読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

ちどり
読んだ本
10
読んだページ
1908ページ
感想・レビュー
10
ナイス
130ナイス

2024年10月に読んだ本
10

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ちどり
この熱量半端ない語り口は何だろう。 すごく惹きつけられるしまた、遠ざけたかったりもする。 痴呆になりデイサービスを利用している女性が主人公。 毎日の日付もままならず、文字も最早書けない。 何度も聞いたことさえ覚えておらず、己のわからなさもわからない。 年老いたそんな姿は未来の己の姿と重なって苦しい。 だが幸せだったかと問われ、記憶を手繰らせていくうち、その記憶さえも己の記憶と重なっていく。 そうだ。あんなこともこんなこともあり、そしていつも誰かがいて、今も誰かに見守られている。死ぬことは怖くない気がした。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
10

ちどり
結婚に迷う娘とその夫婦 娘の彼氏とその親族たち。 娘の結婚への上がり下がりだけではなく 親である夫婦の問題も炙り出す。 熟年になるとこういう問題はどこの家族にも立ち上がると思うけど 母智子の感情についていけなかった。 途中まで旦那のことかっこいいとか、やきもちやくとかあって、愛情が残る場面があったのに 急に離婚とか安定してない。 そういうとこおんなじくらいの年頃のわたしには 理解不可能だった。趣味を仕事にして自立しているようで考え方幼いんだもの。
が「ナイス!」と言っています。
ちどり
高架下でややこしいものを売る店を営業し、高架下の1.5階に住む美子。 同じく高架下で店を持つサキ、ベーコン姉さん、太郎食堂、 そのほかにも美子の父と母、探偵、むつ子さん、逸子さんなど キャラ立ちするメンバーに囲まれてとても贅沢。 ジェットコースターみたいな上がり下がりはない日常をあったかい布団で包むような物語。 こういうお話だいすき。
が「ナイス!」と言っています。
ちどり
男と女の短編集。 父や母にしこりを抱いていたり 家庭というものから遠い女性たちが登場。 女性たちの輪郭が淡くてぼんやりしている。 結末の頃には形が定まるようなくっきりした作品もある。 穏やかに見えて主張のある作品たちだった。
が「ナイス!」と言っています。
ちどり
初期長野作品。 長野氏の作品は最近の作品の方がわたしの好みである。 BLが全面に押し出されてる。 氏の作品に出がちな少年と大人たち。 青い季節の物語。
が「ナイス!」と言っています。
ちどり
重めのタイトル。内容もため息の連続。 今、わたしが嫌いな人って、この女です というところに吹き出した。 ほんま嫌いなんやな。 こういう周りの人をざわつかせる人っているよね。 振り回されたくないのに。 向こうもきっとすーちゃんを嫌いなんだろうね。 逃げよ。逃げるが勝ち。
が「ナイス!」と言っています。
ちどり
小学生から中学生へと成長してくみのりと 姉や父母、姉の夫、姉の元彼氏などが登場する。 この作品は1991年と奥付けにあるので33年前の物語である。 最近読んだ江國氏の作品よりも こっちの作品のほうが良い。初期作品はキラキラしてる。 だが 33年前は大学を留年している姉の元彼氏と、中学生のみのりになんやかやあっても、美しい光景であったことだろうが、 今現在ではアウトであろうなと思いつつ読了。
が「ナイス!」と言っています。
ちどり
この熱量半端ない語り口は何だろう。 すごく惹きつけられるしまた、遠ざけたかったりもする。 痴呆になりデイサービスを利用している女性が主人公。 毎日の日付もままならず、文字も最早書けない。 何度も聞いたことさえ覚えておらず、己のわからなさもわからない。 年老いたそんな姿は未来の己の姿と重なって苦しい。 だが幸せだったかと問われ、記憶を手繰らせていくうち、その記憶さえも己の記憶と重なっていく。 そうだ。あんなこともこんなこともあり、そしていつも誰かがいて、今も誰かに見守られている。死ぬことは怖くない気がした。
が「ナイス!」と言っています。
ちどり
女の子の家には猫が6匹!うらやましい。 名前もみんな可愛い。ロロとかダダとかネネとかトトとか。 とてもおしゃんな絵本。 トトちゃんって名前かわいいな。そういえば角田光代氏の家の猫さんもトトちゃんだったような。
が「ナイス!」と言っています。
ちどり
帝国ホテルの会報誌に掲載された短編たち。 ほんとにほんとに短編で。 次から次へとひっきりなしに舞台が変わるので とても疲れた。 まあ毎日数編ずつ読み進めればいいんだけど 図書館借りの身としては読み進めざるを得ない。 今回の作品たちにとって 急ぎすぎる私はお呼びでなかった。ちゃんちゃん。
が「ナイス!」と言っています。
ちどり
製菓会社にコネ入社した茉子。 周囲にはパワハラを受ける若手社員やパワハラするベテラン社員、 就労管理ができないし職員を守れない社長、 それを諦念でもって見つめるパート職員。 登場する人物の中味全部見せられてお腹いっぱいである。 茉子のこと社長は残酷だって言ったけど 私はそうは思わなかった。 ということは、私も結構残酷なタチなのかもしれないな。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/08/04(5233日経過)
記録初日
2010/08/04(5233日経過)
読んだ本
2745冊(1日平均0.52冊)
読んだページ
597383ページ(1日平均114ページ)
感想・レビュー
2045件(投稿率74.5%)
本棚
18棚
性別
自己紹介

備忘録に記しています。おもに小説が多いかも。図書館に足を向けて寝れませぬ。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう