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2024年10月の読書メーターまとめ

ゆきりんご
読んだ本
8
読んだページ
2704ページ
感想・レビュー
8
ナイス
298ナイス

2024年10月に読んだ本
8

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • Yo

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ゆきりんご
自分のできることを誠実にこなしているのに空回りして上手くいかず、思い悩む人たち。上手くこなしているようにみえる人を敬ったり羨んだりするが、その人にも抱えている悩みがあって。職場の同僚や学生時代の友人などへと話がつながっていき、それぞれの状況が描かれていく。日常から少し離れたところに、癒される場所やものを見つけ、自分と向き合い、再び歩き出そうとする彼ら彼女たちにエールを送りたいと思った。それぞれが見つけた癒しのスポットが素敵だった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
8

ゆきりんご
ドラマがいいので原作を読んでみた。こちらもとても好み。ノエチとなっちゃんの喧嘩や空ちゃんとのこと、網戸張り替えの話などは、ドラマはほぼ原作通り。特別なことがあるわけではなく、日々の何気ないどこにでもあるような出来事が描かれているが、50歳で若いといわれる団地でのふたりの長い付き合いやゆるくてまったりした暮らしが心地よい。ドラマは原作にはない登場人物がいたりして話が広がっていくが、小説には小説の、ドラマにはドラマの良さを感じた。
コタツ猫
2024/10/24 22:01

(ヽ´ω`)ほんとこのドラマ良いですよね。キョンキョンと小林聡美ってところもたまらん。図書館6人待ちですわ。

ゆきりんご
2024/10/24 22:16

コタツ猫さん、おふたりとも、とてもいいですよね!ナイスしてくれた人の情報によると、本の方は続編があるみたいです。近々出版されるようですよ。

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ゆきりんご
ネタバレ古典部シリーズ3作目。文化祭での出来事を古典部4人の視点で描いていく。手違いから大量の文集『氷菓』を抱え、それぞれが販売方法を模索し、自分の持ち味を活かし行動を起こす。そんななか、連続して部活からものが盗まれるという事件が…。4人が視点となることで、それぞれの個性が一層くっきり。持たない人の、何かを持っている人に対する気持ちに細やかに鋭く迫っていて、苦さもあるけれど、それぞれの行動、その時々の胸のうちを追っていくのは楽しかった。
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ゆきりんご
魞沢泉(えりさわせん)シリーズ2作目。事件の全容を見通す能力は変わらずだが、それが少年時代から備わっていたとは。現代の社会問題に絡んだ話もあり、魞沢の人間性が感じられる話が多く、物語に深みが増しているように感じた。友人は少ないかもしれないけれど、その友人に向けた真摯な思いが胸に響く。淡々としているようでいて優しさにあふれている魞沢。今のところシリーズはあと1作。楽しみではあるけれど、ちょっと寂しい気もする。
が「ナイス!」と言っています。
ゆきりんご
自分のできることを誠実にこなしているのに空回りして上手くいかず、思い悩む人たち。上手くこなしているようにみえる人を敬ったり羨んだりするが、その人にも抱えている悩みがあって。職場の同僚や学生時代の友人などへと話がつながっていき、それぞれの状況が描かれていく。日常から少し離れたところに、癒される場所やものを見つけ、自分と向き合い、再び歩き出そうとする彼ら彼女たちにエールを送りたいと思った。それぞれが見つけた癒しのスポットが素敵だった。
が「ナイス!」と言っています。
ゆきりんご
昆虫好きな、魞沢泉(えりさわせん)。昆虫を追いかけていった場所などで事件に遭遇するが、その時々事件解決の糸口をつかみ、解決へと導く。昆虫には詳しいけれど、何をしている人なのか謎が多くつかみどころがない。けれどなかなか興味深い人物。起きた事件は、重大なものが多い割に、魞沢の飄々としている姿のせいか全体的にライトな印象。シリーズが進むにつれ面白くなるようなのでこの先が楽しみ。魞沢自身のことも明らかになるのかな。
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ゆきりんご
ネタバレ令和の現代に、現実にどこかで起きているのではと思えるような出来事を描いた短編集。子への名付けだったり、家族の引きこもりだったり、母親の支配だったり、不法滞在だったり。自分ではどうしようもないことで追い詰められ、事件の当事者になってしまう人たち。けれど、そこで終わらず、どの話も驚きが隠されていて。『有情無情』善意が裏目に出てのこの結果はあまりに悲しい。
が「ナイス!」と言っています。
ゆきりんご
なんという凄まじい世界。出だしは、そんなでもないように思えたが、終盤にかけて狂気が加速。地面師という言葉も、モデルとなった事件も全く知らなかったので、そんなことがあったのか、とただただびっくり。相手の功名心や弱みにつけ込み、悪知恵を働かせ、まんまと詐欺をやり遂げる。ここまで役割を分担し巧妙に仕組まれると、詐欺だと見抜くのは難しいだろうな。不思議と犯人サイドの危機にハラハラしてしまう場面もあって。でも悪そのもののような彼の言動は心底怖しい。実際の事件を追った本も出版されているので、そちらも読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
ゆきりんご
ネタバレ古典部シリーズ2作目。千反田えるが、またまた厄介ごとに首を突っ込み、古典部の面々も、それに引きずられて…。 文化祭の2年F組クラス制作の映画。未完成のその映画の結末を探すという、なんとも難しい問題に取り組むことに。そんなの無理じゃない、と思っていたけど、奉太郎はひとつの答えをみつける。けれど、そこで終わらず、そのあとに続く流れがじわじわくる。私が疑問に思っていたことが、タイトル下の英文に。それに対する答え、それぞれの行動の意味、胸のうちにあった思いが、最後に腑に落ちてくる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/08/21(3016日経過)
記録初日
2016/06/29(3069日経過)
読んだ本
1101冊(1日平均0.36冊)
読んだページ
339364ページ(1日平均110ページ)
感想・レビュー
539件(投稿率49.0%)
本棚
128棚
性別
自己紹介

🌸ラジオが好き🌸
radiko、podcast、楽しんで聴いています。

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