読書メーター KADOKAWA Group

2023年10月の読書メーターまとめ

菊地
読んだ本
72
読んだページ
21981ページ
感想・レビュー
72
ナイス
257ナイス

2023年10月に読んだ本
72

2023年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

菊地
異能力持ちケンカップルの逃避行もの。 「時間差テレパシーによる事象改変」というアイディア自体は面白かったけど、事象改変の制限・限界に曖昧なところが残っているのでそこは気になったし、その能力一つで「巨大組織を使った大天才」相手に立ち向かうことが出来るかというと少し疑問が残るところではあった。 んー、要所要所で面白く感じるところはあったけど、キャラクター造形と含めて個人的な好みとズレるところ、気になってしまうところが目立っていたので、総合的にはそこまで刺さらなかった印象。嫌いでもないけど好きにもなりきらない。
が「ナイス!」と言っています。

2023年10月の感想・レビュー一覧
72

菊地
追放された聖女がヒーロー役に溺愛されながら幸せになるタイプの作品。 忍者要素はそこまで「面白さ」には繋がっておらず、「コナモノ」要素も飯テロするレベルでもなくグルメものとして読める程ではない。「魔王討伐」が一種の力試しアトラクションになっている設定や聖女の管理や力関連などのちょっと珍しい設定はあるけど大筋としての印象は定番のものと大差はないかなぁ。 元婚約者は胸糞悪いキャラなので断罪されたらスッキリはするだろうけどザマァ展開も中途半端で、色々と伏線が残りっぱなしなのでスッキリしないのでそこは減点ですね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
自分を「自他共に認める不細工」と明言して実際に学校中にイジメられてる主人公のイラストが優男風な時点で「アレ?」と思ったけど、ちょっと身綺麗にしたらイケメンって何やねんそれ。そもそも「ルール無視」や数字回り等の全体的な世界観設定が粗雑で、些細なことから何でも過剰に大絶賛するスピーカーと化した掲示板や諸々のキャラが気持ち悪いし、敵の謀略・攻撃もあまりに稚拙、何かもう「主人公が賞賛され好かれる世界」を描きたいだけが前面に出過ぎてしんどい。現代ダンジョン物が読みたくて買ったけど僕には徹底的に合わない作品でしたね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
ネタバレ「恋の象徴」だったものが捨てられるシーンは切なかった。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
異能力持ちケンカップルの逃避行もの。 「時間差テレパシーによる事象改変」というアイディア自体は面白かったけど、事象改変の制限・限界に曖昧なところが残っているのでそこは気になったし、その能力一つで「巨大組織を使った大天才」相手に立ち向かうことが出来るかというと少し疑問が残るところではあった。 んー、要所要所で面白く感じるところはあったけど、キャラクター造形と含めて個人的な好みとズレるところ、気になってしまうところが目立っていたので、総合的にはそこまで刺さらなかった印象。嫌いでもないけど好きにもなりきらない。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
んー、聖女の能力が最初から発揮されていれば揉めなかっただろうところ、「一波乱」を起こしたいという作者側の都合で「能力がなくなった」ことにされてるように感じてしまい、なんかもう正直「面倒くさいなぁ」という展開だった。 蛇足とまでは言わないまでも、正直かったるい展開の2巻だった。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
数あるラノベの中でトップクラスにハニートラップに弱い主人公。 何というか、うん、正直ジュブナイルポルノで出して、エロシーンを本番迄ガッツリ描いたほうがいいとは思うかな。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
コメディタッチなキャラクターたちの存在感のおかげで、良くも悪くも定番過ぎる知識チート商材がでも手堅く面白さに繋がっている。悪くない。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
茉莉花さん、悪女演技を経て、皇帝を誑かせるようになってきた。成長してる。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
甘々なラブコメ。良くも悪くも大半のシーンでイチャラブしているだけなので途中でお腹いっぱいになってしまったところあはるけど、この1冊で完結であるならある意味満足感はある。 正直、一番気になる「付き合って結婚するまでの馴れ初め」の部分がぼやかされていたのが少し残念だった。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
