読書メーター KADOKAWA Group

2024年5月の読書メーターまとめ

ちくわん
読んだ本
36
読んだページ
3956ページ
感想・レビュー
36
ナイス
586ナイス

2024年5月に読んだ本
36

2024年5月のお気に入り登録
1

  • uotake

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ちくわん
ネタバレ気になっていた「おくの細道」をコピーした教科書の地図と本書で辿ってみた。手元にあった山川出版社の「新全国歴史散歩シリーズ」も見ながら。福島県、宮城県、岩手県、宮城県、山形県、そして何と秋田県(象潟、さきがた)、山形県。新潟県から先は歴史散歩を持っていないので…欲しくなる。とりあえず大垣まで行き、謎は更に膨らむが、探求は継続とする。「一家に遊女もねたり萩と月」「むざんやな甲の下のきりぎりす」、これって横溝正史の獄門島。映画は確か小学校4、5年生の時だった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

ちくわん

2024年4月の読書メーター 読んだ本の数:26冊 読んだページ数:1485ページ ナイス数:421ナイス 右門一色? ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/690249/summary/monthly/2024/4

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
36

ちくわん
ネタバレ2000年4月の新潮社の文庫版。テレビドラマが生放送の頃は、まだ生まれておらず、「男はつらいよ」を映画館で観る習慣もなかったが、当然、渥美清は知っている。寅さんの格好をしたモノマネ?タレントがいた。亡くなられた時のことはうっすら覚えている。プライバシーは全く見せず、映画以外には姿を見せない。昭和はこんな感じだったなあ。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1932年10月の中央公論。明治二年、京都で大村益次郎を暗殺したとされる神代(本書では、くましろ、wikiでは、こうじろ)直人の最期を描く。革命の後は、暗殺や粛清を経て、徐々に収束する、ということか。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1933年12月の講談倶楽部。旗本だった金城寺平七は山県有朋の下男となる。ある日、同じ旗本だった柘植新兵衛に連れられ、本所石原町のめずらし屋へ。そこでお雪と出会う。有朋を連れていくとお雪を気に入り…。最後は有朋に捨てられたお雪に代わり、有朋の靴(ブーツ)を奪い取り、平七はそのまま今も深い大川に身を沈める。右門捕物帖や旗本退屈男以外の作品は(まだ2作目だが)なかなか味わい深すぎる。どれくらい書いたのだろうか、佐々木味津三は。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ初出不明だが新聞連載を感じる。門前町の刺青師久助が殺される所から事件は始まる。登場人物は武田信玄の埋蔵金に絡む人々。時は将軍吉宗の頃なので、結構経っている。江戸であれこれやっているうちに、最後は怒涛過ぎる展開。やはり新聞連載とみる。どなたか読まれた記憶ありませんか?
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ2007年5月の本。パラパラと。何人かは読んだことがある。こうした方々が日本の現代の思想、なのだろう。問がついているが手が出ない。本書222ページに対して解答編が96ページ、凄。こうした本が読み込めなくなったことに年齢を感じる。ん?大衆文学に染まっただけか。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1931年6月の中央公論。二本松城で会津藩と運命を共にするか否かの合議を待つ藩主と五人の近侍。林田門七は波野千之介が若妻のことが気掛りで会津藩に合流しないのではと思い、千之介に若妻ことで嘘をつく。信じた千之介は‥。「厶ります」(ござります)という漢字が初登場。途中から「厶ります」だらけとなり、これが怪談。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ最終回。娘(途中から妹)が将軍綱吉のお気に入りになり、いきなり出世した腰本治右衛門。ふっとしたことで主水之介を恨む。娘を使ってハニートラップを仕掛け、不義密通を作り出し、これを大目付や将軍に耳打ち。窮地に追い込まれた主水之介は、それでも己を通す。「右門捕物帖」、「旗本退屈男」と続けて佐々木味津三を読んだ。