出会いもあれば別れもあるということで、ちょっと寂しさもありつつ、多幸感に溢れるお話でした。あいもかわらず、アンちゃんの食レポは胃袋を刺激してきます。和歌山への旅行気分も味わえて、爽やかな読了感。また続きを読みたくなります。

出会いもあれば別れもあるということで、ちょっと寂しさもありつつ、多幸感に溢れるお話でした。あいもかわらず、アンちゃんの食レポは胃袋を刺激してきます。和歌山への旅行気分も味わえて、爽やかな読了感。また続きを読みたくなります。

日本とアメリカの近代工業化で働き手としての女性たちを今までは語られてこなかった日常茶飯をどう過ごしていたのかという側面から紐解き、教育とは、地域に貢献することとはと大きな課題も扱う本でした。過酷な労働環境であったとしても、自分の稼ぎでおやつを買うことの楽しみ、書き物をして回し読む楽しみ、日常のちょっとしたことを一緒にする人のいることの安心感、私もわかると頷きながら読みました。気になったのは「対岸」という言葉。私にとっても「対岸」と感じる人たちがいることに気づき、掘り下げて考えてみようと思いました。

タイトルの考え方はいまいちピンとこなかったけれど、気軽に自分の気持ちを軽くできる考え方を紹介してくれています。

とても良かったです。著者がラジオに出演されたお話を聞いて手に取りました。2000年代にロシアの文学大学で文字通り貪るように学ぶ様子、友達との楽しい思い出、影響を与えてくれた恩師たちとの交流など、眩しいような思い出の中にも、今のロシアに通じる不穏な空気を感じ、クリミア併合、ウクライナ侵攻と繋がっていく種が社会に撒き散らされていたことを感じます。文学を読むということとは、そして学ぶこととは、多数の文化が接合する地域に住むこととは、様々なことへと思考を巡らせることができました。

どのアイスも本当に美味しそう！日本全国多種多様なアイスを眺めるだけでも幸せになりますが、この本を持っていくと割引してくれるお店もあります。さて、プロソフトクリーマーなる肩書きを初めて知りました。5000本以上を食べ歩き、1000万円以上を注ぎ込んでいるんだそう。アイスを食べ歩く時はラーメンなどの温かい物を挟むといいそうです。カロリーが…なんていってたらだめですね。恐れ入りました。

日本に8人しかいない切手デザイナーさんたちの仕事ぶりを紹介する本でした。それぞれの仕事への矜持を伺い、切手へのときめきが増しました。写真も掲載されているので、郵便局で気になっていた物を作ったのがこの方だったのね！という楽しみもありました。値段が変わってからいろいろと面倒で、コンビニや郵便局で切手を使わない方法を選択していました。これを機に、まだ使えていないものを使い切り、新しい切手をお迎えしたいです。

赤ちゃんのころから使っているぼろぼろになった毛布がいつでもどこでも手放せないベンジー。お父さんもお母さんもま、いつか手放せるでしょと見守っている様子が微笑ましいです。私はお気に入りだったタオルケットをいつの間にか捨てられたのが、ショックだったのを覚えています…

読友さんの感想を見て読んでみました。とても面白かったので、老若男女問わず読んでいただきたい！舞台は60年代のアメリカ。女性が化学者を志すものの、女性は専業主婦という考えの時代では全く理解されず、常に崖っぷち。そんな中でも仲間を得て奮闘していく痛快な物語です。幸いにもこの時代よりも、今の私がいる環境は女性もいることが当たり前になったけれど、変わらないこともあるなと感じたり、子どもを産み育てるしんどさは一人で抱えず周囲がおせっかい焼くくらいがちょうどいいのではと思ったり。誰しも心に残るシーンがあるはずです。

温かいお布団に今すぐ入りたくなるような絵本でした。お寿司のネタのお布団にくるまれて眠る様子があるのでさが、私はいくらがいいな。お布団のイクラは風船のように膨らませてぽかぽかしてるそう。どぽんと入りたい！

全ページ刺繍でお話が進んでいく絵本です。とにかく可愛らしく、刺繍で描かれたやぎさんがもこもこしていて触ってみたい！眺めているだけで、幸せな気分になれます。

バレットジャーナルに興味が出てきたので読んでみましたが、こりゃすごい。全部はとうてい真似できませんが、気になるかつ私でもできそうなアイデアを拝借させていただきます。