「異世界に現代グルメを持ち込む」というタイプのグルメもの。 辻そばは富士そばのもじりだとは思うけどそれなりには面白い。 ただ面白いは面白いんだけど普通の「料理店」ではなく「辻そば(富士そば)」という店舗・メニューを絞ってしまった苦しさは随所で感じてしまった。 結局「富士そば」のメニュー数・メニュー傾向を超えたものを出せないから、その限られたメニューの中でドラマや食体験を描かないといけないから早々にネタ切れはしそう。 「辻そば(富士そば)」に限定した利点よりは、欠点の方を強く感じてしまいましたね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
入門書としては手堅い情報がそれなりにまとめられているので、「一から西洋絵画の(歴史を含めた)知識が欲しい」と思った人が最初の1冊として手に取る悪くない1冊だとは思う。 ただ、ある程度の知識がついてきた人にしてみれば情報の整理に使うくらいの情報濃度である。 知識レベルが適切な人が手に取るならいい本だと思います。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
んー、内容自体は嫌いでもないんだけど、いまいち主人公やヒロインのキャラクターが刺さらないところはある。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
「動機」や「誤認」の部分に少し強引なところも感じたけど、総合的にはミステリとして手堅くまとまっていた印象。猫はいい。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
長らく離れていた父と娘が距離を縮めていくホームドラマ要素、日本とフランスのカルチャーギャップを描く文化交流ものとしての両面がある内容。 父娘の生活はドラマティックな事件は起きないけど、うっすらと温かく、しみじみとした面白さがある。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
リブートしたおかげで十数年越しの書籍2巻を読めたことだけで満足してしまったところはある。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
堕ちるのが早いので情緒には乏しいけど、ヌキゲーのノリとしては間違っていないのでしょうね。
菊地
あの状況で生き残った理由が割と合理的に説明されててちょっと感心した。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
ネタバレ愛に一直線な理想も能力も高い主人公、異常なほどの能力を持ちながら大抵のことに興味がなく世界を滅ぼしかねない危うさと重すぎるほどの愛情を併せ持つ皇帝、この「お互いにお互いの存在が救いであり唯一」というカップルのキャラクター造形が素晴らしかったです。 この巻全体でキャラクター紹介とプロローグといった趣だったけど、今後どのような展開を見せるのか、続きが楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
「傍若無人に好き勝手振る舞っていたのに(獣人少年のおかげもあって)周りから高い評判を得ていく」という一種の勘違いもののような内容。 ただ婚約破棄要素は看板倒れで、グルメ要素も、人助けも、敵との戦いも、全体的にかなり大味で世界観も雑。 正直ここまで大味な内容だと僕の好みには合わないかなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
無手で効果的に戦える戦闘技術がないのに簡単に刀を投擲しすぎだと思う。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
ネタバレ主人公に惹かれた理由が「デブ専」という身も蓋もなく納得するしかない理由で笑った。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
方向性自体は期待していたものと違ってはいないんだけど、艦船や部隊の準備や諸々の手続きや政治的な面などでページ数を食われすぎているので、「成り上がりもの」「スぺオペ」としてはテンポ感を損ねてしまっているところがある。 もうちょっと「ドンパチして出世」をテンポよく捌いてくれた方が好みには合うかなぁ。 後はまあ主人公が「死にたがり」になるまでの流れ・理由が予想以上にくだらない感じだったので主人公に対する愛着が未だに薄いところはある。今後の展開で主人公のいいところがもうちょっと発揮されるといいな、って思いますね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
主人公の緩いキャラのおかげで主人公が絡んでくると良くも悪くもゆるふわになってこれはこれで良かった。 設定の緻密さとかディテールの細かさとか求めている人には向かないとは思うけど、「ゆるいキャラ・ノリ」を求めている人にはいいんじゃないですかね。割と好きです。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
連絡短編としてちゃんと最後に落としていく構成が上手かった。そして何よりペンギンかわいい。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
