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りんどうさんの感想・レビュー

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感想・レビューがありません
りんどう
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図書館本。冒頭が有名な作品。春が2階から落ちてきた。春の出生がすごくテーマとしては重い。重いが、決して放火とグラフィックアートの因果関係等のいわゆる謎解きという簡単な物ではないなと感じた作品。暗いテーマなのに、春と兄の泉水の言葉の掛け合いが絶妙で、正にキャッチボールのよう。そして、この2人の父もなかなかに人間として深い。大人になっても、2人で遊んできたのか?の声掛け。家族が抱える春の出生を考えると、なかなかそんな言葉掛けられないよと思う。伊坂幸太郎作品。ほぼ未読だが、この作品は飽きずに読了した。
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りんどう
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映画化に伴い、図書館で予約。好評だという帯表紙にまんまとハマった感あり。文章がかなり拙くて、昔で言うケータイ小説のような感覚。
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このミステリーがすごい!第23回大賞作品。図書館本。 パン屋でバイトを始めた大学生が主人公。 漫画家を目指しており、洞察力が優れている。 日常の謎をその洞察力を活かして解くというちょっとしたミステリー。普段、手の込んだミステリーを読む人にとっては、少し物足りなさを感じた。美味しいミステリーという表現もある様に、パン屋が舞台ではあるので、美味しそうなパンの描写も多くその辺は楽しめる。誰かが殺されるとか物騒な描写はない為、大人でなくても楽しめるかも。作者は、この作品でデビューとの事。この作品の続編も書けそう?
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りんどう
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成瀬シリーズの作者が、次の作品出したんだなと興味が湧いて、図書館で予約。婚活は、私の中では馴染みがなかったが、内容的にはかなりサラッと読めた。しかし、読み出して直ぐにラストが分かりすぎる。そこは、残念。もう少し捻りが欲しかったかなと。主人公よりも、婚活で出会った人々が、成瀬の様にキャラが非常に濃い。その辺は成瀬シリーズと似ていて、ちょっと飽きた部分もあり。琵琶湖、ミシガンが出てきた辺りは純粋に楽しめた。
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りんどう
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図書館本。リムジンって何だろう?何だか可愛いタイトルだなと思って借りてみたら、なかなかに辛いテーマの作品。小鳥が母親から受けていた虐待は、ネグレクトの様に、他人が見て分かりやすいものでないからこそ、理解してもらいにくい。児童養護施設での先生との間に起こった事、親友との間に起こった事。どれもなかなかに辛い。リムジンと出会う事で、食べる事が生きる事だと気付いていく描写は非常に良かったが、凹凸という表現はあまり腑に落ちず。そして、あまりにリムジンとの凹凸を受け入れるのがハードルが低すぎる点は、感情移入出来ず。
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りんどう
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朽ちないサクラの続編。図書館本。警察広報職員から晴れて刑事なった主人公。会計課の金庫から約1億円ともなる多額の金額が盗まれた。警察内部の犯行か?配属された機動分析係で、鋭い洞察力や、語学力を発揮する主人公。上司の黒瀬とのやり取りは、序盤からゾクゾクする描写。しかし、この黒瀬という警察官が、昔ながらの人情溢れる警察官であったりと、読者を楽しませてくれる設定に。素晴らしい能力を持っている主人公と言えど、あまりに無茶な行動には息を呑む。続編にも期待。この作家さんの文章は、非常に理解しやすくて、読みやすい。
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映画化に伴い購入。無料でこども飯を提供している食堂。その食堂の息子心也。心也は、大好きだったサッカーを怪我で諦め、暇な夏休みを迎える。彼の食堂に時々兄弟で食べに来る同級生、夕花。家庭に何か問題を抱えているとは思いながらも、なかなか話しを聞けないでいる間に事件は起こる。夏休みにたった1日だけの逃避行。それを見守ってくれる食堂の店主、心也の父親の温かさ。父親がこども飯を始め、続けている理由。これらが読み進めていくに色々と繋がり、胸が温かくなった作品。難しくないストーリーで非常に読みやすかった。
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シリーズ4作目。シリーズモノは、大体飽きてしまう傾向にある私が、このシリーズの中で今回1番良かったという感想。親と共依存し、生きてきた百合は、突然夫から離婚を言い渡される。何も出来ないと思っていたのに、一人暮らしを始め、テンダネス店へ出入りする様になり、人との繋がりを感じる様に。この章も凄く好き。今回、新たなヒーロー登場。コンビニでバイトをしている高木と高校時代からの舞人。この2人の学生時代のエピソードな思わず涙。高木が美味しそうにご飯を食べれる様になった理由。舞人が真のヒーローになった事。最高でした!
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りんどう
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映画化に伴い初読みの作家さん。岩手県から長距離移動をした犬、多聞。その長距離移動の道中で、時々人間に助けられ、一時的に飼い主が代わる。時には多聞という名ではなく別の名前で呼ばれる事も。多聞はいつも西南を見つめている。その理由とは?ラストの章にかけて、どんどんと明らかになる多聞の真実。その真実とラストを知った時に、思わず涙、涙。人間が多聞を助けたようで、実は多聞が人間を癒してくれる。多聞は守り神。文章は簡潔で非常に読みやすい。原作が非常に良かっただけに、映画を観に行くか迷う気持ちもあり。
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私の大好きな町田ワールド炸裂。廃校が決まったかなた町という田舎町の小学校。廃校前に卒業生、在校生、地域の人々が集まる秋祭り。この秋祭りを通して、人々の過去、現在、未来が様々に交差する。各章の主人公達は、懸命に生きる女性達。この小学校から見える燃える程の夕陽は息苦しくもあり、絶望的にも見える。主人公以外にも沢山登場人物がおり、各章に少しずつ散りばめられているが、別の章で書かれている文章が同じ様に書かれており、その辺は理解しやすい。この小学校で以前教師をし、現在認知症を患っている女性の言葉が深くて胸に染みた。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/10/08(3269日経過)
記録初日
2016/10/08(3269日経過)
読んだ本
153冊(1日平均0.05冊)
読んだページ
45585ページ(1日平均13ページ)
感想・レビュー
96件(投稿率62.7%)
本棚
0棚
性別
血液型
A型
職業
専門職
自己紹介

関西在住。看護師。子供の頃、母が絵本を与えてくれた頃からずっと活字中毒。読書メーターは登録をしていたものの、何年も放置していました。2023年の1月より読了の記録と感想をアップする様になりました。 ドラマや映画化のお知らせを聞くと、原作チェックが始まる私です。自宅に積読本が多いのですが、ついつい図書館での予約も欠かさないタイプ。看護師という多忙な仕事柄、読書のペースはゆっくりです。

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