ネタバレ思っていたより分厚く、ところどころで話が間延びして入り込めない部分があったけど、ストーリーが大きく展開するところは夢中になって読めた。総合的な印象としては王道ファンタジーっぽくて良い。 ただ、世界観に合わなかったり使い方に違和感のある言葉遣いがちょいちょい気になった。そこそこ地位のある年配女性が「それよか」って言うかなとか、会話相手の兄（面識なし）の事を「兄上」って呼ぶかなとか。 まだ続きがあるってことは、これはプロローグなのかな。

ネタバレファンタジーというより歴史小説か伝記を読んだあとのような後味の悪さ。人生のままならなさや報われなさ、英雄と呼ばれた人物の実像を描くという点では居たたまれなくなってしまうほどリアルで切ない。 作り込まれた良い作品だと思うけど、登場人物の口調の軽さや若干感じるラノベテイストがストーリーの重厚感に合っていないのがやはり残念。（あと、前半部分のテンポの悪さ）

ネタバレ思っていたより分厚く、ところどころで話が間延びして入り込めない部分があったけど、ストーリーが大きく展開するところは夢中になって読めた。総合的な印象としては王道ファンタジーっぽくて良い。 ただ、世界観に合わなかったり使い方に違和感のある言葉遣いがちょいちょい気になった。そこそこ地位のある年配女性が「それよか」って言うかなとか、会話相手の兄（面識なし）の事を「兄上」って呼ぶかなとか。 まだ続きがあるってことは、これはプロローグなのかな。