初めての恩田陸さんの作品でした。 独特な世界観でした。遠すぎない、どこかにありそうな、でもなさそうな、不思議な感覚でした。 常野みたいな人になりたいなって思いましたが、能力的なものではなくて人柄の方。 常野の人たちの能力は決して良い事ばかりではなく、いろんな人たちと共存する中で自分を苦しめることにもなるということを静かな熱量で書かれていた作品でした。 でもその能力があることで人とは違う経験や苦しみをしって、人柄に繋がるのかな。 特別な能力がなくても、自分たちを振り返るきっかけになる作品だと思いました。

綱島が数度アンサーさんと会っただけでアンサーさんの反応や返答を予想できるのに少し違和感でしたが、 全体内容は読みやすく面白かったです！ 小さい頃に聞くメリーさんや怪異は程よく不気味で、でも事務所でのキャラクターのトークは軽快でバランスが良いです。 気楽に、でも夢中になって読書したい人におすすめです！

初めての恩田陸さんの作品でした。 独特な世界観でした。遠すぎない、どこかにありそうな、でもなさそうな、不思議な感覚でした。 常野みたいな人になりたいなって思いましたが、能力的なものではなくて人柄の方。 常野の人たちの能力は決して良い事ばかりではなく、いろんな人たちと共存する中で自分を苦しめることにもなるということを静かな熱量で書かれていた作品でした。 でもその能力があることで人とは違う経験や苦しみをしって、人柄に繋がるのかな。 特別な能力がなくても、自分たちを振り返るきっかけになる作品だと思いました。