作中の「現在」が大正時代ということに読んでいて気がついて、驚くこと数回。そうか、これそんな前に書かれたやつだっけ。違和感がないのは私が乱歩ワールドにハマりすぎたせい？初読みは二銭銅貨、二癈人、心理試験、D坂の殺人事件、鏡地獄。何度も読んでいる芋虫、大好きな赤い部屋、ゾクワクする人間椅子、屋根裏の散歩者。どれもやっぱり好きなんだけれど、初読みからのお気に入り追加は鏡地獄かなあ。執着しすぎるのは何事も危険ですわね。まだまだ読んでいない乱歩作品を、読まねばという気持ちにさせる一冊でした。

三体を全て読んで気になっていたその後、まるっとどころか、うわ、マジか！そんなところまで回収する！？もうコレ本編の続きでいいじゃんと思ってしまうくらい、諸々を綺麗に収めた感満載でした(個人の感想です)クェーサーのところで宇宙入門の本を引っ張り出し、智子のモデルを検索し、どっぷり浸かって読了。最後もさぁ、ずるいじゃんそれ！ってちょっと笑ってしまう。読んでいて何度もまた1巻から読みたくなるわけで、宝樹氏が素晴らしい三体ファンなのを痛感したし、それだけではない知識量と作品で、本当に読んでいて楽しかった。

なんだか妙にハマってしまったクトゥルフ神話。しかし、「名状し難い」「冒涜的な」邪神様の数々…ヴィジュアルが全然想像できない方も多く、クトゥルフ様が教えてくださるとのことで手に取りました（笑）『インスマス』の解説では自分でも秘密教団がデカい文字で書いてあるのどうなの、と思ったら同じこと書いてあって、ちょっと笑いました。４コマも楽しめるし、邪神の皆様が可愛らしいし、かなり詳しく解説もあって、クトゥルフ神話を読む傍らに置きたい一冊。他の作品も色々読みたくなった。

作中の「現在」が大正時代ということに読んでいて気がついて、驚くこと数回。そうか、これそんな前に書かれたやつだっけ。違和感がないのは私が乱歩ワールドにハマりすぎたせい？初読みは二銭銅貨、二癈人、心理試験、D坂の殺人事件、鏡地獄。何度も読んでいる芋虫、大好きな赤い部屋、ゾクワクする人間椅子、屋根裏の散歩者。どれもやっぱり好きなんだけれど、初読みからのお気に入り追加は鏡地獄かなあ。執着しすぎるのは何事も危険ですわね。まだまだ読んでいない乱歩作品を、読まねばという気持ちにさせる一冊でした。