戦地の図書館を舞台に、死に近い場所にいる兵士のための「娯楽としての本」、人を殺すための「兵器としての本」、その相反する二つを取り扱う一人の司書を起点に戦争という現実を描いている。 人を生かす・楽しませる本を愛しながらも、人を殺して壊れる本を扱わないといけない矛盾を抱えて悩む司書の姿は血生臭くも愛おしい。 「魔導書」というチートアイテムがあるならをハッピーエンドに描くこともできただろうに、戦場で意味もなく散っていく命、未練を残して死んでいく命に目をそらさず、泥臭く描いている姿勢がとてもいい。いい作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
清楚とは?(哲学)
が「ナイス!」と言っています。
菊地
「夢である女教師」の話かと思ったら教師要素はあまり関係なく「女教師が挫折した夢(漫画家)」をもう一度目指すかどうか」という内容で、「未来から離脱」も別にSF要素ではなく「将来を諦めた」という意味だし、タイトルが内容を適切に表していないのは上手くなかったかな、と。「挫折した夢の再起」というテーマが好きな人に正しく届いているか疑問。 内容としては自己の挫折感を女教師に投影してモルモットのように観察するほの暗さは好みが分かれそう。更にラストも余韻と考えるか投げっぱなしと考えるかで評価が変わりそうではある……
が「ナイス!」と言っています。
菊地
コンパクトにまとまっていて読みやすい。情報やエピソードに厚みはないけど、日本刀に興味を持ってから最初の方に手に取る1冊としては悪くないとは思う。
菊地
トリック返しによるやり返しは割とえげつないのに、最後には少し心が温かくなるようなラストでなんか悔しかった。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
正体を明かせなくても大切な家族を守ろうとする構図は好きだし、要所での盛り上がりは割と良かった。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
フィクションの世界に転生して、推しキャラに熱中するタイプの作品。このタイプの作品で後宮が舞台になるというのは少し目新しさはあったけど、基本的なストーリーラインは先行作品・類似作品と大きく違わなかった。 楽しめるかどうかの分かれ道は主人公の「推し活」テンションが好きになれるかどうかの部分という印象。。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
んー、なんだかパワーバランスが分かりづらくなってしまった気がする。
菊地
正しいハーレムの作り方。
菊地
主人公が少女に懐かれてるシーンは好き。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
完結巻。 前巻ラストで少し不穏な空気があったけどサラッと流された。環境が変わってもいつも通りの駄菓子展開で安心したし、新しい常連客がやってくるところなんか「お客が定期的に入れ替わっていく駄菓子屋」を連想させるようでなんか良かったです。 そして「駄菓子屋」というニッチなテーマでやれることが明らかに減ってきていたので、ここでピリオドを打つのはよかったと思います。 マイナス点を言えば幾らでもいえるシリーズでしたが、プラス点もそれなりにあって加点評価でいくならそれなりに好きなシリーズでしたね。お疲れさまでした。
菊地
キャラクターと勢いの勝利、めっちゃ面白かったですわ。 ここまでの人材が底辺配信者に甘んじていた理由付けもキッチリされているし、勢いだけじゃなくて要所要所でしっかりとまとまっている。 続刊が楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
ルークさんも猫軍団もかわいい。もう大好き。
菊地
複数ヒロインにそれぞれの良さがあって可愛い。ラブコメとしては大正義。
菊地
ネタバレキャラクターやトリックなど、正直全体的に合わなかったけど、うるるとさらら辺りはこの作者さんらしいくだらなさが逆に良かった。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
いいバディになってきた。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
現代ダンジョンもの。 チート展開はいいと思うんだけど、さすがに主人公の能力みたいに「無制限に強すぎる」能力には冷めてしまうところがある。個人的な好みとしては、ある程度の「条件」や「説得力」の下でチートをしてほしい。 あとはまあ、正直キャラクターが好きになれなかった時点で僕には合いませんでしたね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
追放された主人公がチート能力に目覚めて悪を断罪する話。 うーん、全体的に設定や展開が甘い。特に数字周りの取り扱いが荒い。 有限のポイントを使って能力を発動する割に、「その残量でその量のポイント使ってしまうと、それでどうにもならなかった時に詰んでしまわない……?」「そんな場面で軽々しくそのポイント数消費していいの……?」と思う場面が多すぎる。結果的にどうにかなって、結果的にポイントが補充されてる形だけど、生命線のポイント数管理が結果論にしかなっていないのが微妙。 全体的に軽さや荒さを感じることが多すぎる。
