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2025年12月の読書メーターまとめ

かりぐらし
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2025年12月に読んだ本
16

2025年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

かりぐらし
五味太郎さんの名作絵本を彷彿とさせるタイトル。銀座の歩行者天国に突如現れた人魚姫の王子様を巡る、ハートフルな連作短編集。人魚姫を失ってはじめて自分の過ちに気づき、人魚姫を探し続ける王子様と、それに遭遇する人生の転機に立つ登場人物たち。前に読んだリカバリーカバヒコと構造は同じだが、こちらの方が面白い。しかし王子様の正体にはびっくりした。日常系ファンタジー。
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2025年12月にナイスが最も多かったつぶやき

かりぐらし

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2025年12月の感想・レビュー一覧
16

かりぐらし
独創的すぎる設定のミステリー。かなりカオスなのにミステリーとしても成立している不思議な作品。SF要素とスプラッタあり。時空や時間が歪む作品を読むと混乱する人間だけど、これは読みやすかった。詳しい感想はとても言えないけど、グロいものが嫌いじゃなければハマるはず。白井作品は2作目だけどこの作風はとても好きである。
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かりぐらし
家族の物語が3遍。すでに事が過ぎ去り、来るところまで来ている家族を描いている感じ。「あひる」の不穏さは今村夏子の本領発揮といったところ。おばあちゃんの家と森の兄妹は、解説によればリンクした作品らしいが気づかなかった。おばあちゃんの家の方がより得体の知れない怖さを感じる。
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かりぐらし
作中作兼二重の叙述トリックという、ミステリの醍醐味ぎゅっと詰め込み作品。でも内容的には十角館と水車館の方が好き。PS版のゲーム「YAKATA」では迷路館パートが一番キツかった記憶が蘇った。次は人形館を読むかドラマ化される時計館を読むか悩みどころである。
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かりぐらし
シュールで不条理な世界観に戸惑ったが、内容は意外と読みやすい。強盗に自分にとっての大切なものと魂の51%を奪われた人々。奪われた51%は自分自身で回復しなければ最悪死に至る。奪われた人やその家族にあらゆる不思議が襲いかかる。語り手の妻は身長が日に日に縮んでいく。他にも足首のタトゥーのライオンが飛び出してきて追い回されたり、無数の小さな母親が増殖したり、夫が雪だるまになったりと、現実とも非現実ともつかない現象が繰り広げられる。ダークユーモアで面白かった。
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かりぐらし
内容等まったく調べないで読んでみたらいい意味で期待を裏切られた。もっと軽い内容の本かと思ったら文章は硬いし想像以上に専門的で、何より非常に美しい物語だった。調律師という身近にはない職業。ピアノの音は弾き手によって変わり、ピアノが置いてある場所によって変わり、何より調律師の腕によって変わる。ピアノのことをそんな風に見たことがなかった。羊と鋼が何を意味するのかも読んでみるとわかる。外村や双子が今後、苦悩しながらも自分だけの音を掴んでいくんだろうなという希望ある終わり方。とても良い。
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かりぐらし
排除するのはもちろん差別、しかし過剰に特別待遇する姿もある側から見れば差別に見える。人種の違いは埋め難く、対等な関係になるのは難しい。黒人女性とばかり付き合い、友人もほぼ黒人のケリー。シッターとして雇ったエミラに気を遣い、気に入られようとするアリックス。どちらにも純粋な思いの影に隠された差別意識があり、エラミの方ではそれを全て感じ取っている。ストーリーが純粋に面白く、続きが気になって一気に読めた。
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かりぐらし
キングの短編集。表題作、草刈り機の男、死のスワンダイヴ、ジェルサレムズ•ロットの怪が特に好き。312号室の女は明治の文豪が書いたら純文学になりそうな内容だけど、ホラーの帝王の手にかかると何だか不穏な雰囲気になるのがすごい。とにかく全部面白い。新井素子による解説は素子節全開で、果たしてキングの読者に受け入れられるのかといらぬ心配をしたりしつつ、やはりキングは読んだ方が面白いと思うのだった。
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かりぐらし
続き物と知らずに続編から読んでしまったが、これから読んでも何とか読めた。恋に生きるため子供を捨てた美雨ママと、恋に生きるため家族ともっと密に生きることを決めた有紗の対比。夫に裏切られようとも、生にしがみつくように夫に執着する高梨の妻と、復讐するために夫を離さないいぶママ。どちらの生き方も苦しく、他人から見れば滑稽で、でも当人たちには甘美な地獄。本当に地獄みたいな作品。有紗の夫が駄目夫なのはわかるけど、高梨の良さはわからない。何故そこにいく?むしろ登場人物全員の良さがわからない。でも面白い。
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かりぐらし
ホラーではなく怪談。静かで、あとからゾッと怖くなる話が集まっている。床屋の主人にまさに魔がさす瞬間が描かれる剃刀、死者の怨念を書いた破約、河童同士の奇妙ないざこざを書いた紅皿が良かった。内田百閒の件は何だか奇妙で不思議で、でもよくよく読むと怖くて面白い。
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かりぐらし
敷かれたレールの上を従順に走ってきたターレクにとって、アリーとの愛は唯一制御できない想定外の出来事だった。それによって彼は家族も国も捨てる事になるが、離れてもアリーへの気持ちがなくなることはない。「あなた」と誰かがターレクに語りかける不思議な文体だが、語りかけている相手が判明した時に物語の見方が変わってくる。2人の関係は悲恋ではなくただの不倫であり、その陰で苦しみ続けた妻と息子が不憫すぎる。祖母、妹、お手伝いさんそれぞれの心情や、周りから見た妻ミラの姿など丁寧に書かれており、とても面白かった。
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かりぐらし
五味太郎さんの名作絵本を彷彿とさせるタイトル。銀座の歩行者天国に突如現れた人魚姫の王子様を巡る、ハートフルな連作短編集。人魚姫を失ってはじめて自分の過ちに気づき、人魚姫を探し続ける王子様と、それに遭遇する人生の転機に立つ登場人物たち。前に読んだリカバリーカバヒコと構造は同じだが、こちらの方が面白い。しかし王子様の正体にはびっくりした。日常系ファンタジー。
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かりぐらし
作者がよくテレビに出てるけどなんか鼻につく人で、それだけで読むのを敬遠していた作品だがそろそろ読んで見ようと借りてきた。強烈な陽キャが書いた青春物語といった印象。想像していたよりは純文学寄りの作品であった。バレー部のキャプテン桐島くんが部活を辞めた事実を巡る高校生たちのエピソードあれこれ。いやまさか桐島は直接出てこないとは。それがわかっただけでも読んで良かった。
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かりぐらし
ネタバレ面白かった!下巻も一気読み。アンモラルな佐竹の出現で下巻は一気にアングラな雰囲気に。まずは小者の邦子がやられ、弥生も落ちる。ヨシエは最後まで何かと不幸に見舞われるもののあの人は自ら呼び込んでいる感もあり。そして最後に雅子。雅子は死ぬまで自分の罪に追い続けられる人生であろう。こんなに面白いならもっと早く読んでればと後悔。他の本も読んでみたい。
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かりぐらし
ネタバレ序盤から一気に引き込まれてノンストップで読んでしまった。ちょっと面白すぎる。深夜の弁当工場に勤める4人の女性。家庭の不和あり金銭の問題あり、うちに秘めたそれぞれの不幸。夫のDVに悩み突発的に夫を殺害してしまった美貌の主婦弥生が、堅物な雅子に泣きつき、色々あってパート主婦4人での遺体遺棄の共謀が始まる。これがまた杜撰でハラハラする。そして裏社会のヤバい男たちも絡み出し、目が離せない展開。下巻も楽しみ。
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かりぐらし
スケールの大きすぎる物語だった。IIまでは物理や天文の難しいところがわからなくても、最終的にはそういうことかと理解できた。しかしIIIはよく分からなかった所はよく分からないままで進むしかない。1と2は前半は読み進めるのが大変で後半になると一気に面白くなったが、3に関しては後半は巨大な夕焼けを眺めているような感覚であった。なんとか読みきったことに満足している。三体の戦艦が地球に到達して最終決戦になるんだろうなという浅はかな考えで読んでいたが、結末は凡人には到底思い描けないものだった。
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かりぐらし
表紙の可愛いロバはタレント動物のウサウマくん。テレビの企画で旅をしている。特殊な形で人と関わっている動物たちとウサウマくんが遭遇する短編集。どの話も面白い。動物側から見た人間の愚かさや滑稽さがユーモラスに描かれる。好きな話は卵を産み続けるイグアナ夫妻と不妊の飼い主夫婦の話とアゲハチョウを羽化させたカップルと冬に一羽きりで飛び立った蝶の話。動物対人の対比が面白い。セキセイインコと飼い主との最期を書いた青い羽ねむると、タレントロバの引退後を書いた表題作も良かった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/05/12(3526日経過)
記録初日
2016/04/03(3565日経過)
読んだ本
745冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
237960ページ(1日平均66ページ)
感想・レビュー
745件(投稿率100.0%)
本棚
9棚
自己紹介

読みたい本を読むおばさん。

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