十分楽しめた。最初はなかなか読み進められなかった「右門捕物帖」だったが、読書とは、いや人生はこういうものだ。と大きく出つつ感想としたい。不思議なものだ。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ大川にあがった心中の男女の死体。男は京橋糸屋の倅、女は新吉原の花魁という書き置きがあるが、調べると全くの別人で絞殺された跡がある。さらに主水之介の元に二人から別々に付け届けが…。花魁には他にも付きまとう男たちが…。ここまでは、天下御免の向こう傷、とは言っていない。が、さすが旗本、大名相手に…。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ江戸に戻った主水之介を峠なしの権次が訪ねる。知り合いの大工源七が鼠屋横丁にできた槍の道場の普請に出掛けたまま四十日も帰らない、とのこと。道場主は大阪からやって来たらしい。果たして主水之介の退屈は解消できるのか。登場する護持院隆光、竜造寺長門守、釣天井、分銅流し騒動とかは史実?
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ気になっていた「おくの細道」をコピーした教科書の地図と本書で辿ってみた。手元にあった山川出版社の「新全国歴史散歩シリーズ」も見ながら。福島県、宮城県、岩手県、宮城県、山形県、そして何と秋田県(象潟、さきがた)、山形県。新潟県から先は歴史散歩を持っていないので…欲しくなる。とりあえず大垣まで行き、謎は更に膨らむが、探求は継続とする。「一家に遊女もねたり萩と月」「むざんやな甲の下のきりぎりす」、これって横溝正史の獄門島。映画は確か小学校4、5年生の時だった。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ二千八百石の旗本大和田十郎次は知行地でやりたい放題。怒った領民が91才の神主に一揆を持ちかける。これを回避し、問題を解決すべく主水之介は江戸から妹菊路を呼ぶ。見事、十郎次を捕らえ…。大目付に提出する書類に「書判(かきはん)」を促すシーンがあった。書判とは、「昔の文書の末尾に書いた署名」。これってサインでは?日本はいつから印鑑を使うようになったのか?まっ、もうすぐなくなりそうだが…
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ甲斐の身延で参拝客の懐を狙う女スリを追って寺に入った主水之介。そこには悪行三昧の僧と女スリ、愛し合う若い僧と若い尼僧…。誰が誰だか、よくわからないうちに、主水之介が悪を懲らしめる。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ身延から江尻港に出て海路石巻へ。しかし仙台市内では旅籠が旅の武家の宿泊を拒否する動きが。何でも仙台藩が他国の武家を厳しく監視し、何かあれば宿の者も連座させる。誰が見ても藩ぐるみで何かを隠している様子。そんな中、主水之介の退屈凌ぎで仙台は大混乱。やはり旗本は徳川家直下の侍だということを再認識させてくれる。妥協はない、徳川大事、封建制度…。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1941年11月のレコード音楽社。野村胡堂の小説は興味はあったが、もう一方のレコード収集には全く興味はなかったので、これまでこちらの面は読んでいなかったが…。17人の作曲家の人とレコードを語る。一人以外は名前は知っていた。最初のヘンデルが1685年生まれ。日本は徳川綱吉が将軍。最後のドビュッシーが亡くなったのが第一次世界大戦中。楽譜があったからレコードになり、今はディジタル。感慨深い。相当クラシック音楽が好きだったようだ、熱は伝わる。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ三河岡崎のぐずり松平こと長沢松平源七郎の屋敷を訪れた主水之介。二千三百石ながら上野介の官位で三万石が足ささり大名級。参勤交代で屋敷の前を通る大名は、ご挨拶として石高に応じ金銭を納めるルールを徳川家が定める。(物凄い既得権)これを守らなかった島津の大名がこってり絞り取られる。見方によっては主水之介は…
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ2020年1月の本。日本語は膠着言語、くっつけたり略したり変形させやすい。宮沢賢治のオノマトペやひらがな使いを高く評価。ロジャーさん自身も賢治を英訳しているようだ。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ京都島原。珠数屋(あれ?確かにKindleでは、こう)のお大尽を取り巻く四人の京都所司代の役人。珠数屋が所有する幸運の観音像を隠れキリシタンの証として、珠数屋の私財二十万両の横領を企てる。武士、役人として許せない主水之介は京都所司代に乗り込み四人の片腕を…。次はどこだ?
