった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/04/10(3151日経過)
記録初日
2016/04/03(3158日経過)
読んだ本
1753冊(1日平均0.56冊)
読んだページ
591823ページ(1日平均187ページ)
感想・レビュー
1753件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
年齢
32歳
職業
専門職
現住所
宮崎県
自己紹介

どんでん返しのあるミステリー・サスペンス・ホラー・SFが好きです。百合も大好きです。お気に入りの作家は西澤保彦さん、米澤穂信さん、スティーヴン・キングさん、フレドリック・ブラウンさんです。映画も大好き。

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