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碧野 圭(6)庄野 潤三(6)水凪トリ(5)浦沢 直樹,勝鹿 北星(5)益田 ミリ(5)北村 薫(5)東野 圭吾(5)古内 一絵(4)望月 ミネタロウ(4)青木 玉(4)12%碧野 圭12%庄野 潤三10%水凪トリ10%浦沢 直樹,勝鹿 北…10%益田 ミリ10%北村 薫10%東野 圭吾8%古内 一絵8%望月 ミネタロウ8%青木 玉著者グラフ上位10名
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pirokichi
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ネタバレ2017年に新聞雑誌等に発表されたものから厳選された77名のエッセイ77篇。分野も様々で、一篇の長さも丁度良い。私はきっちり最初から順番に読んだのだが、全く飽きることなく、次は誰だろうとわくわくしながら頁を繰った。とりわけ印象に残ったのは、川上和人さん、山極寿一さん、曳地トシさん、加藤シゲアキさん、小川洋子さん、佐藤多佳子さん、宮沢章夫さん。帯にある、本書編纂委員・町田康さんの「人の人生。ときどきの時間に触れ、頭がぼうっとなる。心が飛ぶ。そして新しい自分に出会う。随筆にはそんな功徳があるようです」がいい。
0255文字
pirokichi
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ネタバレ六つの短編。表題作は機内から国際線到着ロビーの群像劇。読みながら私の身体にも着陸の衝撃が伝わり、移動して彼らと共に到着ロビーの賑わいの中にいるようだった。「実は百を超えていたりするのかも」に笑った。『寝室』は夫の変化にちょっとカチン。『おそ夏のゆうぐれ』はタイトルだけで胸が詰まる。「ある種の食べ物は心をつよくしてくれる」。『ピクニック』は「ほんとうのことをいう狂気」。『夕顔』は源氏物語の現代語訳。全て江國さん訳で読みたいほど素敵。同性愛カップルの旅を描いた『アレンテージョ』は六編中で最も好きだった。
かっこー

この「夕顔」企画でいろんな作家さんが源氏物語からそれぞれ書いたんです。おもしろい企画でした。 https://bookmeter.com/books/71642

03/27 18:46
pirokichi

かっこーさん、ありがとうございます。豪華メンバー!ですね。読んでみたいです。

03/27 20:22
0255文字
pirokichi
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ネタバレ『ことば汁』という変な書名に惹かれて。異種かつ厳選したことばを具材に、狂気をスパイスにして、血、汗、涙、唾液等々で調味。青臭い、生臭い、獣臭い、死臭のする、焦げ臭い、泡立つ、官能的な、不思議で不穏で幻想的で奇妙な味わいの、「女房」「つの」「すずめ」「花火」「野うさぎ」「りぼん」の六椀(六つの短篇)。私のお気に入りは「つの」と「花火」。唯一書き下ろしの、最初の一篇『女房』に引用されたディラン・トマスの「緑の導火線を通して花を駆り立てる力」という言葉は、他の五篇を読んでいるときにも所々でふっと頭に降りてきた。
0255文字
pirokichi
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ネタバレ15人の文士の食に纏わる思い出を家族、友人、弟子たちが綴ったエッセイ27篇。鴎外が地蜂がくっついた焼肴を食べ、口の中を刺された(森於菟)とか、漱石は胃痛に苦しんでいても目の前に菓子があったらぱくりとやってしまう(夏目伸六)とか、鏡花は黴菌恐怖症で、奥様が焙じた番茶は絶品だった(小島政二郎)とか、志賀直哉宅でフグをさばいて食べていたら娘さんの口のまわりがしびれて…(福田蘭童)等々、驚く、愉しい、可愛らしいエピソードがたくさん。編者の浦西和彦さんに感謝。志賀直哉『山鳩』や泉名月作品を読みたくなった。
0255文字
pirokichi
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ネタバレ1915年出版。先に読んだ『少女ポリアンナ』(木村由利子訳 ※村岡花子訳は『少女パレアナ』で絶版)の続編。前半ではボストンで過ごした13歳のひと冬を、後半では夫の急死で元の悲観主義者に戻った叔母を支える20歳のパレアナが描かれている。『喜びの遊び』がうまくいかず痛々しかったが、乗り越えられたのは彼女が持つ人間力。底力。「いつでも喜ぶということは、決して単なる『お人よし』でできることではなく、強い意志と努力が必要」は、しっかり胸に刻みたい。ジミーの出自を問題にした件はえっ?だが、流れ上しょうがないのかな。
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pirokichi
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ネタバレざっくり家計簿をつけている著者の、20年前に書かれた「お金を通して人生の謎に迫る」エッセイ23篇。例えば「昼めし977円」とか「鞄59,000円」とか。選択した経緯や逡巡等諸々書かれているのだが、偏食で酒・煙草呑みで短気で待つのが嫌いで風呂嫌い等、著者の意外な魅力が満載。母親に温泉旅行をプレゼントした「記憶9,800円×2」は胸を打った。最悪な出来事が時を経て光を放つ、ってあるよなあ。「お金と心はときとして、体と心の如く関係しあう」…私も衝動買いをした時は、何か辛いことがあるのでは、と自分に問うてみよう。
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pirokichi
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本書は子規・漱石生誕150年の記念に2017年の1年間、愛媛新聞に連載されたものをまとめたもの。子規とその畏友である漱石の句を中心にその門人、碧梧桐や虚子や極堂や、寅彦も紅禄も、の句が一日一句、俳人・神野紗希さんの解説と共に紹介されている。俳句はもちろんだが解説がすばらしい。解説をよむことで俳句が一層ふくらみを増す。子規と漱石の当時のいろいろが想像され二人が身近に感じられる。漱石を、門人を、家族を思う子規がいとおしい。ますます子規の、そしてツンデレ?の漱石のファンになった。
0255文字
pirokichi
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ネタバレ2018年発行。シリーズ7作目。終わってさみしい最終巻。これまで主に描かれていた、愛奈、彩加、理子、亜紀のそれぞれの旅立ちが描かれている。学校司書、地元でブックカフェの共同経営、店長として吉祥寺店から福岡店への異動、本社MDから吉祥寺店店長への返り咲き昇進など、それぞれ職場は違うけれど、本に対する思いは同じ。読み終えて、扉にある「本と本屋を愛するすべての人に。」の意味するものがあらためて胸にじわ~っと押し寄せた。解説の白川浩介さんが書かれているように、私も十年後の西岡理子がみたい。
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読んだ本
1458

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読書データ

プロフィール

登録日
2016/04/21(3266日経過)
記録初日
2020/01/12(1905日経過)
読んだ本
1458冊(1日平均0.77冊)
読んだページ
368431ページ(1日平均193ページ)
感想・レビュー
1458件(投稿率100.0%)
本棚
6棚
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東京都
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