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ2013年11月の本。三人目、経済学者ダロン・アセモグル氏。「国家はなぜ衰退するか」(2013年6月)。収奪的が包括的を上回る状態。支配者による財の吸い上げ、このシステムに耐えきれなくなると国家は衰退し、破綻ないしは国家の形が変わる。ん~ん、やはり中国四千年は勉強になる。特定の人物や企業への称賛が鼻をつく。○○的、○○性の使用頻度が過ぎる。インタビューの翻訳なので、この辺りは…。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ2004年7月の本。第一章の夏と殷に始まり、第六章の明、清まで。巻末の年表をコピーして、本文と照らし合わせて読む。四字熟語が登場する度に先日読んだ「身近な四字熟語辞典」で振り替える。果たして何人が登場したのであろう。三国時代では小学生の頃読んだ横山光輝の三国志を思い出す。あの顔がいいんだよなー。全60巻、読みたいが…床屋へでも行くか。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ将軍綱吉の頃。馬術の御前試合で肥前の古高新兵衛と宇都宮の黒住団七が争う。先頭を行く古高はどこからか飛んできた鉄の扇が当たり落馬。そのまま亡くなる。しかし死因は馬の鞍に仕込まれたハブに噛まれたため。見破った主水之介は馬丁を捕まえ、真犯人を暴く。最後に悪人を斬った主水之介は何処かに…。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ主水之介の屋敷に町方に追われて逃げ込んだ百化けの十吉、実は誘拐・人身売買の極悪人。善人を振る舞うが主水之介に怪しまれ、毒殺を試みるが…。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ直参旗本千二百石、本所長割下水に屋敷をもつ早乙女主水之介。元禄の泰平で「退屈で退屈で」。登場人物は妹の菊路と淡路楼の水浪か。右門の伝六のような軽快なキャラはなしか。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ2007年11月の文春文庫。元は福島民友新聞に掲載された「漢字の世界 四字熟語」を加筆・編集。366の四字熟語が登場、何度読んでも楽しめる、覚えられないから。さて、著者の石川氏、新元号案「万和(ばんな)」を考案された方。4月22日の新聞を読んでビックリ。ジェロムレバンナみたい、と思ってはいけないのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ2020年2月検定の本。上の子の版とは少し内容が変わっている様子だ。魯迅の「故郷」を読む。また、松尾芭蕉の「おくのほそ道」が気になる。江戸、日光、松島、平泉、出羽三山、新潟、金沢、小松、敦賀、大垣。こういうルートだったんだ、初めて知った。この教科書に載っている俳句地図をコピーしてKindleで現代語付きを購入して、旅に出よう!
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ2017年2月検定の本。日本語を用いての様々な表現。スマホやSNSのおかげで幅が広がる。さりとて基本もしっかりしつつ。文章サンプル集ということて様々な方々の文書を引用しているが、ここだけでも面白い。んが、問題は授業で教科書をまったく使っていないこと。もったいない、もったいない。やはりデジタル教科書にすべき…しかし、作る方々のモチベーション等々。いずれ、このすばらしいコンテンツを使わないとモッタイナイお化けが出る、と思った。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ2021年3月検定の本。SNS、チョコレート、羽生結弦、espors、野村萬斎、映画「この世界の片隅に」、コンビニ、AI、マイクロプラスチックと、私が高校生の頃には、話題にならなかった事ばかり。わからない単語はスマホで調べ、発音もチェック。素晴らしい。(私が高校生の頃に、野村萬斎も高校生だった?)
