読書メーター KADOKAWA Group

2025年11月の読書メーターまとめ

さな
読んだ本
11
読んだページ
4058ページ
感想・レビュー
11
ナイス
162ナイス
  • Xでシェア
  • facebookでシェア

2025年11月に読んだ本
11

2025年11月のお気に入られ登録
1

  • ポン

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

さな
シリーズ化しそう。ミステリーとホラー描写のバランスが絶妙で、クライマックスも勢いで乗りきった感じがあってよかった。エンタメ感のあるホラー小説というイメージそのままの続編。途中の監禁シーンから展開が大きくひっくり返って驚かせられたし、アクションシーンもちょっとイメージがしにくかったけど面白かった。登場人物が増えてきてこれからもいろいろと起こりそうな感じ。いつか実写化してほしい。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
11

さな
こういう系統のラブコメはあまり読まないが、ラブコメ×タイムリープ×復讐ものというのが気になって手に取りました。ノリが合わない部分が多少ありましたが、全体的にとてもよかった。主人公の1回目の人生が重すぎる…。それだけに、復讐相手にどういう対応を仕掛けてくるのかワクワクした。頭脳戦というほど深いわけではないけど、主人公が決して屈することなくあの手この手で胸糞悪い展開を回避していくのが爽快。メインヒロインも癖が強いけど、告白シーン可愛すぎて、その後のデレっぷりも素晴らしかった。
が「ナイス!」と言っています。
さな
壮大なSFでありミステリーでもある。なんとなく映画の「パッセンジャー」とか、小説の「星を継ぐもの」とか「ゴールデン・フリース」を彷彿とさせる。比較的登場人物が多くて、専門用語満載だけど、なぜか読みやすい。作者さんのいつものミステリーの持ち味も出てて、展開に何度も驚かされた。また、主人公とAIの掛け合いが印象的だった。
が「ナイス!」と言っています。
さな
いろいろなものが詰め込まれたSF。飛行機が墜落した地が未来世界というのはベタだけど、サバイバルからどんどん謎が深まっていってどう転ぶのか予想できなかった。飛行機の墜落、未来へのタイムスリップ、謎の企業、もう1人の自分、早老症とどんどん魅力的な要素が出てきてワクワクした。主人公2人の視点から語られるというのがきちんと意味があって終盤にその伏線が回収されたのが気持ちいい。なんとなく無事に丸く収まったけど、ここから主人公達がどう行動していくのかがとても気になった。あと純粋に「アリス・カーター」読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
さな
ホラー描写はなかなか怖かったし、話としても面白いが、主人公の能天気さが鼻につく。え?ここでこんな行動する?と何度も思わされた。最後の最後に曖昧な真相と、ゾッとするシーンが出てきて盛り上がったのは好き。あと藤石教授の聡明さやよく分からない性格もキャラとして面白かった。モヤモヤする終わり方ではあるが、最終的には人間が怖い系のゾクゾクする怖いホラーだった。
が「ナイス!」と言っています。
さな
久しぶりの異形コレクション。幽霊そのものをテーマにするのではなく、敢えて幽霊についての議論や考察をテーマにしているのが興味深い。ある雑誌で澤村伊智さんが「私設博物館資料目録」を絶賛していらっしゃったが、残念ながらピンとこなかった。どちらかというと、小林さんの「ホロ」や、柄刀さんの「古き海の…」など明確な仕掛けのある短編が好み。どの短編も幽霊についてあれこれ話し合ったり考察していたりして、非常に楽しいアンソロジーだった。
が「ナイス!」と言っています。
さな
すっきりしていて読みやすく、ストーリーも二転三転して面白い。終盤に明かされた真相に、主人公がズバズバと切り込んでいくのが爽快。見事に翻弄させられて、ラストシーンもしんみりとする。ただ、登場人物全員キャラにクセがありすぎて共感しづらい。主人公がグイグイ前に進んでいくけど、あまりにもトントン拍子に取材が進んでいってリアル感がなかったのが残念。相棒?の優璃もちょっと言動とかが現実離れしていて、読んでいて不思議な感覚になった。
が「ナイス!」と言っています。
さな
シリーズ化しそう。ミステリーとホラー描写のバランスが絶妙で、クライマックスも勢いで乗りきった感じがあってよかった。エンタメ感のあるホラー小説というイメージそのままの続編。途中の監禁シーンから展開が大きくひっくり返って驚かせられたし、アクションシーンもちょっとイメージがしにくかったけど面白かった。登場人物が増えてきてこれからもいろいろと起こりそうな感じ。いつか実写化してほしい。
が「ナイス!」と言っています。
さな
シンプルなタイトルだけど、読んだ後となると重苦しい言葉。『家族』だから、これは愛だから、という言葉で繰り返され続けた殺人事件。全ての登場人物達の末路が悲惨だけど、とりわけ有馬家の崩壊が辛かった。何の罪もない普通の家族が目をつけられて、洗脳されて、お互いに傷つけ合うシーンがこちらも痛くなってくる。警察に相談しても『面倒だから』『関わりたくない』という理由で民事不介入で済ませられるシーンには呆然とした。終盤の宗太と澄が逃避行するシーンが一番印象的であり、悲しかった。
が「ナイス!」と言っています。
さな
別のアンソロジーで既読の「赤の追憶」が好きすぎて…。序盤にしっかりと伏線を張り巡らせ、終盤の数ページで回収、さらに語り手?主人公にも感情移入してジワリと心が温かくなる傑作。「白が揺れた」はあっさり風だけど、意外なところから魞沢さんが違和感を覚えて解決へと進んでいくのが好き。「青の音」も素晴らしかった。最後の正体もだけど、父と子をテーマに深い読後感が得られる。派手ではないけど、静かに、穏やかに面白いミステリ小説だった。
が「ナイス!」と言っています。
さな
後味の悪い話が多い…。特に「明の星」と「子の星」のどうしようもなさが心に刺さる。初っ端からこんなに重くて苦しい話が来たからビビった。文章が淡々としていて登場人物達の心理描写は最低限だけど、ちょっとした仕草や言葉から2人の関係性が零れている所が好き。それぞれの短編でオチがしっかり決まっているので読みやすい。寓話的な話だったり、ちょっとほろ苦くなったり、思わず笑っちゃうようなオチもあって贅沢な短編集。申し訳ないけど『狂愛百合チャンネル』に笑わせてもらった。
が「ナイス!」と言っています。
さな
作中で登場人物の誰かが言っていた通り、「机上の空論をこねくり回す」という言葉そのままの小説。1つの疑問に対して、4人の大学生がビール片手に話し合う。ああでもない、こうでもない、と話すけど、どれが正解なのかは誰も分からない。それでも全員が納得する答えを見つけようと各々が考えるというのが面白い。最終的に出した答えが、少しのヒントでよくこんな解決を考えられるなと呆れちゃうくらい面白かった。タックとタカチの微妙な距離感が好き。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/04/10(3531日経過)
記録初日
2016/04/03(3538日経過)
読んだ本
1910冊(1日平均0.54冊)
読んだページ
645555ページ(1日平均182ページ)
感想・レビュー
1910件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
年齢
33歳
職業
専門職
現住所
宮崎県
自己紹介

どんでん返しのあるミステリー・サスペンス・ホラー・SFが好きです。百合も大好きです。お気に入りの作家は西澤保彦さん、斜線堂有紀さん、米澤穂信さん、スティーヴン・キングさん、フレドリック・ブラウンさんです。映画やミュージカルも大好きです。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう