これまでで一番恋愛について正面から書かれた巻だと思った。恋愛で幸福と快楽と充足と屈服心でダメになった人を何人も見たことあるけど、あの人達もこうあって欲しかったなと思える物語だった。でも、これを前巻の沖縄修学旅行編より正統派のミステリーとして書くとは思わないじゃないですか。正面から恋愛を書くからあえての趣向だったのかも。今巻で一番好きなのは冒頭にある幕間。一番笑ったのは「口の中に変な味残ってる」です。爆笑した

他人に自分の作品を見せることに悶え苦しむ若人からしか摂取できない栄養がある。最高でした。カバー下のオマケマンガにいつもより笑うネタ多かったけど、一番笑ったのは68話の「（ホストでバイト始めたら）人を褒めるのに抵抗なくなってる」でした。私も社会人になってから人を褒めることに抵抗なくなったからね。わかる。

これまでで一番恋愛について正面から書かれた巻だと思った。恋愛で幸福と快楽と充足と屈服心でダメになった人を何人も見たことあるけど、あの人達もこうあって欲しかったなと思える物語だった。でも、これを前巻の沖縄修学旅行編より正統派のミステリーとして書くとは思わないじゃないですか。正面から恋愛を書くからあえての趣向だったのかも。今巻で一番好きなのは冒頭にある幕間。一番笑ったのは「口の中に変な味残ってる」です。爆笑した

初めて避妊具を自分で買い物した時のほうが初めてエッチした時より何倍も恥ずかしかったことを思い出させてくれた青春小説の佳作でした。メインヒロインは調子の乗るところも落ち込むところもすごく可愛くて、作者がこれまで書いてきたヒロインの中で一番好きです。メインキャラの人間関係に兄妹があるせいか、自分の中で子供の頃大好きだったアメリカのドラマ『フレンズ』っぽく感じたのもツボでした