ジグさんがどんどんかわいくなるのがとにかくステキ。魔女をかわいく書くとそれ以上にジグさんがかわいくなる謎仕様。特に今回はジグさんが精神的童貞であることが判明するとかたまらんかったです。ハードボイルドもお互いに敵対したら情を入れずに殺るが人間関係の絶対の一線になってるのも好き。今回は２巻までより時代劇要素少ないと思ったら師匠達が滅茶苦茶に時代劇要素が強くて楽しかったです

これで終わりなら残念なのですけど。海外ドラマみたいな描き方が好きだし。２巻はずっと主人公が過去と向き合ってるのだけど、それを女性キャラ達を魅力的に描くギミックとして見事に機能させてる。主人公が過去と向き合えば向き合うほどヒロイン達も自分と向き合っていくことで読者にドラマに読ませるのすごくよかった。存在感が薄く便利な負けキャラやんけと思わせる幼馴染ヒロインに終盤まで違和感があったのだけど、最後の最後に彼女こそが最強に自分と向き合ってたヒロインだと描くとか滅茶苦茶によかったです。さすが表紙

過剰な愛で異常になつく犬を拾ってしまった物語。一か所だけあるエッチなシーンが異常に濃くて印象的。主人公の親の描写を通じて個人経営の飲食関係の店が忙しいとちゃんと書かれてるのも好印象。暖かい４月に読むのにいい本でした。２人のその後ももう少し読みたいし、話だけ出た幼馴染が気になるので２巻は出してほしい。

ジグさんがどんどんかわいくなるのがとにかくステキ。魔女をかわいく書くとそれ以上にジグさんがかわいくなる謎仕様。特に今回はジグさんが精神的童貞であることが判明するとかたまらんかったです。ハードボイルドもお互いに敵対したら情を入れずに殺るが人間関係の絶対の一線になってるのも好き。今回は２巻までより時代劇要素少ないと思ったら師匠達が滅茶苦茶に時代劇要素が強くて楽しかったです

連載10周年で、長期間かけてキャラを育てるとはこういうことだと作品の実力を見せてくれるのに（この作品だから）特に意味もなく裸で土下座したくなる22巻でした。今までの連載中６年くらいは読者にどうでもよかったネタのための脇キャラがここまで最高のヒロインですよ、男を襲ってるだけなのに

順調にキャラクター達に近所に住んで欲しいと思う物語。すっかり一果さんがバカ兄が大好きすぎるしっかり妹という立ち位置に。でもそれって和のお父さんと妹（和のおばさん）の間にあった構図でもあるのだろうなと今巻の後半を読みながら思いました。自分の立ち位置に似てるキャラは共感しがちだけど、自分も今の街に大人になってから住みだして立ち位置に息苦しかったこともあるので、今巻の佳乃子さんはいろいろ共感とか思うことあった