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ本所達磨横町の左官長兵衛は博打好きで仕事に身が入らない。生活も立ち行かず、なんと娘のお久が自ら金策で遊郭を訪れる。ここで百両を借りて帰る途中の吾妻橋、店の金を奪われたと思い込む文七を助ける。そして百両をあげてしまう。最後はタイトルのようにめでたしめでたし、どんと晴れ。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ鳥越桟町の甲州屋の娘お梅は手代の粂之助と恋仲に。そこで内儀のお杉は一旦粂之助に暇を出し、時期を見て二人を夫婦にしようと考える。しかし、我慢できないお梅は家から五十両持ち出し、粂之助が身を寄せる寺を訪ねるところ、三次郎という悪人に騙され金は奪われ殺される。一方、三次郎はお梅から聞いた話から粂之助を訪ね、こちらも騙して八十両を用意させる。そしてお梅の弔いの場ですべてが明らかに…
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレやまがら使い(小鳥を操る見世物)のお駒は、鳶頭の音蔵殺しで捕まるが証拠不十分で無罪放免となる。音蔵の妻とお駒にまとわりつく男、一人?二人?やがて音蔵と同じ場所、同じ手口でまとわりつく男も殺される。果たして犯人は。最終回。お駒が置いていったやまがらを飼う伝六に泣けた。岡本綺堂と野村胡堂の間の作品。私は肌が合った。伝六のマシンガントークを作品によって相手の仕方を変える右門。たぶん「旗本退屈男」も読んでみるだろう。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ塗町の医師、岡三庵の家の二階の床の間に掛けた掛軸が次々と血に塗れる。娘の千萩は実は三庵の恩人の忘れ形見。実の息子の三之助は、千萩の許嫁だか家を出た。実は千萩には、世間様には知られたくない趣味があり…。と、「実は」だらけのお話。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレいよいよラストスリー。本郷加賀藩屋敷前に若い武家の変死体が。事件を右門に知らせた同僚も矢で射られる。果たして真犯人は…。タイトルの「子持ち硯」は、事件解決に利いていないと思う。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ伝馬町の牢屋で豊太が梅五郎に刺殺された。二人は同じ日本橋の両替屋鈴文の手代。二人とも自分が店の金千百三十両横領したという。誰が牢屋の梅五郎に匕首を渡したのか。ミステリーの陰には鈴文からのれん分けしたばかりの両替屋鈴新の主人新助と娘お竹の存在が…
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ蔵前の首尾の松に五人の船頭の絞殺死体が吊るされる。伝六が怪しい女を追い詰めるが、女は消える。現場に残された遺留品から大奥の御殿医の未亡人が浮かぶも、伝六が見た女とは違う。前半はスリリングな展開だったが、突然現れる事件の真相に、「そんなのありか!」というちょっと残念な気持ちにさせられた。これは大どんでん返しとは呼ばない。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ朝、母マキが風呂で絞殺され、捕まった父を助けて欲しいと伝六に願う子どもたち。しかし、父は前夜、母の金七百両を持ち出していた。右門が現場の風呂を見ると子どもの手形が…。果たして。ヒントは、というよりも答えは冒頭に。なぜか「湯殿山麓呪い村」を思い出す。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ幸吉に嫁いだお冬。新婚早々、二人で仲睦まじく風呂に入ったら、なんとお冬の二の腕に「喜七いのち」の朱色の刺青が。お冬に心当たりはないという。果たして…。奉行所が扱う事件なのだろうか?
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ隠し井の淵で見付かった若い武家の毒殺死体、刀番の中山数馬。将軍から修理を依頼された槍を偽物と入れ替え隠し持つ槍師、行徳助字。二人を結ぶ御台所の腰元、岩路。三人の関係は。エゴは皆の身を滅ぼすのか…
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/07/08(2908日経過)
記録初日
2016/07/07(2909日経過)
読んだ本
1745冊(1日平均0.60冊)
読んだページ
359761ページ(1日平均123ページ)
感想・レビュー
1745件(投稿率100.0%)
本棚
12棚
性別
血液型
B型
職業
その他
自己紹介

ポーと円朝を頑張ろう。しかし、決して目標を可視化はしない。人生とは、そういうものではない、とつくづく思う。(2024年5月19日更新)

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう