はっきりとそれを否定する証拠が示されないかぎり、見聞きしたものが本物だと思い込む。真実バイアス。人は今聞いて、すぐに信じ、後から時々確認するだけ。この真実バイアスが詐欺や悪徳商法の格好のターゲットになる。対策の重要な一歩は、少し受け入れ、多く確認する。４つのハビット（集中、予測、思い込み、効率）が詐欺や欺瞞の温床になる。４つのフック（一貫性、親近性、正確性、有効性）。

柔道家時代、アメリカ修行、日プロでの活躍はよく知らなかっただけに新鮮で貴重。その後も猪木とのツートップで新日入りしながら、途中から一歩退く過程もわかった。前田戦をはじめ、いざとなったら出てくるときもよかったし、社長就任後、会社らしい会社にして、90年代黄金期を作ったのもよかった。

はっきりとそれを否定する証拠が示されないかぎり、見聞きしたものが本物だと思い込む。真実バイアス。人は今聞いて、すぐに信じ、後から時々確認するだけ。この真実バイアスが詐欺や悪徳商法の格好のターゲットになる。対策の重要な一歩は、少し受け入れ、多く確認する。４つのハビット（集中、予測、思い込み、効率）が詐欺や欺瞞の温床になる。４つのフック（一貫性、親近性、正確性、有効性）。

デジタル人材とは、事業とIT、顧客市場と会社、双方の言葉を使って、物事を進める通訳のような人材。アナログ世代とデジタルせだい、双方が理解しやすいように言語を翻訳できる人。従前からあるユーザ企業のシステム部門の現在進行形のようなイメージと捉えた。

バブルつぶしに、起業家たたき、中小企業保護、官僚たたき、高齢者は弱者。行き過ぎた正義は本当に困りもの。日経論説委員が過去の日経記事も含めて振り返っているのが面白い。

複雑化する社会に効率的に対応するため、組織の細分化と専門特化が進み、誰も自分のサイロ以外で何が起きているか知らず、知ろうともしなくなっている。事業部の独立採算性により互換性のない類似商品を作ってしまうソニー、3000人のリスク担当者がいてもサブプライムを見抜けないUBSと興味深い。著者のバックボーンである人類学の考え方、インサイダー兼アウトサイダーの視点により、サイロ問題を捉える。

リスキリングについて盛りだくさんに解説。まさに大全。スキルマップ、学び方マップ、ロードマップの３つのマップ。状況、行動、結果の学びの刈り取り3点セット。信念、流儀で整理するアンラーン計画シートとフレームワークが即役に立ちそう。著者が今でも一般向けのセミナー参加して学んでいることにも感銘を受ける。