菊地
いわゆる勘違い・チートもの。主人公視点の緩さと、他者視点のシリアスさの対比が印象的。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
ここまでケレン味がある旭姫(朝日姫)のキャラ造形は中々に新鮮だった。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
ミステリとしての落とし方は喫茶の方が良かったし、ユーモア要素も良くも悪くもマンネリ気味ではあるけど、ヨリ子さんのキャラクター自体は嫌いじゃないのでそれなりに読めた。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
婚約破棄ものを、婚約破棄後の婚約者視点で描く構図。 恋愛偏差値の低い不器用な主人公と、可愛いヒロインの関係性がとても良い。家族関係も温かい。そこまで特徴的な設定・展開はないんだけど、全体的に上手くまとまっていてとても良かったですね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
サイキック要素の再整理と補強とヒロイン追加の巻。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
拾った子が英雄になって主人公が評価されるようになる話。 このタイプの作品、「主人公自身の実力はそこまでじゃないタイプ」と「主人公自身にも実力があるタイプ」の2種類あるけど、この作品は後者。 類似作品は色々と読んでいるけど、本作はそれらの作品と比べてもかなり微妙。 「英雄」「魔王」「パワーバランス」等の諸々の設定・ディテールがしっくりこないし、これだけ懐いている元奴隷の子たちが主人公のところに戻ってきていない理由もふんわり。 全体的に設定・キャラ・展開が期待した方向性と違いすぎて僕には合いませんでしたね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
ミステリの可能性がまだ残ってることを感じさせる発想が面白い。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
「本当は愛しているのに付き合い方を間違っての白い結婚」というタイプの作品。 んー、正直「ヒーロー君、キャラ変した後のその熱量なら、それ以前にもうちょっと上手くやれなかったものなんか……?」と思ってしまうところはある。
菊地
騎士達やリアム君、相変わらず安定してヘイトを稼いでくる。
菊地
ヘタレがヘタレ続けた末に何とか恋愛フラグを回収する話。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
ネタバレ「不貞を疑われた」恨みを効果的に使って物語を落としたこと自体は面白かったけど、主人公にとってはいいとばっちりだったな……
菊地
この作品の方向性的に(玩具がモデルとはいえ)巨大ロボットが出てくることについては少しズレている印象はある。
菊地
14年以上の本だけに書かれている情報は古い。ただその適度な古さ故に「アニメ世界史」を語る際の当時を記録した一資料としての価値を持っている気がする。 例えば違法視聴が問題になっていた当時から、動画サブスクサービスによって正規の方法でアニメが観れるようになったこと一つとっても、当時と今での激変した環境をつくづく感じる。 国内でも90年代後半からゼロ年代初頭にかけて都市部と地方で「無料で観れるアニメ」の格差が激しい時代があっただけに、「正規の方法でリアルタイムに近い速度感で観れる」ようになることは世界を変える。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
前巻の引きはなんだったんだ、というくらいあっさり帰ってきた。 ミステリ的な作り、キャラクターの掛け合いのノリは良くも悪くも平常運転。 悪く言えばマンネリ感はあったので、この巻で「結婚」という綺麗な形で幕引き出来たことについては割と肯定的です。 お疲れさまでした。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
学院長、実力はあるはずなのに小物感が半端ない。 「ヒロインを救う」展開、好き。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
エサでいいように使われる欲望に忠実なチョロい主人公好き。
菊地
原作同人誌既読。 淫靡で爛れた雰囲気がとても良かった。原作だとこの後に一人ヒロイン増えるし、そのキャラクター自体は登場しているけど、続編は出ないのかしらね。
菊地
西洋絵画の宗教画を観るうえで重要な「アトリビュート」に焦点を当てた一冊。 美術展などに行くと絵画に添えられた説明文で、「〇〇があるから誰」「〇〇があるからこの神」「〇〇は●●を象徴している」みたいな記述が散見するけど、散発的な情報は頭に入りづらいので、こういう風にテーマを絞ってまとめて貰えると一括して学べるので非常にありがたい。宗教画を観に行く前に復習したい、手元に置いておきたい1冊。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
ネタバレ第一部完。総力戦・大決戦という感じがしているし、いろんなキャラに見せ場があってとても面白かった。 三馬鹿達が色んな人の支えになっていて、彼らがいなくなった後の「大切な何かが確実に足りていない」生活の描写には感情が揺らされる。 その一方で、彼らにとっての戻るところが明確にあり、どこにいても彼らは彼ららしく生き抜いているという落とし方は素敵でしたね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
恋の謀略劇みたいな面とか、恋人にしっかりと確認することなく一方的に別れた主人公の行動とか、色々と言及するべきなところはあるものの、結局は「ヒロインのキャラクターが軒並み好きじゃなかった」という「個人的な好み」の問題だけでnot for meになってしまっている。僕には合いません。
菊地
友人の「悪役令嬢」を救ったことで疎まれて(実質)追放されるところから始まる物語。 「殺戮の魔道具」を作っていたという前世が、現世での行動規範を形作っているという構図には中々面白みがある。 「モノづくりチート」ものとしての面白さはある一方で、恋愛絡みの描写については少し好みから外れるところである。 この辺「恋愛・ヒーロー役」の描き方、一般的な少女向けレーベルと比べた時にメディアワークス文庫は癖が強かったりするんだよな……
菊地
終始飲んでいるような展開だけど、そんな「酒の場」「酒クズ」でも人を救うことがあるんだ、という描き方に面白みがありましたね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
効果とか値段のバランス・ディテールはかなり大雑把だけど、テンポがいいから読めるし、懐かしい駄菓子をモデルにしたものが出てくるとちょっとテンションが上がる。 すごく出来がいいわけじゃないけど、好きか嫌いかでいえば結構好き。
菊地
"空"に選ばれ魅入られた、あるいは祝福されて呪われた少女の物語。 自分の心が望むものにまっすぐに進む少女のひたむきさがとても良いし、空や飛行描写が好き。 ただ一部の男性候補生達が自分たちの「特別」に割って入ってきた「女」へ反発するのは理解できるけど、嫌がらせのやり口があまりに直接的かつ杜撰で度が過ぎている。こういう「嫌がらせ」ってもっと分からないように陰湿にやるものだと思うんだけど、バレバレの「攻撃」をしてしまう辺り、作品の拙さと思うべきか候補生の「幼さの発露」として描いているのか判断に迷うところがある。
菊地
例によって話の筋とは関係ない直接的なエロシーンが多くてジュブナイルポルノ的。 主人公グループに対して他グループの状況・末路があまりに悲惨すぎ、その落差に「主人公上げ」のための露骨さを感じてしまうところではある。 正直ここ数巻は惰性で読んでるところがあったけど、あとがき曰く次巻で終わりならとりあえず最後まで読むかという気にはなった。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
元々このシリーズ定番の「頭の悪いエロゲ風エロシーン」で話のテンポが崩れるのであまり好きでも無かったけど、最近のストーリーがあまり進まなくなっている状態でバカエロシーンにページ数割かれると微妙な気持ちになってしまう。 ヒロインを救っていく部分の熱量とかは好きなんだけど、ストーリーが進まないのはモヤる。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
主人公の、卑屈を装っていながらも実は尊大な陰キャで小物風なキャラ造形には新鮮味があった。ただ全体的には割と大味なところがあったので、シリーズ継続するかについては悩ましさはある。ただ、次の巻くらいまでは読んでみてもいいかなぁ、くらいの感じ。
菊地
そろそろ足場が固まって諸々の準備が整った感があるので、次巻辺りでは自重しない主人公の快刀乱麻な活躍を期待したいところではある。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
天真爛漫幼女は可愛く、親ばか主人公は面白く、ツンデレヒロインはがんばれ。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/10/05(5687日経過)
記録初日
2008/10/01(5691日経過)
読んだ本
11938冊(1日平均2.10冊)
読んだページ
3441250ページ(1日平均604ページ)
感想・レビュー
11823件(投稿率99.0%)
本棚
251棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
http://snowillusion.hatenablog.com/
自己紹介

登録しているのはラノベ、ミステリ、一般文芸、ジュブナイルポルノ、雑学本など。
漫画は登録していません。

・Twitter
http://twitter.com/snowillusion

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう